はっきり感じた違い!
こんにちは。togariです!
今回は待ちに待った念願の試乗レポートお伝えします!
MAZDA MX-30 ロータリーEV試乗して参りました!!
ずっと待望していたMX-30ロータリーEVモデルを遂に体感!
ここまで長かった。。笑
マツダロータリー念願の復活モデルは各方面から高い評価を受けている1台ですが、
当ブログではこんなレポートでお届けします!
MX-30 EVモデルと乗り比べ!!
既に発売されているマツダ唯一のBEVと乗り比べ試乗!
バッテリーモデル同士の比較レポ―トはありそうで無かったんじゃないでしょうか!
先に結論を言うと、
ハッキリ感じたロータリーEVの実力!!
評判通りスッキリとしたドライブフィールは7世代スモール群のなかでも非常に高い仕上がりでした!
ロータリー復活の狼煙を上げるMX-30 Rotary-EVの魅力に迫ります!
カタログだけでは伝わりにくいクルマの魅力を現場から楽しくお伝えします!
取材ディーラー紹介
山口マツダのロータリーEV体験
今回取材させて頂いたディーラーさんは、
山口マツダ岩国店さんです。
ありがとうございました!
自分の愛車CX-30をお世話して頂いているマイDは豊富な試乗車配備が魅力のお店!
コンパクトモデルからSUVまでマツダ・フルラインナップでお待ちしています♪
山口マツダでは県内2台でMX-30 R-EV試乗車を配備。
県内ディーラーを巡回する形で試乗イベントが開催されています。
発売直後はMX-30ロータリーEVモデルとEVモデルの2台体制で巡回中!
MX-30同士で乗り比べ試乗が出来ますのでお近くの山口マツダで是非!
マツダ|MX-30 ROTARY-EV/EV MODEL “47時間モニター試乗体感” 実施中|ご購入サポート (mazda.co.jp)
全国のマツダディーラーではMX-30ロータリーEVモデル47時間試乗体験モニターキャンペーンも始まりました!
それではMX-30ロータリーEVの車両スペックを見て行きましょう♪
MX-30 Rotary-EVスペック
MX-30の本命グレード
今回取材した車両は、
MAZDA MX-30 Rotary EV Edition R/車両本体価格 491万円
本命グレードになるロータリーEVの特別仕様車“Editin R”は500万円に迫る価格帯で発売。
同クラスのコンパクトハイブリッドモデルと比較すると高めの部類に入るとは思いますが、ガソリンを使いながらプラグイン機能を持つ急速充電可能なPHEVモデルとして登場!
今なら補助金も貰えますのでロータリー復活の初物価格といった所でしょうか。
MX-30ロータリーEVのボディーサイズは、
全長:4,395mmx全幅:1,795mmx全高:1,595mm
大き過ぎず小さ過ぎずの日本最適サイズの扱い易さを持つモデルです♪
ようやくエンジンルームもコンパクトに収まってきましたね笑
新開発ロータリーは駆動用から発電用に代わり小型シングルローターを搭載。
モーターのみでの走行距離107キロとガソリン使用距離を合わせると航続距離700キロ超えの実力を持っています!
100%モーター駆動のPHEVの機能を持ちながら日本最適パワートレインで登場しました!
MXが付くマツダ車は歴代チャレンジングなモデルに命名されてきましたので、今回のMX-30ロータリーEVもここにきて本命グレード登場と言ったところですかね♪
特別仕様車 Edition R
Edition R専用エクステリア
Edition Rのボディーカラーはジェットブラックマイカのみのカラー展開。
現行マツダ車のなかでは個性的な顔立ちのMX-30ですが、漆黒仕様は精悍なスタイリングでカッコいいです♪
ツートーンカラーが設定されているマツダ車はMX-30とCX-3のみ。
Edition Rはマルーンルージュという特別色が採用され特別感が高い♪
100周年記念車を彷彿させるカラーリングが再現されています。
ブラック外装との組み合わせはスポーティーかつラグジュアリーな印象に♪
CX-30にもツートーンルーフ仕様出ないかな笑
ロータリーEVモデルは専用デザインの18インチアルミホイールを装着。
良い意味でマツダっぽくないデザインがカッコいいです。
Edition R 専用内装
基本的な内装意匠は通常モデルと共通化されていますが、各所にロータリーモチーフがあしらわれています。
ブラックで統一されたEdition R専用デザインのフロントシート。
ザイドに合成皮革が使用されシート部分にはファブリック素材を採用。
サスティナブルな組み合わせは欧州車を思わせデザインセンスです♪
ロータリーエンボスの専用ヘッドレスト!
ここにも●●周年ぽいデザインが。。(笑)
玄人好みの専用意匠♪
つい。。
専用デザインキーも特別装備。
ロータリーエンジンのアスペックシール溝と同じモチーフを使ったマニアックな特別意匠ですが、キーシェル表面にはクリア加工して欲しい。。
100周年オーナーからの切実な要望です。。笑
水平基調デザインが欧州車ライクなインパネ。
残念だったのはマツダコネクトが8.8インチ仕様だった点でしょうか。。
CX-30やロードスター・最近ではMAZDA2にも10.25インチのマツダコネクトの採用が始まっています。
おそらく開発時期の違い?MX-30ロータリーEVはマツコネの刷新で少し遅れをとっています。
※訂正
NDロードスターやMAZDA2に搭載されるマツダコネクトは8.8インチの間違いでした!
ご指摘ありがとうございました!
それでは乗り比べ試乗レポ開始です!
MX-30ロータリーEV乗り比べ試乗レポ
今回はMX-30ロータリーEVモデルと100%電気のEVモデルを連続試乗で乗り味の違いを体感!
試乗しながらMX-30ロータリーEVの感想もお伝えしたいと思います
それではいざ!
ほぼBEVの走り
CX-60と同仕様に変更されたエレキシフトでいざ市街地へ。
タッチ式のエアコンパネルは使ってみると操作性も意外と良いです。
今になって気付いたのですが、MX-30は左右独立エアコンに対応していないんですね。
※マイルドハイブリッドモデルには左右独立エアコンが搭載されいます!
EV・ロータリーEVモデルはエアコン冷媒の構造上、独立エアコンが装備出来ない理由があるとの事です。
コメント頂いた読者さんありがとうございました!
MX-30ロータリーEVのファーストインプレッションは、
ほぼBEVの走り!!
初速から滑らかに加速するドライブフィールは100%電気のBEVと変わりありません♪
スピーカーからデジタル音を出す技術も搭載されていますが、僅かに耳に入る程の控えめな演出。
もっとロータリー動力が伝わるのかと思っていたのですが、良い意味で裏切られました笑
それもそのはずで、
バッテリー残量が多い時はロータリーエンジンが作動しないEV走行モードになるようです。
ノーマルモードでEV走行中はバッテリ残量が40%を切るとロータリーが作動する仕組み。
外音がシャットアウトされた車内は静粛性の高さが際立ちます。
エンジン作動しない故の造り込まれたボディーの高さを感じました。
一般的なPHEVだとモータートルクを合わせたパワフルな加速が魅力的ですが、MX-30ロータリーEVは力強さよりも気持ち良い加速を優先したドライブフィール。
アクセルに僅かな重さを感じながらも、滑らかで上質な加速が楽しめます。
気付いたら制限速度に達していたみたいな事になりそう。
スポーティーさよりも重厚感を出した仕上がりが魅力!
重さを味方に
MX-30ロータリーEVの車重は3モデル中最も重い1,780キロ。
ボンネットにエンジンと発電機を搭載したフロントヘビーな乗り味を予想していたのですが、ここも見事に裏切られました。
重さを見方につけてます!
電動モデルとしてe-GVCの良さを全面に出した感動的なドライブフィールでした!
ハンドリングは意のままに操れるスムーズさでクラス最良の仕上がりです♪
おそらく床下に積まれたバッテリーとフロント側の重力配分が上手く作用しているかと。
低重心かつスムーズなステアフィールは7世代スモールの魅力が引き出されています♪
あえて言えば、足回りは少し硬め。
路面の凸凹をコツコツ拾う感触はありますが、ショートホイールベースのMAZDA3やCX-30と比べて重量が増した分だけ乗り心地は改善されてると思います♪
黒子に徹したロータリー
市街地を流れに合わせ走行しますが、
充電に余裕がある状態ではロータリーの作動を確認する事は殆ど無いです。
滑らかに走ってくれるので不満は無いですが、登り坂で踏み込んでキックダウンすると一瞬ロータリーマークが表示される位でした。
運転ディスプレイは3眼式メーターを採用。
中央メーターがデジタル表示された仕様ですが、メーターリング無しのMAZDA3やCX-30と差別化されたデザインになっています。
走行中ロータリーエンジンが作動するとメーター右側にオニギリマークが小さく点灯して演出としては控えめな印象。
駆動用から発電用に変わったシングルローターは縁の下で黒子に徹しています。
ロータリーEVのドライブモードは、
- NORMAL
- EV
- CHARGE
バッテリーと協力しながら航続距離を伸ばすのが新型ロータリーの役目。
次期ロータリーモデルでは電子音でもロータリーサウンドが楽しめるスポーツモード搭載が待たれますね♪
直後に乗ったEVモデルの印象は?
ロータリーEV試乗の直後に連続してMX-30EVモデルに試乗させて頂きました。
乗り終えた直後でのEVモデルの印象は?
車重は軽いはずなのに全体的に重さを感じます。
車重は130キロ軽いEVモデルですが、走り出しやアクセルレスポンス・ブレーキタッチまでロータリーEVの方が洗練度は上。
車格的にはEVモデルが上に位置してますがロータリーアシストが入るとこんなに違うのかと思う位ロータリーEVは乗り味がスッキリしています!
やはりMX-30はロータリー前提で造られたスペシャルモデルなんだと実感!
ロータリーEV試乗直後は車内へ入るモーター音が結構耳に付きます。
発売当初はそこまで気にならなかったのですが、デジタルサウンドを聞かせる技術もロータリーEVではブラッシュアップされているかと!
MX-30EVモデルはドライブモードが設定されていない点も大きな違いかもしれません。
ロータリーEVよりも倍のバッテリー容量を搭載したBEVとして多彩なモード設定があると良さが増しそうです。
今春マツダは中国向けに新型BEVを発売するとアナウンスされていますので期待したいですね♪
全体的にロータリーEV優勢なMX-30EVモデルですが、個人的に優れていると思ったポイントは。。
内燃機関の様なステップアップする加速フィール!!
ロータリーEVは車速感覚が掴みにくい印象があったのですが、EVモデルはマツダらしいステップアップする加速性能が魅力です♪
とは言っても、
EVモデルよりも航続距離も多く、価格も抑えられたロータリーEVに軍配が上がるのが正直なところ。。笑
実際にMX-30EVモデルを所有されている方からの乗り換え需要が有るのかも気になるポイントですね♪
洗練されたドライブフィールと独自のパワーユニットを搭載したMX-30ロータリーEV。
個人的にも欲しくなる程好印象のクルマですが、
多くの方が一歩出せない点がフリースタイルドアの存在じゃないでしょうか。
フリースタイルドアの未来
あまり取り上げられていないのですが、MX-30のフロントシート裏には後席から操作出来るパワーシートスイッチが装備されています。
後席側から乗降スペースを確保する為の気遣い機能も装備。
完全に倒すと出入り出来るスペースは大きく開くので乗降性は問題ないかと思います。
恥ずかしながら今になってこの機能の存在を知りました。。
後席の居住性をカバー
MX-30ロータリーEVを検討するうえでもうひとつ気になるポイントが後席の居住性。
ピラーレスデザインの開口部に対して後席はどうなっているのか気になるところです。
しっかりしたシートや後席アームレストも装備され不満のない仕上がりだと思うのですが、ピラーレスを採用した弊害も見え隠れしています。
安全性をキープしたドアの形状や後席シートベルト装備の関係でリア側の窓はかなり狭くなっています。
開放的な開口部と対称的で内側からの景色はスポーツカーの様な閉塞感も。。
後席の圧迫感を少しでも和らげる為にMX-30にはこんな装備も付いていました。
側面に肘置きスペースを装備!!
こちらも恥ずかしながら今回初めて気付きました。。笑
閉塞的になちがちな後席スペースで、
少しでもゆったり寛げる様なおもてなし装備をもつクルマがMX-30ロータリーEVのパッケージングです!
Edition Rの内外装については後日動画をアップしますのでそちらもチェック!
独自のスタイリングはクルマに個性を求める方や実質2シーターとしての使用が現実的なMX-30。
一方で見かたを変えると、
以上で試乗レポート完了です!
魅力的なロータリーEVの世界
兼ねてから念願だったマツダロータリー復活の最新モデル取材。
マツダオーナー歴が短い自分はロータリーモデルを始めて運転する位の新参者ではありますが、マツダが情熱をこめて復活させたロータリーEVの魅力を実際体感する事が出来ました♪
レポート内でもお伝えしましたが、走り味の完成度の高さは7世代モデル最良モデルと言える程魅力的な仕上がりだと思います!
駆動用から発電用にシフトしたマツダの新しいロータリーEVの魅力は走りだけじゃなく、日本に適したパワートレインにも。
バッテリーとガソリンを合わせた効率的な航続距離に加えて、外部給電が可能な装備も充実。
インフラ整備が進まない国内でクルマとしての走行性能といざという時のフレキシブルな機能がPHEVとしても高く評価出来るクルマでした!
当ブログではいつもお伝えしていますが、
クルマの魅力は体感してナンボ!
クルマ好きを魅了するマツダの魅力を是非お近くのディーラーでも体感してみて下さい!
新車購入時のクルマの売却方法。
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次回の予告
いよいよ姿を現す次世代ラージモデル第3弾!
次回は1月末に発表が予告されている海外モデルCX-70を特集したと思います!
CX-70は個人的に答え合わせしたいポイントが多数あるので乞うご期待!笑
発表まであと2週間ありますが動画も作成しますのでよろしくお願いします!
今後もクルマの魅力を伝えるより良いコンテンツを目指して行きますので遊びに来て頂けると嬉しいです♪
最後まで読んで頂きありがとうございました!