あのベンチマークを再現⁉
こんにちは。togariです!
先週からお伝えしている初夏のBEV祭り第2弾はこちら!
VW ID.4試乗レポートお伝えしたいと思います!
フォルクスワーゲン初の専用BEVモデルがようやく日本上陸!
SUVにもワゴンにも似つかない個性的なボディーにはハイテク装備満載でした!
カタログだけでは伝わりにくいクルマの魅力を現場から楽しくお伝えします!
取材ディーラー紹介
今回取材させて頂いたディーラーさんは、
Volkswagen 周南シティさんです。
ありがとうございました!
フォルクスワーゲン正規ディーラー 「フォルクスワーゲン周南シティ」の公式サイト。営業時間や店舗設備をはじめ、キャンペーン…
当ブログでVolkswagenと言えばVW周南さん一筋!
コンパクトモデルから最新SUVまで多くの試乗車を揃えるディーラーさんです!
写ってる車両は全て試乗車!
コンパクトハッチ新型ポロからT-Cross・T-Rocまで同時に揃うディーラーさんは全国でも珍しいかと♪
VW周南さんはここからがスゴイ。。
ハイスペックモデルの試乗車配備!
- ゴルフGTI
- ゴルフR
- アルテオン
- T-ROC R
全国的にもここまで常設されているVWディーラーさんはここだけでは!
あなたにピッタリのVolkswagenが見付かるお店ですのでお近くの方は是非♪
ID.4発売にあたりVW周南さんへも急速充電スポットが開設されました!
閉店後も立ち寄る事が可能で24時間365日充電設備を開放!
地元山口からインフラ整備に取り組まれています♪
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VW周南さんの公式インスタグラムでID.4紹介動画をチェック!
スタッフさん撮影技術を上げられていたので今回動画撮影は遠慮します笑
-山口県からVolkswagenの魅力を全国へ-
気さくなスタッフさんのアテンドで最新Volkswagenを体感出来るお店ですのでお近くの方は是非!
それではVW ID.4のスペック紹介です!
VW ID.4 モデルスペック
欧州EV販売台数ナンバーワン
今回紹介する車両は、
VW ID.4 Pro Launch Edition
国内導入記念に販売されたローンチエディションは既に完売しています。
カタログモデルのID.4は2グレードの構成。
国内モデルは欧州正式発売から2年導入が遅れましたが、本場ヨーロッパではBEV販売台数ナンバーワンを誇る人気モデルです!
- ID.4 Lite 車両本体価格514万円 /52kw:ベースモデル
- ID.4 Pro 車両本体価格648万円/77kw:上位モデル
快適・運転支援機能の違いや搭載バッテリーの違いでグレード分けされています。
大きく変わるのは最大航続距離。
- ID.4 Lite /最大航続距離435km
- ID.4 Pro /最大航続距離618km
上位モデルの価格で航続600キロ以上を叩き出した性能にも驚きですが、
国産BEVに近い価格のベースモデルが500万台で輸入車BEVとしては異例の価格帯です!
現行ゴルフとカローラの価格差を見れば、ID.4の価格設定は相当な企業努力があったのでは!
ボディーカラーはブルーダスクメタリック。
シルバーラインをアクセントにしたピラーとブラックルーフのツートーンボディーです♪
ラピスブルーメタリックと比較するとID.4はソリッドカラー強めのボディーカラーですね。
ID.4は駆動方式にRRを採用。
安定感と接地性を高める4輪制御主流のBEV市場に後輪駆動を採用した大胆なプロダクトにも注目!
それではVW ID.4のエクステリアをチェック!
VW ID.4 エクステリア レポート
ゴルフよりもティグアン似
全体のスタイリングは丸みを帯びたボリューム感を強調。
ゴルフベースのBEVという事ですが、実車の印象はティグアンに近いサイズ感です。
ボディーサイズは、
- 全長4,585mm
- 全幅1,850mm
- 全高1,640mm
- ホイールベース2,770mm
ワイドボディー化が主流のなか、国産ミドルSUVに近いサイズ感で取り回し性も良さそう♪
フロントフェイスはゴルフSUVを思わせるシンプルなデザイン。
下に向かって踏ん張り感を強調した力強さは次世代VWを象徴するスタンス。
ヘッドランプの造形はランタン?をイメージした様な有機的意匠。
コの字型に囲まれたアイラインと未来デザインが融合しています。
グリルレスの中央部には貫通するLEDラインを配置。
未来的なデザインは最新VWモデルと共通化されています。
グリル下部には大きめな開口部を配置。
勝手な予想ですが、冷却効果というよりも内燃機関に近いデザインを狙ったのでしょうか?
パッと見の印象はSUVらしい顔付きですが、細かな造形はVWのエッセンスが踏襲されていますね。
現行BEVの基本デザイン
現行BEVのデザインが色濃く出たサイドビュー。
未来の電気自動車ってクルマの構造に囚われない自由なデザインを想像していたのですが、
低重心ロングホイールベースと高さが取られたキャビンはどのメーカーも似通った印象。
ID.4はボディーと窓面積の絶妙なバランス感が特徴的です。
バッテリーの小型化が進めば本来の自由なレイアウトが実現出来ると思いますので、今後に期待したいですね♪
プロモデルの装着タイヤは20インチ仕様。
ハンコックのEV専用タイヤが装着されています。
2トン超えの車重を受け止めるにはタイヤの大径化は必須ですが、バネサス仕様として感心する乗り心地を感じました!
サイドフェンダーには専用グレードバッヂで差別化。
最近のクルマは見た目の変化が分かり難い為オーナー目線で嬉しい仕様です♪
先程似通ったデザインと書いてしまいましたが、
リアエンドにかけては美しいプレスラインとルーフラインのコラボが実現♪
1.6m超えの車高でcd値0.28を実現した空力性能はトップクラスでしょう!
デフォルトデザインとは言ってもサイドから繋がるプレスラインは紛れもないVW!
直線美ボディーはBEVでも健在です♪
リアテールが美しい
個人的にID.4で1番魅力を感じたリアテールランプ。
繊細で美しい造形の一文字テールは昼間でも存在感抜群です♪
ID.4のリアテールが美しい♪#VW pic.twitter.com/JEfmyOl9xy
— togari@クルマの魅力伝えたいブロガー (@togari11) May 31, 2023
リア存在感抜群です!
一応撮ってましたw
詳しくライトユニットを見るとユニット一つ一つにLEDが仕込まれた細かな造形が。
まるでラグジュアリーカーの様なディテールです♪
VWのラグジュアリーカーと言えば。。
デザイン似てる⁉
フラッグシップ アルテオンと共通しているじゃないかと!
いやしかしシューティングブレークはカッコ良過ぎるわ。。♪
話がまた逸れました。。笑
一文字テールは貫通しないデザインですが、チューブ状に光るLEDが美しい。
最近トレンドの離れフォントの車名ロゴはVOLVOとVWから始まったんですよ!
とにかくリアテールが美しい。。
総合デザインでは分厚い樹脂フェンダーやボリューミーなフォルムでSUVらしいのですが、ID.4のエクステリアはリアテールランプに全て持って行かれました笑
続いてラゲッジルームをチェック!
ユーティリティと言えばVW
フラット床面のラゲッジルームは大容量の広さ!
ユーティリティの高さで名高いVWですがBEVモデルにもしっかり受け継がれています♪
アンダーラゲッジには充電ケーブルの収納場所を設定。
当たり前に見えるかもですが、
内燃機関モデルの派生BEVはケーブルを収納するスペースが無いパターンが多い為、専用プラットフォームの強みが出ている所です♪
ボードを戻す為のコード付属が何気に嬉しい造り込み♪
細かい配慮の広さがVolkswagenユーティリティの強みです。
こんな所レポートする人居るんだろうかw
そして。。
伝家の宝刀センタースルー機構も装備!
販売台数が少ないBEVは先進機能やデザイン重視でコストを掛けがちですが、使い易さを重視したBEVという点ではID.4は一歩リードしていますね♪
それでは内装をチェックして行きましょう!!
VW ID.4 内装レポート
内燃機関と差別化
一体化されたドアハンドルは電子式ラッチを採用。
軽いタッチで解錠可能です♪
質感上げた⁈
内装の簡素化が進む欧州市場ですが、ID.4は逆に質感上げて来てます。
ウインドウスイッチは無駄を省いたシンプルなデザイン。
フロント側にはリア窓の開閉スイッチも有りません。
パネルにリアとプリントされていますが、どうやって開閉するのか分からん。。
⁉︎
実際にはコラム横のスイッチからイグニッションON操作も可能。
使い始めは戸惑うかもしれませんが、BEVらしい演出は未来感ありますね♪
サスティナブルなシート
スエード素材と革素材を使用したフロントシート。
ID.4も環境に配慮した材料が使用されていますが、見た目の質感は高く見えます♪
ドット刺繍ロゴがなんともセンス良き♪
VWは硬い質感のシートが多い印象ですが、ID.4はスエード部分の当たりが柔らかく心地よいです♪
なんと独立アームレストまで装備!
ゆったりした着座感なのでリビングライクな落ち着いた空間演出はBEVの良さを引き出していますね♪
クラス最大の開放感
パノラマルーフはクラス最高サイズの解放感!
ルーフが長いだけにシェードの開閉も遅いです笑
リアシートの広がりは勿論、フロントシートでも解放感が味わえるのが魅力的!
開閉はオーバーヘッドコンソール内でタッチ操作。
細かな部分までコストが掛けられています!
ディスプレイ内での操作も可能。
画像とリアルタイムで開く様子は高級車の質感です♪
ハイテク満載のインパネ
シンプルなデザインと上質な色使いでインパネ全景はハイテク感が強い!
特にダッシュボードのブラウンが効いてますね♪
現行VWにも色付きソフトパッド採用して欲しい!
ミニマム思考
ステアリングは通常モデルと同デザインの仕様。
専用デザインにも変更できると思うのですが、内燃機関ユーザーから違和感なく乗り換え出来る様にあえて配慮された狙いがありそう。
何よりもビックリしたのはメーター類。
小型ディスプレイに情報を集約!
あまりの小サイズにビックリですが、真横のレバーにシフトセレクトを一体化するという極めてシンプルなデザインです!
HUDも無い小さな画面で大丈夫なのか?と思っていたら、意外にも運転に集中しやすい♪
日々大型化していくメータートレンドのカウンター仕様ID.4ですが、情報は必要最低限で良いのかも?と思えてしまいます。
運転メーターはステアコラムに取り付けられているので、ステアリングが邪魔をしない設計でした♪
主張が強いディスプレイ
センターディスプレイは大型タッチパネルを採用。
現行VWと同じ仕様を拡大したパネルですが、個人的には出っ張り主張が強過ぎる印象を受けました。
水平基調のダッシュボードが上手く活かせていない気がします。
綺麗にデザインされ見切りの良いフロントビューだけに、ディスプレイはワイドな形状で納めて欲しいところ。
エアコン操作はパネル内に集約。
ここは時代の流れですが、呼び出すまでのアクションが多め。
ドライブセレクトもパネル操作。
このあたりは現行ゴルフのデザインと統一されています。
何処かで見た気がする。
センターコンソールの仕切りデザインがめっちゃハイテク!
このデザイン何処で見た気がする。。
何処で見た気がする。。笑
スミマセンw
やはりBEVのベンチマークを意識してますかね笑
後席も低重心?
後席シートの造り込みも前席同様の質感。
ひと昔前まではシート前後で質感を変える車両をよく見かけましたが、最近は後席配慮が強まり質感がキープされています♪
シンプルなデザインではありますが、飲み物を置いても肘置きスペースが残るのがベスト・レイアウト!
ティグアンよりも長いロングホイールベースのお陰で足元スペースは余裕たっぷり♪
専用プラットフォーム採用の強さです!
シートは若干嵩上げされている印象で斜めシートで膝を立たせる姿勢です。
それよりも。。
後席エアコン低過ぎやろ!
ここに低重心は要らんw
スミマセン。。w
所々改善ポイントは有りましたが、VWがグローバルに展開するBEVとしてギミック満載の内装を是非チェックしてみて下さい!
それでは試乗レポート行きます!
VW ID.4 試乗レポート
車両スペック
Volkswagen ID.4 Pro Launch Edition
ボディーカラー | ブルーダスクメタリック |
全長 | 4,585mm |
全幅 | 1,850mm |
全高 | 1,640mm |
ホイールベース | 2,770mm |
車両重量 | 2,140g |
搭載エンジン | EJB 72kwモーター |
システム最大出力/トルク | 204ps/310N・m |
駆動方式 | RR |
乗車定員 | 5名 |
最大航続距離 | WLTCモード618km |
車両本体価格 | 648万円(OP含まず) |
お互い誕生日が発覚した担当営業さんと市街地・高速路をテストドライブ!
それではいざ!
DSG譲りのトルク
走り出すと骨太トルクで力強く加速。
EV車特有の電動トルクというよりはVWの内燃機関に近い加速感で、BEVになってもDSG譲りのトルク性能を感じる事が出来ました♪
市街地を走行すると頭角を表してくるのがしなやかな足捌き。
バネサスの完成形
20インチの大径タイヤを履いたしなやかな収束力はバネサスの完成形!
ID.4は前後スタビライザー装着モデルになりますが、パフォーマンスダンパー負けない足捌きで突き上げを収束してくれます。
いよいよ本格参入! こんにちは。togariです! 気持ち良い季節になりましたが、今回の試乗レポートはこちらです! レクサスRZ450e試乗レポートお伝えします! レクサス初のBEV専用モデルで新緑コースをテ[…]
取材当日にパフォーマンスダンパーを装着したレクサスRZ450eを試乗していたのですが、足の柔らかさはID.4も負けてません♪
直進加速では足が動くと同時に後ろから押されている感覚で後輪駆動の特性が活きてます♪
ナチュラルBEV
街乗りで気持ち良いドライブフィールを感じるID.4ですが、EV特有の無段階加速の様な過激さは無し。
デジタル制御された電動加速ではなく、内燃機関に近いドライバーと繋がりを感じるフィール。
VWのグローバルモデルは内燃機関から違和感なく乗り替えられるナチュラルなBEVを目指したんだと思います。
高速路でトラベルアシストと呼ばれる安全運転支援機能を体感。
前車との追従感覚やステアリングの自然なレーンキープ力で安心感高い♪
シフトレンジは上下に回す事で運転モードを変更。
ID.4にもBモードという回生モードが設定されていますが、オン・オフのみ機能しかなく回生レベル調整が出来ないのが残念ポイントです。
Bモード自体も極端に強い回生ではなく、Dレンジより若干強め位の自然なタッチでした。
ここ最近BEVのリリースが過熱化していますが、電気自動車も多様化の時代に入ってきたなという印象です。
歯切れ良いハンドリング
カチッとしたステアフィールはゴルフに近い印象♪
ID.4は後輪駆動を採用した事で最小回転半径5.4mを実現。
ボテっとしたボディーですが小回り性能も効いてます♪
前輪の切れ角も車体以上にクイックに追従してくれる為、歯切れの良いハンドリングはVWの良さが色濃く出ています♪
ステアリングの切れ味はVW流!
走りはゴルフに近づいた?
試乗の終盤に営業さんとこんな会話をしました。
唯一の改善ポイント
ブレーキフィール。
これは序盤から思っていた事なんですが、制動力の弱さが気になっていました。
踏み始めからのストッピングが弱く緩やかに減速する感触。
VWとしてはあくまで自然なフィールを全体で出したかったのかもしれません。
後からお聞きして分かったのですが、
ID.4のリアブレーキはドラム式。
後輪駆動との組み合わせの影響なのか、コスト問題なのかは分かりませんが一般的な最新モデルはリア側もディスクブレーキ採用が多いです。
今後のランニングチェンジでVWらしい路面に喰い付く様な制動力が発揮出来ると更に化けそうな1台!
ネガティブな締めになりましたが、日々進化を続けるBEVの世界でVWらしい改良に期待しながら試乗レポートを締めくくりたいと思います!
以上で試乗レポート完了です!
多様化するBEV
先週から2週に渡って国産・欧州の最新BEVを特集して参りました。
最新のBEV市場は国柄やメーカーコンセプトによって多種多様なフェーズに。
環境配慮から始まったカーボンニュートラル策も普及が進む事でライフスタイルに合わせた選択肢が広がっています。
いづれガソリンとディーゼルと同じ様な感覚でBEVを購入する時代が来るでしょう!
今後も時代を先取るBEVモデルに注目しながらレポートをお伝えして行きたいと思います♪
当ブログではいつもお伝えしていますが、
クルマの魅力は体感してナンボ!
ナチュラルフィールが魅力的なBEVをお近くのVWディーラーで体感してみて下さい!
新車購入時のクルマの売却方法。
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次回の予告
フラッグシップ再び!!
次回はあのフラッグシップSUVが再びやってくるとの事で取材に行って参ります!
今回はどんな姿で現れるのか乞うご期待!
まだ自分も分かりません笑
お楽しみに!
今後もクルマの魅力を伝えるより良いコンテンツを目指して行きますので遊びに来て頂けると嬉しいです♪
最後まで読んで頂きありがとうございました!