こんにちは。togariです!
今回の試乗レポートはこちらです!
CX-60 PHEVモデル試乗レポートお伝えします!
今回は乗り比べ試乗レポート!
CX-60唯一の電動化モデルのPHEVとメイングレードのXD-HYBRIDを乗り比べします!
同コースを続けて試乗する事で明確な違いを感じる事が出来ました!
その結果。。
PHEV良かった!
しかし、互いに一長一短がある悩ましい結果に。。
カタログだけでは伝わりにくいクルマの魅力を現場から楽しくお伝えします!
取材ディーラー紹介
今回取材させて頂いたディーラーさんは、
山口マツダ岩国店さんです。
ありがとうございました!
山口マツダは山口の情報と山口でのカーライフで役にたつ情報を提供をします。レノファ山口とともに山口を応援していきます。…
山口県内にある防府工場で生産されているCX-60ですが、山口マツダのCX-60PHEVモデルの配備は県内で1台のみ。。
お膝元の広島県は多くのPHEVモデルが配備されている様で羨ましい限りです。
今回は岩国店さんへイベント配備されたタイミングで乗り比べ試乗して参りました!
岩国店さんの試乗車はXDハイブリッドのプレミアムモダンを常設。
PHEVモデルは週末毎に県内を回っている事が多い為、事前に連絡するとお近くのマツダディーラーへ取り寄せる事も可能です!
昨年の正式発売から多くのバックオーダーを抱えているCX-60。
展示車だったXDハイブリッドエクスクルーシブスポーツもオーナーさんの元へ納車されたそうです。
代わりに入ってきた展示車がまたレアな車両でして。。
チタフラの新型CX-8 スマートエディション!
激レアカラーの新型CX-8を入れ替えるとはマニアック過ぎるマイDw
チタニウムフラッシュマイカは現在CX-8のみに展開される外装色で激レアな1台と言えます♪
CX-8 25S Smart Edition 7人乗り
車両本体価格332万円
仕上がりをがっつり撮影して来ましたのでまた後日レポートしますねw
話題のアーティザンレッドモデルも配備!
希少な特別仕様車から最新モデルまでマツダの魅力を堪能出来るディーラーさんですのでお近くの方は是非!
ソウルレッドの2台並びは流石の迫力ですね!
それでは2台のCX-60モデルスペックの紹介です!
CX-60 PHEV モデルスペック
プレミアムを極めた最上位グレード
-CX-60 PHEV Premium Sports-
車両本体価格626万円
600万を超える現行マツダの最上位モデルとして発売されたPHEVモデル。
CX-60で最も人気のあるプレミアムスポーツに電動ユニットを備えた最上位グレードです!
ブラックアウトされたスポーティーな外装に質の高いマテリアルは欧州車を意識したプレミアムグレード!
PHEVモデルはエントリーグレードとして手が届き易いSパッケージが設定されている点も注目。
とは言っても539万円という価格帯は庶民にとって手軽では無いですがw
e-SKYACTIVE PHEV
最高出力 | 327ps |
最大トルク | 500N・m |
EV走行距離 | 75km |
WLTCモード燃費 | 14.6km/L |
使用燃料 | レギュラー |
2.5L直4エンジンに電動デバイスを組み合わせたPHEVモデルはカプセル工法のエンジンカバーも4本に。
出力性能は申し分ないPHEVモデルですが、電動化モデルの経済性としては中堅クラスの性能になっています。
CX-60は縦置きレイアウトのプラットフォームを採用している為、エンジンルーム内は余裕が取られていました。
エンジン型式はPY-VPH型というCX-8やMAZDA6とは異なる名称ですので8ATを搭載した専用チューンのパワートレインだと思われます♪
直6FRのプレミアム・ディーゼル
-CX-60XD-HYBRID Premium Modern-
車両本体価格547万円
発売後人気を博しているXD-HYBRIDモデルはプレミアムモダンをセレクト!
人気具合ではプレスポがダントツみたいですが、クロームパーツで加飾したモダングレードは本来のマツダらしいスタイリングだと思います♪
トランスミッションや乗り心地問題で話題をさらっている直6ディーゼルですが、今回はPHEVモデルを乗った直後に改めて試乗レポしたいと思います♪
e-SKYACTIVE D
最高出力 | 254ps |
最大トルク | 550N・m |
WLTCモード燃費 | 21.1km/L |
使用燃料 | 軽油 |
アイドリング状態でエンジンカバーを開け閉めしてみるとエンジン音の音漏れ具合が全く違いました♪
カプセル工法の遮音性能の高さがひと目で分りますので機会があれば是非♪
皆さんご存じかもしれませんがw
XD-HYBRIDの燃費性能の高さは納車されたオーナーさんからも好評な様子ですが、実際のランニングコストはPHEVモデルとどちらが優れているのか気になる所ですね♪
前置きが長過ぎる悪いクセが。。w
PHEVモデルの専用装備も確認しながら早速試乗レポに行きましょう!
CX-60PHEV試乗レポート
試乗車の仕様確認
今回の乗り比べする2台のCX-60の仕様を改めて確認。
- PHEVモデルとXD-HYBRIDモデル
- タイヤは両車とも20インチブリヂストン”アレンザ”装着
- 電動パノラマサンルーフ装着車両
プレミアムグレードなので当たり前ですが、ほぼ同じ条件でPHEVと直6ディーゼハイブリットを同コースで試乗します!
プレミアムな乗り味
始動すると無音でユニットが起動。
事前に充電して頂いたので今回の試乗はバッテリー残量が切れる事無く走り切る事が出来ました。
EVモードを選択する際に現れる専用グラフィックがカッコ良い♪
それではいざ市街地へ!
PHEV初見の印象は、
これぞプレミアムな走り!
と言いたい所ですが、
走り始めから車内にヒュンヒュンと電子音が。。
実は試乗前の駐車場からも聞こえていたのですが、同じ様な音が車内にも聞こえてきます。
電気自動車やハイブリットモデルは低速で徐行する際に周囲の歩行者に存在を知らせる車両接近通報装置という機能が義務化されているらしいです。
各メーカーで通報音は違う様ですが、CX-60はヒュン・ヒュンとう機械的なサウンド。
実際にはXD-HYBRIDでも聞こえていたのですがPHEVはエンジンが完全停止している為、更に目立っている印象です。
体感的には車内で音楽掛けていると気にならないレベルかもしれません。
低速時ちょっと気になった機械音も車速が上がれば消え電気自動車の世界に。
そこから先はプレミアムな走り!
重厚でしっとりしたXD-HYBRIDより落ち着いた乗り味です。
特に印象的だったのは微振動の少なさ!
ステアリングからブレーキまで身体に触れる部分への振動はXD-HYBRIDよりも抑え込まれています。
車格に似合う静粛性の高さはPHEVでようやくプレミアムグレードになったかなといった印象♪
静粛性の高さは流石電動化モデルですね。
エンジンフィールへのコダワリ
続いては加速性能について。
EV特有のシームレスな加速感と言うよりは車速を上げるとステップを付けた様なエンジンフィールが残っていました。
低速時の引っ掛かりはXD-HYBRID程では無い程度のガソリンターボをスッキリした様な感覚?
MX-30EVモデルも近い印象だったのですが、マツダはEVになっても内燃機関のステップ感を大事にしたいとうコダワリなんですかね。
全般的なEVモデルのクリアな加速性能を想像すると印象は大きく変わるかもしれませんが、内燃機関の楽しさを落とし込んだマツダの意図を感じる加速フィールです♪
続いて足回りの印象をお伝えします。
前後重量配分の違い
スポーツモードを試す
CX-60 PHEV気になったポイント
1番気になったポイントがブレーキタッチ。
特に低速時に感じたのですが、回生ブレーキが効き過ぎるのか初期制動が強い気がします。
電動モデル故の仕様かもしれませんが、マツダの踏力ブレーキが活かされていない気が。
日常使いのストップ&ゴーの多い市街地ではCX-5やCX-8の方が扱い易く思えてしまう。。
CX-5や8も改良を重ねる事で進化を続けているモデルですのでCX-60の進化に期待したい所ですね!
続いてはハンドリングについて。
恐ろしい位に良く旋回してくれたXD-HYBRIDと比べて、PHEVは重めのステアフィールに感じます。
個人的にはフロントヘビーのステアは大好物なのですが、CX-60は車体がデカいですからw
ダイレクトな反力に反比例して交差点では切り替えしが大回りになってしまいます。
そういった場面ではXD-HYBRIDの軽快なステアフィールが魅力的に感じました。
PHEVエントリーグレードのSパッケージならパノラマルーフ無しが選択出来るので軽快ステアが味わえるかも?
Sパケの試乗車無いよなぁ。。
機会があれば体感してみたいですw
最後のネガは個人的な要望を。。
PHEVモデル専用意匠の運転メーターですが、デザインがシンプル過ぎる気もします。
メインになるEVモードで走行しても動く部分はメーター内の針部分だけ。
せっかくフル液晶ディスプレイが搭載されたのにデジタル装備の良さが活かされていない気がします。
敢えて派手な演出をしないのがマツダの意図なのかもしれない?
ドライブモード切り替えの際にはメーターリングの演出がカッコいいんですよ!
この意匠を走行中アクセル開度に合わせて演出してくれたらもっとEVらしくなる気がするんですw
良し悪しが交差するレポートになってしまいましたが、全体的なPHEVモデルの印象は次世代ラージのプレミアムモデルに近付いた仕上がりなんじゃないかと思います。
それでは続けてXD-HYBRIDモデルを再試乗したいと思います!
CX-60 XD-HYBRIDモデル再試乗
微振動の差
正式発売から4カ月目に入ると毎日試乗へ走っているプレミアムモダンも使用感が増した気がするw
エンジンを始動するとステアリングやアクセルペダルに伝わる微震動は大きいですね。
3.3L大排気量エンジンとしては充分な静粛性ですが、無音のPHEVに対して振動の差は明確ですね。
最初のとっかかり部分での印象は大きいと思いますので今後の改善に期待したい所です。
走行距離3,000キロ
PHEVと同じコースを走っていると足回りに変化が。
試乗車の走行距離は3,000キロを超えたところでしたが、路面への当たりが以前よりマイルドになっている⁉
メーカー側からは走行を重ねる事で乗り心地が改善されるとアナウンスされていますが、凸凹を通過した際の上下動は若干改善されている気がします。
走行を重ねる事でタイヤとサスペンションが馴染んでいくのはオーナーさんには朗報ですが、購入を検討する方には悪いイメージを持たれた方も居ると思いますのでなんとも複雑ではあります。。
一方で低速時に起こるトランスミッションのギクシャクは以前とい同じ印象でした。
国産メーカーでは数少ない8速AT搭載モデルですので良さを活かして欲しい所。
速度が上がってからのディーゼルの吹け上がり感は電動モデルとは違った気持ち良さ♪
操る楽しさ
ステアフィールについてはXD-HYBRIDの圧勝♪
巨体を楽々取り回せる旋回性の高さはリラックスして運転出来る車幅感覚を感じ難い仕上がり♪
車速を上げていくと微振動も打ち消されてスッキリしたフィーリングが味わえます。
何度も言ってしまいますが、プレミアムモダンも同色ステアになるとプレスポに負けない内装になると思うんだよなぁ。
次回の改良でホワイトレザーを採用した新プレミアムモダンに期待したいw
PHEVと比較すると静粛性の面では劣る点もありますが、乗り心地の変化も感じ取れスポーティーな質感を求めるならXD-HYBIRDが楽しめるモデルかと♪
試乗車は仕様が逆ですが、
PHEVがプレミアムモダン、XD-HYBRIDがプレミアムスポーツに相応しい乗り味でした♪
以上で乗り比べ試乗完了です!
残るパワートレインの行方
今回は電動化モデルと直6ディーゼルモデルの乗り比べ試乗レポートお伝えしました。
欧州で高い評価を受けているPHEVモデルは次世代ラージSUVの上質さとマツダが貫く走りのコダワリを調律した最上位モデルだったと思います。
電動化モデルは走行モードも多く用意されているので今後機会があれば高速やワインディングの質感も体感レポートしたいと思います♪
CX-60国内モデルの残るパワートレインはXDと25S
個人的には電動化を加えない素のXDモデルが本命じゃないかと思っていますので引き続きレポートしたいと思います!
PHEVの他にXDモデルの納車も始まっているみたいですね♪
当ブログではいつもお伝えしていますが、
“クルマの魅力は自分で体感してナンボ!“
マツダ初のPHEVSUVをお近くのマツダ・ディーラーで是非体感してみて下さい!
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次回の予告
そうなんです。また行きますw
今度は何を撮って来るのでしょうかw
お楽しみに!
今後もクルマの魅力を伝えるより良いコンテンツを目指して行きますので当ブログに遊びに来て頂けると嬉しいです♪
最後まで読んで頂きありがとうございました!