国民的ハッチバック10年目の進化【トヨタ新型アクア試乗】上位グレードZをチェック

HB

みんなに優しい国民的ハッチバックが10年振りにフルモデルチェンジ!

こんにちは。togariです!

今回はこちらのクルマを紹介します。

トヨタ 新型アクアの試乗に伺って参りました!

2代目アクアになった走りの進化を上位グレードZで体感!

燃費性能に特化した先代モデルから快適機能や居住性もブラッシュアップされ商品力を高めてきた新型アクア!

日本の国民的ハッチバック新型アクアの魅力に迫ります!

 

当ブログではクルマを実際に見て感じた感覚を大事にしたいと思っています。
カタログだけでは伝わりにくいクルマの魅力を現場から楽しくお伝えします!

取材ディーラー紹介

今回試乗取材させて頂いたディーラーさんは、

 

ネッツトヨタ山口 岩国店さんです。

 

ありがとうございました!

ネッツトヨタ山口株式会社

ネッツトヨタ山口、岩国店のご紹介です。…

昨年移転オープンされた大型店舗のディーラーさんです。

 

ガラス張りのショールーム内にはゆったり寛げるラウンジスペースも完備された次世代のトヨタ店舗。

トヨタ全車種販売開始により試乗車も13台配備と豊富なラインナップのお店です!

移転前に伺わせて頂いた営業さんが自分の事を覚えていてくれて嬉しかった♪

敷地内には立派な納車スペースも完備!

こういったサービスが充実している点はお店としても大きな魅力ですね♪

新型アクアはトヨタ全店舗で配車されている様ですが、こちらは上位グレードを配備されているディーラーさんですのでお近くの方は是非!

それでは新型アクアのモデルスペックから紹介です!

 

 

新型アクア モデルスペック

トヨタのハイブリッド専用モデル

トヨタ アクアはプリウスと同じくハイブリッド専用モデルとして販売されているBセグハッチバックモデル。

コンパクトボディーと実用性も兼ねた燃費性能でハイブリッド普及させた立役者モデル。

一見すると先代からキープデザインに見えますが、新型はラウンドデザインを取り入れられオシャレな印象に。

新型アクアのグレード展開は、

グレード車両本体価格
Z (試乗車)240万円
G223万円
X209万円
B198万円

※価格は全て2WDの価格。

E-Four(4WD)が設定されているのも国民的!

昨年発売されたBセグハッチのトヨタ ヤリスハイブリッドの車両価格が232万になる事から、新型アクアの方が車格的には上位モデルになっています。

専用ロゴは継承

パワートレインは1.5Lダイナミックフォースエンジンを搭載したハイブリッドモデル。

最大出力80ps
最大トルク141Nm
WLTCモード燃費33.6km/L

※Z・Gグレードのスペック

E-FourモデルでもWLTCモード燃費30.0km/Lを達成と、先代アクアの燃費性能を受け継いだ実用性もキープ!

国産Bセグの同クラスモデルは燃費より快適性が重視されるなか、トヨタはここでも隙の無い戦略性を感じます。

WONDERFUL CAR LIFE

新型アクア価格・3パターン見積もり紹介!お奨めグレードは? 2021.8.1更新   どうもUUです! 新型アクアが発売…

グレード毎の装備内容はブログ仲間のUUさんがまとめていますのでこちらもどうぞ!

続いて新型アクアのエクステリアをチェックしましょう!

 

 

新型アクア エクステリアチェック

フレンチっぽくなった⁈

「ファニーで優しい顔付きはちょっとフランス車っぽくも見える⁈」

どうでしょうかw

大きく開いたフロントグリルはトヨタのデザインアイコン“キーンルック”が取り入れられていますが、丸みを帯びた輪郭からは女性的な可愛らしさも感じるフロント。

試乗車のボディーカラーは”プラチナホワイト・パールマイカ”

今回夕方取材に伺った為に画像によっては青味掛かって見える画像もありますが、実際にはパール色になりますのでご了承ください!

 

ヘッドライト周りもハードプラを使用せずBセグとしても充分な質感をキープ。

フォグランプ周りも丁寧に仕上げられています。

 

Zグレードには“Bi-BeamLEDヘッドランプ”が標準装備。

デイライト機能を付けるにはこの仕様になりますがG・Xグレードに装備するには11万円のオプション追加が必要です。

むむむ。

トヨタのヘッドライトオプションはBセグでも高額設定ですね。

安全支援機能は全グレードでオートマチックハイビームです。

ボンネットにプレスラインが入る事でシャープな印象にも。

延長するフロントガラスにも傾斜を付けて伸びやかさが強調されてますね!

デザインと実用性を両立

 

togari
サイドは印象が違う!

先代モデルよりホイールベースを50mm延長させた伸びやかなサイドビュー。

先代のフォルムを残しながら進化させたサイドデザインは新型だと直ぐに分かりそうですね♪

ヤリスとテイストを変えたスポーティーな演出がカッコいい!

オプションホイール装着

 

今回の試乗車はオプション装備のアルミホイールを履いていました。

195/55R16タイヤ&16x6Jアルミホイール/オプション価格3.9万円

切削光輝ダークグレーメタリック塗装仕様のオプションホイールは、

中間Gグレードに装着すると何故か8.9万円に跳ね上がってしまいます。。

試乗車のZグレード2WDのみにはレクサスES等でも採用されている”スウィングバルブショックアブソーバー”を採用!!

路面に応じた減衰力を発生させるフロントサスペンションを新型アクアに積んでくるとは。。

これは乗り心地が楽しみです♪

上位グレードZもBピラー周りは無塗装仕上げでドアハンドルも鍵穴が見えるデザイン。

鍵穴はもう少し頑張って欲しいと思うのですが、10年目でも変わりませんでしたw

デザインと機能性を両立

サイドでひと際攻めてるのは大胆に立ち上がるDピラーデザイン!

ルーフラインと同じくシャープなデザインに仕上がっています♪

コンパクトSUVのC-HRを彷彿する攻めたピラー処理ですが、ドアハンドル位置を変えないのがアクアの流儀。

上部を大きくデザインする事で乗り込み易さを考慮した機能的デザインになっています!

これはヤリスよりも後席広そうな予感が。。

こういう差別化もトヨタさんは上手いなぁw

 

 

全グレード”シャークフィンアンテナ標準装備”が個人的には刺さりました♪

Bセグクラスでは輸入車を含めてもまだまだ採用が少ない装備です!

先代らしさを残すリア

 

特徴的なテールライトデザインから先代らしさも残されたリアビュー。

ボトムに向かってふくよかなボディーラインに進化していますが、コンパクトハッチらしいバランスの良いまとめ方です。

リアテールはシームレスに発光する先進的なデザイン。

夜は綺麗なテールラインを描きそうですね♪

 

テール下部のリアウィンカーは豆球式です。

点灯方式が前後で統一されないのはBセグメントあるあるw

バックライトにLED式採用とは驚き!

ウィンカーと入れ替えて欲しいっすw

ラゲッジスペースをチェック

 

テールゲートは手動式

ラゲッジスペースは縦方向に広く取られクラス並みの容量を確保。

先代よりも開口部が広くなっているので、荷物の積み込みは楽に行えそうです♪

シートを倒すと流石に段差が出来てしまいますが、

ハイブリッドモデルのバッテリーを後席シートの下に積んだのは先代アクアから採用が始まったそうですよ!

ラゲッジアンダーはパンク修理キットが収納。

展開性や収納量は同クラス並みにバランス良く仕上げられています。

続いて新型アクアの内装をチェック!

 

 

新型アクア 内装チェック

ヤリスとの質感差

フロントドアをチェック。

ドアトリムにピアノブラックや肘置きにステッチ付きのソフトパッド採用などトヨタ内の同価格帯の中でも質感が高められています!

ヤリスとの質感差を一歩リード!

シートにパッケージオプション追加

 

Zグレードのフロントシート標準装備は上級ファブリック調の手動式シート。

今回の新型アクアはシートにオプションが追加されました。

合成皮革シートに変更する6.1万円のパッケージオプションを設定。

“合成皮革パッケージ”

  • 合成皮革+ストライプ柄ファブリックシート表皮
  • 運転席6WAYパワーシート
  • シートヒーター
  • ステアリングヒーター

パワーシートも付いて6万円は悩ましいラインw

お客さんどうしますかw

 

加飾も無く足元の仕上がりは一般的なBセグ並みですね。

ん⁈

ブレーキペダルの横には小さなペダルが。。

そういう事なんですよw

運転席全景で確信

 

これは確信的ですね!

新型アクアZグレードの内装はヤリスやヤリスクロスよりも質感が高い仕上がり!

ここ最近のトヨタ車の内装仕上がりを見ると、新型アクアから方向性を変えてきたのでしょうか⁉︎

詳しく見ていきましょう!

 

ステアリングは共通化

 

と言いながらいきなり流用ですw

本革巻きステアリングはヤリスとデザインを共通化。

スポーティーなデザインが新型アクアのイメージと合うか⁈と言えば気になる所ですが、ヴェゼル下部にはシルバー加飾が入ったりと質感自体はなかなか良いです。

液晶ディスプレイ採用

 

運転ディスプレイはハイブリッドモデルらしくデジタルメーターを採用。

中央には4.2インチのTFT液晶が配置されています。

安全支援装備の表示が若干小さい点がちょっと気になる所。

 

停止中なので全体が映っていませんが、車両のアニメーション表示がブレーキ操作に対して連動してテールランプが光ります!

国産車らしいきめ細かな仕上がりです♪

 

10.5インチ・ディスプレイオーディオ

 

Bセグで10インチを採用して来ますか!!

Zグレードには10.5インチのディスプレイオーディオ標準装備の太っ腹仕様!

国産同クラスの中で大画面ディスプレイの採用は大きな武器です!

シースルー機能付きのパノラミックビューモニターは10万円のオプション装備。

大型ディスプレイの機能性が発揮出来る装備は予算が許せば付けたい所!

水素EVの新型ミライと同等の装備が新型アクアにも付けられると思えば、どうでしょうお客さんw

 

通常のバックモニターカメラも大画面表示。

初めてクルマを所有される方にも優しい機能が備わっています!

センターコンソール

 

中央のセンターコンソールには物理スイッチが配置され操作性も考慮。

エアコンダイヤル内部に温度がデジタル表示されBセグハッチとは思えない質感の高さです!

ピアノブラックは汚れが目立ち易いですが、質感の高さはカローラ並みをキープ!

ただし、今回シフトレバーも一新された様で。。

 

インパネシフト採用

 

新型アクアのシフトレバーはプリウスなどで採用されているインパシフトを採用。

レバー自体は大型化され軽いタッチですが、ガチャガチャ入力する操作性はみんなに優しくは無いかもしれない。

ドライブスイッチ等走行系の機能もこちらに集約される中にあのスイッチが無い。

新型アクアはブレーキオートホールド不採用。

ここが1番ネックな部分なんですよ。。

試乗に来られた方もブレーキオートホールド不採用を聞くと⁉︎な方もいらっしゃるるみたいです。

豊富な収納スペース

ドリンクホルダー上にはシャッター付きの収納スペースを配置。

中には充電/通信用のUSB端子が装備。

質感はプラ仕上げですが、スッキリ見せるシャッター仕様にした事が大きい!

ステッチ付きソフトパッドダッシュボードは収納スペースも兼ねて機能的♪

Z・Gグレードには大型のセンターアームレストが標準装備!

街並みを抜けて思い切りロングドライブしたくなるでしょうw

続いて後席をチェックします!

 

 

後席の居住性をチェック

アームレストも装備された後席の居住性をチェックしたいと思います!

 

172cmのオッサンが座ると膝前空間も以外に広いぞ。

センター・タンクレイアウトを武器にした新型フィットには及ばないですが、ホイールベース延長の恩恵で圧迫感は感じさせません!

 

リクライング機能は無しですが、足先を入れるスペースも確保されています!

スタイルの好みもあると思いますが、ヤリスを買われた方は後席の違いに驚かれると思います。

リアウインドウを小さくしたサイド視界ですが、大人が座ってみるとそこまで圧迫を感じさせない実用的な印象!

おぉ。ここにあった!

新型アクアのトピックになる給電システム。

AC100Vコンセントをリアコンソールに配置して最大1500W以下の電気製品が使用可能。

ガソリンを電気に変換する災害対策機能も標準装備になりました!

燃費性能にプラスされた快適機能や先進機能を装備した新型アクアの内装。

以上で内装チェック完了です!

新型アクア インスタ動画

ここまでまとめた新型アクアインスタ動画をどうぞ!

動画内のパノラミックビューモニターシースルー機能に注目。

あれはエグイですw

良かったらチャンネル登録もよろしくお願いします!

最後に試乗レポートの紹介です!

 

 

新型アクア試乗レポート

車両スペック

TOYOTA AQUA Z

全長4,050mm
全幅1,695mm
全高1,485mm
ホイールベース2,600mm
車両重量1,230kg
搭載エンジン1.5L直列3気筒エンジン+モーター
最大出力/トルク80ps/141N・m
駆動方式FF
使用燃料/燃費レギュラー/WLTCモート 33.6km/L
車両本体価格240万円

今回は市街地走行を営業さんと同乗して約30分間試乗させて頂きました!

それでは試乗開始です!

進化したハイブリッド

 

ユニット起動後、市街地へ走り出したファーストインプレッションは、

滑らかに立ち上がったハイブリッドのモーター走行。

独特なモーター駆動だった先代アクアよりも柔らかいフィールに進化して上質感がプラスされています。

ライバルになるホンダフィットや日産ノート等はメーカーの強みを打ち出す中で、新型アクアは扱い易い中間の立ち位置をキープ。

ここは幅広い世代の方が乗るアクアのポジションを狙った味付けなんだと思います。

特別加速が速いという訳でもないのですが、モーター走行出来る距離が長くなり運転操作に対して滑らかにクルマの挙動を感じる事が出来ます。

TNGAの恩恵

ステアフィールはコンパクトボディーらしい軽めな反力を持つ操舵性。

キビキビステアとまでは行かないですが、ハンドルの中立位置が分かりやすいので直進時もふらつく事なく安定しています。

TNGAプラットフォームはクルマを走らせる直進安定性の点での恩恵が大きいです。

レクサス譲りのサスペンションは如何に?

上位グレードZの2WDのみに専用装備される、”スイングバルブショックアブソーバー”

正直に言うと街乗りではそこまで大きな差は感じられませんでしたw

高速走行やグリップ負荷を掛かるワインディング道だと性能が生きるのかもしれないです。

確かにフロントタイヤへの路面の入力は幾らか抑え込まれているかもしれませんが、専用サス入ってますと言われなければ分からないかも。

以外にもリアサスのトーションビームの収まりの方が良く感じてしまったので、GやXグレードを試乗された方からの感想をお待ちしています♪

 

 

快感ペダルのメリットとは?

 

全体的にマイルドさが協調された新型アクアの乗り味ですがブレーキタッチは少し個性が強め。

新型アクアから導入されたトヨタ車初機能になる”快感ペダル”

新型アクアのドライブセレクトは、

  • エコ
  • ノーマル
  • POWER+(新モード機能)

POWER+は最近多くマイルドハイブリッドモデルにも採用されているワンペダルモードの様な機能なんですが、アクセルオフ後の減速力がかなり強いです。

自分では柔らかにアクセルオフしたつもりでも、助手席に乗られている営業さんは確実にお辞儀をしていましたw

アクセル操作だけで速度調整が行える快適機能のはずなんですが、初期制動が緩さに慣れたマツダ足に自分がなってしまったのかもしれませんw

ハイブリッドが普及した様に普段から使っていくと慣れてくものなのかなぁ。

ちなみにアクセルオフの減速力を各モードで試してみると、エコモードが1番扱い易い様な気がしました。

新型アクアの新機能も完全停止までは出来ない仕様になっていましたが、

ワンペダル機能は電動化を進める中で避けては通れないかと思いますのでこちらも是非体感してみて下さい!

以上で試乗レポート完了です!

 

 

日本の国民的ハッチバック

 

幅広い世代に愛された先代モデルの面影を残しながら内外装と先進機能をブラッシュアップした新型アクア。

ここ最近のBセグハッチがフルモデルチェンジで大きく路線変更する流れを見てバランス良く進化しています。

強い個性を敢えて出さない個性が新型アクアの強み。

コンパクトハッチを検討する際には必ず引き出されるトヨタのスタンダートモデルだと思います。

当ブログではいつもお伝えしていますが、

“クルマの魅力は自分で体感してナンボ!”

みんなに優しい国民的ハッチバックの魅力をお近くのディーラーで是非体感!

 

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次回の予告

 

大船が遂に日本上陸!

専用スポーツグレードモデルを早速取材して参りました!

実車は想像を超えてカッコいいww

お楽しみに!

今後も現場取材にこだわった“クルマの魅力を伝える試乗ブログ”を目指して日々精進致しますますので、また読んで頂けると励みになります!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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