アットホームなコンパクトハッチ【新型FIT e:HEV HOME】試乗レビュー

HB

 

プレーンなスタイリングと実用性の高さを実現した仕上がりは正にアットホームなコンパクトハッチ!

こんにちは。togariです!

今回魅力を紹介するクルマは、

ホンダ 新型FIT!

既にコンパクトクラス話題の1台ですが、ようやく試乗取材へ伺ってきました!

先代FITからイメージをガラリと変えた新戦略は如何に?

ホンダが送り込むコンパクトクラスの新しい提案!新型FITの魅力に迫ります!

当ブログではクルマの実際に見て感じた感覚を大事にしたいと思っています。
カタログだけでは伝わりにくいクルマの魅力を現場から楽しくお伝えします!

お世話になったディーラーさん

今回試乗取材させて頂いたのは、

ホンダカーズ岩国さんです。

http://www.hondacars-iwakuni.com/

ありがとうございました!

こちらのディーラーさんは女性スタッフの多さがとても印象的でした!

お出迎えから商談まで多くの女性スタッフが活躍されています。

クルマのディーラーというと気軽に立ち寄りにくいイメージがあると思いますが、

ディーラー内に女性スタッフの声が聞こえる店内はでリラックスした雰囲気で過ごせるお店です!

もちろん男性のスタッフもいらっしゃって専門的な説明も教えて頂けました!

新型車が発売されると各スタッフさんで推しポイントを掲示してお客さんに投票して頂くというコーナーも。

整備スタッフさんも参加されて明るいお店造りを実践されています!

https://www.instagram.com/hondacars.iwakuni/?hl=ja

記事を書いているうちにFIT CROSS STARの試乗車も配車されたみたい!

なんだか楽しそうw

自分も近々また伺わせて頂きます!

スタッフの皆さんが明るくアットホームな雰囲気のディーラーさんですのでお近くの方は是非!

近郊の方で試乗や見積もりを検討されている方がいらっしゃれば、担当営業の方をご紹介出来ますのでお問い合わせ欄からご連絡下さい!

 

まずは新型FITのエクステリアからチェック!

FIT e:HEV HOME エクステリア

モデル概要

「シンプルモダンかつ先進的なスタイリング!」

発売前から注目を浴びていた新型FITは可愛らしい心地良さのイメージが好評ですが、

丸み帯びたフォルムとプレーンなキャラクターラインはSF映画に出てくる未来のクルマの様にも見えます!

アグレッシブなデザインがトレンドの国産市場の中で新しい提案ですね!

様々なスタイルのグレード展開が豊富な新型FIT。

今回の試乗車は、HOME e:HEV

シンプルさと内装の素材にこだわった中間グレードのモデルです。

ボディーカラーのプレミアム・サンライト・ホワイトパールは名前通りに太陽を浴びると透き通るような色合いが美しい!

オプション価格5.5万円はちょっと強気な設定にも思えますがw

パワートレインはインサイトで採用されたユニットを小型化した2モーターのハイブリッドシステムを採用。

インサイトの試乗では低速からのトルクフルな性能が好印象だったので今回も期待したい!

新型フィットのボディーサイズは

全長3,995mm
全幅1,695mm
全高1,515mm

4mを切るコンパクトな車体に魅力がたくさん詰まった1台でした!

それではエクステリアを詳しくチェック!

グリルレスなフロントマスク

「グリルレスの顔付きがフレッシュ!」

ダイナミックデザインが多い国産市場で原点回帰したシンプルさが新鮮な印象を受けます!

フロントバンパーを極力小さくデザインしてボディー同色のフェンダーを大きく取る事で親しみ易いフロントマスク。

ベースグレードBASIC以外ではヘッドライトもフルLED仕様!

デイタイムランニングライトも装備され5ナンバークラスでも不足無い質感でした!

ヘッドライトを点灯すると更に可愛いらしい顔つきにになります。

怒ってるような困ってるような目付きが面白いw

最近はシャープにカッコ良く見せる演出が多いなか、

初代FITを思わせる懐かしい一面も見えます!

造形が未来的なLEDヘッドライト

アップで見てみるとヘッドライトの造形も立体的なデザインでこだわって造られています。

フロントウィンカーはLED仕様でアイライン部分が短く点滅。

中間グレードでもハロゲン式じゃない仕様はこのクラスでは立派!

サイドビュー

「サイドはクーペライクなデザイン!」

フロントウィンドウから傾斜を付けて上屋根を絞り込み、ウエストラインを上げたライン取りがカッコ良い!

HOMEグレードは

  • 15インチ 185/60R15タイヤ
  • ホイールキャップ仕様

オプションで切削デザインの16インチアルミも装備可能です。

ホイールキャプ仕様は残念な部分ですが、

後日伺ってきたトヨタ ヤリスは上位グレードでもホイールキャプ仕様が標準装備でした。

斬新Aピラーデザイン

新型FITエクステリアで話題のAピラーデザイン。

三角窓を拡大するという大胆な手法は今後のホンダ車にどう活かされていくのでしょうか!

ピラー周りもピアノブラック仕上げになり先代より質感が大幅アップ!

Cピラーからリアテールに繋がるエンドデザインが秀逸な収まり!

給油口までプレス上に配置するホンダのデザインへのコダワリを感じます!

リアドアは開口部拡大の為にオーバーフェンダーに被るようにデザインされています。

リアビュー

リアデザインは丸っこいフォルムに大きめのテールランプがかなり目を惹きます!

この発光はカッコいいじゃないですか!

フロントヘッドライトと共通したデザインを採用するセンス良い仕事してます!

リアスポイラーは主張を抑えた小振りなデザイン。

スポイラーもう少し大きくなると全体のデザインがまとまる様な気もします。

ラゲッジスペース

ラゲッジ容量は後席の居住性を重視している為一般的なBセグクラスの広さです。

ラゲッジ床面が高めに設定されてあるので女性でも荷物を積み込みやすい配慮も!

続いてインテリアをチェック!

FIT e:HEV HOMEインテリア

インテリア調シート

「デザインセンス良いですね!」

ファブリックとレザーを使用したシートデザインは家具を思わせるインテリアの様な仕上がりです。

座り心地は柔らかな包み込み感があり非常に快適でした。

今回シートにもかなり改良が入っている様でフレーム内に樹脂製のマットを追加しホールド力を高めているそうです。

シート調整は手動式。体格のに合わせてポジションを取れるようシートリフターも装備されていました。

ファブリックの色味がセンス抜群な仕上がりです!

これは別カラーの内装も見てみたい!

アクセルペダルは吊り下げ式を採用。

欲を言えばブレーキパッドと左足置きプレートの間隔がもう少し余裕が欲しい所でした。

運転席全景

インパネ全体のデザインは至ってシンプル。

今回の試乗車は内装色がブラックなので地味に見えますが、

ダッシュボード全体ににソフトパッドを使用する等マテリアルの質感は非常に高いです!

2スポーク・ステアリング

ステアリングもデザインセンス良し!

2スポークデザインとは大胆に仕上げてきましたね!

握り部も柔らかな本革仕様で感触も良好でした。

ステアリングスイッチで操作する安全支援システム ホンダセンシングは全グレード標準装備!

グレード毎の装備にバラつきが無い点は高く評価出来るポイントです!

 液晶パネルもセンス良し!

画面サイズとしては7インチで小さめですがデザインセンス抜群!

ホンダのコンパクトクラスとして初採用のフルカラー液晶ディスプレイは全グレード標準装備!

色の映り込みが非常に綺麗で視認性も高いです!

表示される文字フォントのポップな演出も見逃せません!

広い前方視界

話題の分割Aピラーは四角の軽減に効果抜群です!

前方ピラーの内側をブラックアウトする事で視認性を高めた工夫はアイデア勝利!

「この前方視界は驚きですね!」

前方視界の秘密はメーターフードを無くしたデザインにもあり!

前方に遮るものが無いクリアな視界は車体感覚が掴み易いです!

インパネ周り

ナビはビルトインタイプでした。

今回の試乗車には8インチのギャザズナビ 14.3万円が装備されていました。

オシャレなインパネに対し、

はめ込み式だと後付け感が出てしまいインテリアデザインを損ねている気もします。

最近は専用ナビ仕様も登場してきてますが、

国産メーカーはナビがディーラーオプション別売りという販売する際に切れない事情があるので仕方ない所ですかね。

エアコンパネルは左右独立とまではいきませんが、フルオートエアコン仕様でした。

操作し易い物理スイッチを使用しながらパネルも加飾が加えられてこのクラスとしては充分な質感です!

キーは専用デザインではなく、他のホンダ車と同じデザインが採用されていました。

Bセグでも快適装備!

電子パーキングブレーキxオートブレーキホールドが遂に装備!

このクラスの国産メーカーも遂に快適装備が搭載ですね!

最近は軽自動車にも装備されていますが、Bセグクラスでの採用は意外に少ないのでは?

ただ、このシフトレバーが今回の試乗時に気になったポイントでもありました。

インパネ周り

ダッシュボード上の収納が復活!

このユーティリティーの高さはホンダNシリーズでの高い収納力が活かされています!

センターコンソールが無い。

何も無いですw

左右のアルミレールにコンソールボックスやトレイを組み合わせる用意もされているみたいですが、全てオプション設定。

カタログではカバンを置いている画像がありましたが、実際はキーかスマホを置く場所になりそうw

試乗時に信号待ち等で左手を休める場所が無くて落ち着かない印象を受けました。

面白い機能なんですが、ここはユーティリティーに振り過ぎている点かもしれないです。

続いて後席をチェック!

後席抜群のパッケージング

後席も造り込みは非常に高い!

アームレスト装備はクラス超えの仕上がりです!

いつものオッサンの脚をスミマセンw

足元空間も余裕があり足先を立てる位クリアランスが保たれています!

シートアレンジ3変化

新型FIT 驚きの後席シートアレンジをどうぞ!

ロングモード!

リアシートは片側だけでも跳ね上げ可能で後席に座りながら高さのある荷物も積めます!

トールモード!

左右の後席を跳ね上げると積載スペースは更に拡大します!

狭い場所での横からの積み込みには非常に便利かと!

関係無いですが窓の向こうに新型アコードが!

知らんかったーw

最後はダイブダウンモード!

ほぼフラットにラゲッジスペースを展開出来るのでコンパクトクラスでも収納能力は非常に高いです!

新型FITの内装は、

デザインセンスの高さに加えて抜群のパッケージングが魅力的な商品力の高い仕上がりでした!

FIT e:HEV HOME インスタ動画

新型FITのエクステリア・インテリアをまとめたインスタ動画をどうぞ!

立体的な質感やデザインセンス抜群のインテリアを動画でご覧下さい!

最後に試乗レビューの紹介です!

FIT e:HEV HOME試乗レビュー

試乗前に車両スペックの紹介です!

試乗車両スペック

FIT e:HEV HOME

全長3,995mm
全幅1,695mm
全高1,515mm
ホイールベース2,530mm
車両重量1,475kg
搭載エンジン1.5L e:HEV 2モーターハイブリッド
最大出力/トルク98+109ps/127+253N・m
駆動方式FF
使用燃料/燃費レギュラー/WLTCモード28.8km/L
乗車定員5名
車両本体価格206万円

それでは試乗開始です!

今回は市街地走行でのレビューになります。

出足からのEV走行

エンジンを始すると静かな走り出しでEV走行が開始。

インサイト程の強い速度感ではないですが、モータートルクでかなり引っ張れます!

トヨタ等のハイブリッドと違いモーター音も静かなので上質なクルマを運転している印象が強い!

こちらのディーラーさんの試乗コースは市街地から一旦踏切を通過するのですが、突き上げ感もコツコツと感じる程度で抑え込まれホンダ車特有の硬さとは味付けを変えてきてると感じます。

走り出しの印象はコンパクトクラスなのに非常に上質!

ゆったりしたドライブフィール

直線道路に入ったので徐々に速度を上げるとエンジン走行へスムーズに切り替わります。

ブレーキフィールは踏み込み始めのタッチから非常に良く効いてきます!

発売が延期になったディスクブレーキ採用はユーザーとしても嬉しい仕様!

ただ、

静粛性の高さの影響で回生ブレーキの音も抑えられているのでハイブリッド車としての主張は弱いかもしれないです。

ここは後日ガソリンモデルも試乗してエンジンフィールの違いも検証したいと思います!

クルマの取り回しは非常に高く・抜群の前方視界で運転しやすさを追求した動的質感は高い次元で仕上げられていますが、

ステアフィール・アクセルフィール共にゆったりめに設定されているので主張が少ないクルマと感じる方も多いかと思います。

新型FITの動的質感の印象は、

運転のしやすさ等、基本的な動力性能はクルマとしての魅力を感じる部分も有るのですが、

クイックな操舵性やアクセルレスポンスの良さを求める方にはクルマとしての個性が弱い面も見えてしまいます。

気になる点も

試乗していく内に気になる点も感じたのでお伝えしようと思います。

シフトレバーの剛性力が弱いです。

試乗当初から感じてはいたのですが、

Dレンジに入れようとするとシフトレバーが軽過ぎてBレンジ(エンジンブレーキレンジ)まで下がってしまいます。

ここは重箱の隅をつつく様な細かな点かもしれませんが、実際に所有した後に感じる場面があるのでは。

試乗に伺った日も多くの方は新型FITを見られていて中には高齢のご夫婦の方もいらっしゃいました。

誤操作や故障の原因にもなり兼ねない点だと思いますので早い形で改善出来ると良いと思っています。

※3/15追記

後日新型FITガソリンモデルの試乗に伺って来ました。

こちらの試乗車ではシフトレバーの剛性しっかりありました!

うーん。何故でしょう.

ハイブリッドとガソリンモデルでシフト部品を変えているとは考えにくいので車体の個体差の問題なのかもしれません。

この現象は新型FITの別グレードも試乗する機会がありましたら追って検証して行こうと思います!

クロスオーバーに仕立てた新型FITのガソリンモデルはまた違った走りを見せてくれました!

後日試乗レビューとしてお伝えしますのでお楽しみに!

以上で試乗レビュー完了です!

まとめ

各メーカー激戦エリアの国産コンパクトクラス中で満を持して登場した新型FIT。

万人受けするアットホームなエクステリアとデザインセンス・多様性抜群のインテリアは国産市場の新たなステージに踏み込んだ仕上がりではないでしょうか!

一方で動的質感は万人受けを狙う余り少し気薄な印象も感じた試乗レビューとなりました。

当ブログではいつもお伝えしていますが、

クルマの魅力は自分で体感してナンボ!

新型FITは実際にご自分で見て・触る事でクルマの本質が伝わる1台だと思います!

ご興味を持たれた方は、新型FITの魅力をお近くのホンダ・ディーラーで是非体感してみて下さい!

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次回の予告

次回の魅力を紹介するクルマは、

「新型FITと対峙するコンパクト・ハッチ!」

グローバルネームに改名されたスポーツハッチの試乗レビューをお伝えします!

お楽しみに!

今後もクルマの魅力を伝えるブログを発信して、試行錯誤しながらより分かりやすいコンテンツを目指そうと思っています!

最後まで読んで下さりありがとうございました!

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