【 情熱的なジュリア3つの魅力】”ヴェローチェとクアドリフォリオ”乗り比べ試乗

五感を刺激するイタリアンセダンを体感!

こんにちは。togariです!

今回紹介するクルマはこちらです。

アルファロメオ ジュリアの試乗取材に伺って参りました!

当ブログ初登場のアルファのスポーツセダンはプレミア勢がひしめくDセグクラスのなかでも情熱的なドライブフィールを持つ仕上がりでした!

 

なんとこれはw

ディーラーさんのご厚意で最上位モデルのクアドリフォリオにも試乗させて頂きました!

モンスタースペックを搭載したジュリアのトップグレードを体感!

今回の試乗レポートは、

・情熱のイタリアンデザイン

・走りと美の融合

・孤高のクアドリフォリオ

3つの魅力にフォーカスしてイタリアンスポーツサルーンの魅力に迫ります!

 

当ブログではクルマを実際に見て感じた感覚を大事にしたいと思っています。
カタログだけでは伝わりにくいクルマの魅力を現場から楽しくお伝えします!

ディーラー紹介

今回試乗取材させて頂いたディーラーさんは、

 

アルファロメオ広島さんです。

 

ありがとうございました!

住宅街を抜けると飛び込んでくる情熱的なイタリアンレッドの建物。

国内最大級の規模を誇るアルファのディーラーさんです!

初めての取材で少々緊張気味でしたが、対応してくれた営業さんもブログの趣旨を理解して下さり楽しく試乗させて頂きました!

店内はアルファロメオのフルラインナップがお出迎え。

個性的なディテールをじっくりと堪能出来ます

4C(販売終了モデル)

隆起したデザインが特徴的なピュアスポーツ4C

既に販売終了されたモデルになりますが、唯一無二のスタイリングを持つ1台です。

 

こんな所にまでカーボンが!

奇抜なライト造形は個性の塊ですねー

敷地内にはフィアット・アバルトディーラーも併設されています。

コンパクトクラスからSUVモデルまでイタリア車の魅力を感じる事が出来ますのでお近くの方は是非!

それではアルファロメオジュリアのモデルスペックから紹介です!

 

アルファロメオ ジュリアモデルスペック

2台のジュリア

回試乗した2台のジュリア。

間近で見るとスポーツセダンの色気あるデザインに魅了されます。

GIULIA(ジュリア)はラテン語で女性の名前を現す言葉。

多分ロミオとジュリエットからもインスパイアされてると思いますが、ステアを握るとドラマティックな走りが堪能出来ますw

アルファロメオ ジュリアのラインナップは、

  • ヴェローチェ
  • クアドリフォリオ

改変されて20217現在2グレードの展開。

入門モデルとして展開されたスプリントグレードや、個人的に興味があった2.2Lディーゼルターボ搭載のスーパーは既に販売が終了されています。

現行ジュリアのパワートレインはガソリンモデルのみのグレード体系になります。

日常を楽しむヴェローチェ

 

静と動の絶妙なデザイン・バランスがイタリア車のセンス!

  • アルファロメオ ジュリア ヴェローチェ
  • ボディーカラー:ブルガノ・ブラック
  • 車両本体価格:595万円

スポーティーな装備と加飾が追加されたジュリアのスポーツグレードです!

ヴェローチェはイタリア語で速い・迅速なという意味合いを持つみたい。

ランボルギーニのディアブロにはSV(スーパーヴェローチェ)と名付けられ非常の速いというイメージでも使われています。

今回はネーミングの意味合いも勉強しながらお届けしたいと思いますw

ヴェローチェに搭載されるエンジンは、

2.0L直列4気筒ターボ 8AT

最大出力280ps
最大トルク400Nm

欧州車のライバルはメルでセス・CクラスやBMW3シリーズといった所ですね。

400Nの高トルクは2Lモデルでも持て余す程の高い動力性能が魅力!

 

シンプルなキャラクターラインが妖艶なリアビュー。

アグレッシブな走りを持ちながら、普段使いもこなせるジュリアのスポーツグレードがヴェローチェです!

 

ハイパフォーマンスモデル クアドリフォリオ

これは確実にオーラーが違うw

アルファロメオ最高峰モデルに位置する伝統のクアドリフォリオ!

真のスポーツモデルは迷わずレッドを選べという事でしょうかw

  • アルファロメオ クアドリフォ
  • ボディーカラー:アルファレッド
  • 車両本体価格:1,174万円

基本となる車体は同じですが、

車両価格はヴェローチェ2台分の1,000万を超えるトップグレードです!

クアドリフォリオはイタリア語で四つ葉のクローバーを意味します。

サイドに付いたクローバーバッヂが刺激的な走りと幸運をもたらす紋章を装備!

 

クアドリフォリオに搭載されるエンジンは、

2.9LV6気筒ターボ 8AT

走りを語りかけてくる圧巻のエンジンルーム!

電動化が急がれる昨今V6ターボをセダンに積んだガソリン臭いハイスペックモデルですw

最大出力510ps
最大トルク600Nm

流石圧巻のスペックですw

フェラーリのV8エンジンを2気筒カットダウンして載せ替えた猛獣エンジンは街乗りでは魅力の一部しか発揮出来ないかもしれません。

価格的にもAMGモデルやM3モデルと競合するオーバースペックなスポーツセダン。

専用スポーツ装備を使用した刺激的な走りを持ちながら、実用的な4ドアセダンスタイルがジュリアクアドリフォリオです!

 

俊敏と情熱を司る2台のジュリア。

続いてジュリアの魅力的なイタリアンデザインを見て行きましょう!

情熱のイタリアンデザイン

ヴェローチェ 情熱のエクステリア

 

個人的にアルファロメオのエクステリアデザインはアクが強めの勝手なイメージを持っていたのですが、

実車を目の前にすると情熱的なイタリアンデザインに圧倒されます!

盾をモチーフにした大開口のグリルデザインは、トレンドの威圧的マスクとは一線を画す気品を感じるデザイン。

三つ葉を表す左右に大きく開いたフロントバンパーは冷却機能とデザイン性が両立されています。

何処から見てもひと目でアルファと分かる唯一無二のデザインセンス

国内仕様は唯一ナンバープレートが何とも残念ポイント。。

盾は1つで良いですよねw

 

ヴェローチェのヘッドライトはバイキセノン式を採用。

粒状に光るLEDデイタイムランニングライトが標準装備され先進機能もアップデート。

ジュリアの安全運転機能はオートマチックハイビームまでの装備です。

このアングルで見ると目元は86っぽく見える様な。。

ではサイドに回ってみましょうw

スレンダーな美しいライン取り。

ジュリアのサイドデザインは伸びやかさがより強調されています。

ロングノーズショートデッキボディーにロングホイールベースを組み合わせたFR駆動。

前後重量配分50:50を実現する為にバッテリーをトランク内に配置したそうです。

しかし夏空の雲になりましたね。

今年も撮影の厳しい夏が始まりましたw

アルファロメオジュリアのボディーサイズは、

全長4,655mm
全幅1,865mm
全高1,435mm
ホイールベース2,820mm

ショートオーバーハングの伸びやかなスタイリングと低重心に抑えた全高でスポーツセダンのお手本となるプロポーションの良さが魅力的!

ルーフラインからリアエンドへ流れるラインからは女性的な印象も受けます。

3サイズはDセグメントクラスになる為取り回しに気を遣いそうですが、

驚きのハンドリング性能とFR抜群の前後重量配分の高さでボディーの大きさは問題無し!

 

ホイールデザインも芸術的。

力強さと繊細さが共存した紋章の様な造形が素晴らしいデザインです

向きを考えなくても様になるので撮影しやすくて最高!

スミマセンw

ヴェローチェに装着するタイヤ&ホイールは、

  • フロント:225/40R19
  • リア:225/35R19

やはりスポーツセダンらしく前後異形の組み合わせですね!

ピレリ“P-ZERO”というスポーツ仕様のランフラットタイヤが装着され、ヴェローチェには専用のスポーツバンパーが装備されています!

 

togari
このアングルは。。

スマートなサイドエンブレムとキャリパーに刻印された筆記体フォントが堪らなくオシャレ。

ラテン的なデザインセンスは所有欲をくすぐります!!

 

リアはベーシックなセダンデザインを表現。

クの字型に点灯するリアコンビネーションランプカッコいいですね。

昼間では魅力をお伝え出来ない美しさ!

 

ディフューザーバンパーの中に埋め込まれた左右2本出しのマフラーでは勇ましさを表現。

2Lモデルとは思えない小気味よい排気音を聞かせてくれました!

ヴェローチェ 情熱のインテリア

 

飛び込んで来たのは情熱的なレッドレザーのパワーシート。

プレミアムセダンを象徴するスポーツラグジュアリーな仕上がりです。

ジュリアはボディーカラーによって内装カラーが決まっており、ブラック外装を選択するとレッド内装のみの組み合わせ。

パンチングレザーの質感も非常に高いのですが注目のポイントは、、

特大のランバーサポート!!

ここまで張り出しの強いランバーデザインは珍しいですね。

見た目通りのタイトなシートをより締め上げてコーナリング時の横Gに即座に対応します!

 

ランバーサポートはシートメモリー横にあるスイッチでお好みに調整可能。

ドライブポジションにプラスする形で情熱的な走りを演出するのがアルファの流儀です!

 

 

赤を基調とした情熱的なインパネデザイン。

手の届く範囲にボタンが配置されデザイン性と走りに特化した機能性を重視!

ヴェローチェはダッシュボード上にもレザーが使用され価格に見合った質感の高さも魅力的です!

 

本国のイタリアはレザー細工が盛んな国だけあって手に触れる部分のレザーの質は最上級でした。

推しポイントは1010分位置にアクセントされたパンチングレザー部分。

運転中の指にしっとりと馴染む極上の握り心地を味わえます

シンプルな造形の中に、特大パドルやスタートスイッチ配置など個性を忘れないトータルセンスもステキ!

 

運転メーターは視認性を重視したアナログ2連式を採用。

ライバル車種がフル液晶化を進める中、先進性に欠ける部分かもしれませんがアルファロメオの強いこだわりを感じる部分です。

右手に見えるスピードメーターをご覧下さい。

アナログ式も良いでしょうww

中央のマルチインフォメーションディスプレイでは安全運転支援の表示も可能。

アルファロメオ ジュリアの安全装備は、

トラフィックジャム&ハイウェイアシスト追従+ステアリング操舵付 60km以下/高速専用
トラフィックサイン&インテリジェントスピードコントロール交通標識読み取り表示
レーンキーピングアシストステアリング補正付き
ドライバーアテンションアラートドライバーへの疲労注意喚起
アクティブ・ブラインドスポットアシスト後方死角支援
オートマチックハイビームクアドリはアダプティブ装備

ACCこそ全速度対応では無いですが、昔のイタ車を思うと見違える程ADAS装備が充実してきています!

 

インフォシステムは8.8インチのタッチ式ディスプレイ。

決して大画面では無いですが、ダッシュボードのデザインを壊さない様に埋め込んでデザインを最優先しています。

Apple Car Play/Android Autoにも接続対応し、2021年モデルではナビゲーションがインストールされ標準装備になりました!

ナビゲーションの標準化はイタ車好きの方には嬉しい知らせですね!

 

シフトレバーはBMWやジャガー等でも採用されているノック式。

剛性あるクリック感でダイレクトな操作が可能

ブレーキオートホールドの装備は有りませんが、マイナーチェンジで電動パーキングブレーキが追加されています。

ピアノブラック一辺倒で溢れるセンターコンソールはマットアルミ仕上げ。

アルミらしい冷ややかな感触では無かったのでスプリントのヘアライン仕上げも充分上質でした!

横置きに配置されたドリンクホルダーを見ると、デザイナーさんよく分かってるなぁw

内装のレッド部分は全てレザー仕上げ。

流麗なインパネ造形が気持ちを情熱的に盛り上げてくれる気がしますw

グローブボックスを開けると起毛仕上げの内装が!!

久し振りに満点出ましたーw

後席ドアも妥協無しの高い質感をキープ。

前席同様分厚いドアの剛性感はドイツ群に迫る仕上がりです!

後席シートもスポーティーなレッドレザーがお出迎え

アームレストやエアコン吹き出し口も装備されて実用的な4ドアセダンとしても使えるジュリア!

 

シートバック部にはネットも完備。

後席乗員が圧迫を感じさせない様にカットされたデザインになっていました。

ダブルステッチ仕上げにする事で見た目の高級感も良き。

プレミアセダンとしての快適な居住性もキープされてる点は大きな武器になるかもしれません!

 

トレンドのデジタルデザインで勝負するのではなく、

素材の良さを活かした古き良き内装デザインで勝負するのがヴェローチェ情熱のインテリアです!

それではアルファロメオジュリアの試乗レポート行きましょう!

走りと美の融合

試乗車両スペック

ALFAROMEO GIULIA VELOCE

全長4,655mm
全幅1,865mm
全高1,435mm
ホイールベース2,820mm
車両重量1,630kg
搭載エンジン2.0直列4気筒ターボ8速AT
最大出力/トルク280ps/500N・m
駆動方式FR
使用燃料/燃費ハイオク/WLTCモード12.1km/L
車両本体価格598万円

今回は市街地走行を中心にストレートでの加速性、ワインディング道でのハンドリングを体感して参りました!

ステアリングに配置された始動スイッチはレーシングカーを動かす様な心躍る瞬間です

それでは試乗開始です!

プレミア路線を意識?

走り出しの印象は滑らかなレスポンス加速。

2Lダウンサイジングターボは搭載されたZF製の8ATと相性も良く走り始めから滑らかなシフトチェンジをみせてくれました!

デュアルマフラーが装備されたスポーティーなヴェローチェですが、ノーマルモードだと排気音はそんなに車内へ入って来ないです。

プレミア路線を意識した乗り味でしょうか。

足回りは硬め。

ヴェローチェは専用のスポーツサスペンションが装備されている為、フワフワせずしなやかに動きでロードインフォメーションを伝えてきます。

高いシートホールドで縦揺れを吸収し、アナログ寄りな乗り心地がクルマとの一体感を高めます!

ドライブセレクトをアドバンスド エフェンシーモード?に切り替えるとペダルタッチに変化が。

このモードは燃費重視やオールウェザーに対応したモードらしいのですが、

アクセルオフ後のコースティングの安定感がめちゃくちゃ高い!

車体の挙動が乱れず低重心に抑えた車体バランスは、前後配分5050を実現した走りの美しさを感じました!

街中でストップ&ゴーを繰り返すとペダルレイアウトの扱い易さが際立ちます。

マツダ車以外では久しぶりのオルガン式。

国内仕様にローカライズされた踏み替え易いペダルの配置は魅力的なポイント。

制動力の強さはガチガチのブレーキペダルを見ると納得w

コーナーへ進入するとジュリアの本性が姿を現します!!

抜群のハンドリング性能

ステアリングを切った分だけノーズがスッと入る気持ち良過ぎなハンドリング!

この旋回性能はヤバいですw

ステアフィールはクイックでハンドル自体は軽いのですが、中立付近はしっかり剛性がキープされてコーナリングの安定感がハンパ無い!!

初めて味わった絶妙なステアフィールでした

コーナリングを更に演出するレーシング仕様のアルミ製パドル。

コーナー手前で減速するとファォン!とブリッピング音が最高

ジュリアのパドルシフトはステアリングから独立して取り付けられていますが、アルミのタッチ感と素早い操作性の高さで非常に扱い易いです!

ドイツ車のどっしりした座りとは毛色を変えた抜群のハンドリング性能がジュリア最大の魅力!

アルファの持ち味になるハンドリングのキレの良さは初めての体感でした!

 

伸びやかなダイナミックモード

 

ダイナミックモードへ切り替えるとハンドリング、アクセルレスポンスが機敏になりスポーツセダン本来の乗り味に。

排気音も音色が濃くなり、低音を響かせながら街中をヒラリと交わす乗り味が丁度良い加減です

 

ストレートの道に入ってきました。

フル加速を試す為に完全停止からアクセルを踏み込んでみると、

ファファーン!!

こりゃドッカンターボだ。。

一瞬のラグを置いてからの鋭い加速!

ジュリアは3500回転以上になるとバルブが開く仕様みたいで官能的な排気音を奏でながらシートが背中に吸い込まれましたw

高速域に入っても頭打ちを感じない伸びやかな加速で思わずパドルでシフトダウン。

すぐさまブリッピングする音色でマスクが緩みますw

オシャレなスタイリングの4ドアセダンのジュリアは完全なドライバーズカーだと確信した瞬間でした!

営業さん
togariさんクアドリ乗られたらもっと驚くと思いますよ♪

それでは最上位モデルのクアドリフォリオを紹介しましょうw

 

 

孤高のクアドリフォリオ

クアドリ 孤高のエクステリア

 

お待たせしました!

510ps/600Nのハイペックを誇るジュリアのトップグレードクアドリフォリオ。

車両価格1,174万円のモンスターモデルです!

全体のスタイリングはヴェローチェと大きく変わりませんが、走行性能を高めた専用装備が満載されています!

ヌルテカボディーが美しいアルファレッドのボンネットですが、左右に排気口を設けてモンスターエンジンを冷却する専用意匠で差別化されています。

 

ボンネットは全体がカーボン素材でした!

ジュリアとの車重差は約80kgの増加。

軽量化に特化したスパルタ仕様ですが、軽過ぎる事が余計に不気味w

 

フロントリップもフルカーボン素材を使用するスポーティーなフロントアンダーですが、

クアドリフォリオのフロントリップにはアクティブエアロスプリッターという専用装備を装着。

時速100キロ以上になるとダウンフォースを高める為にリップが自動的に下がる機能みたい!

ここはオーナーさんだけの特権機能ですねw

ロングノーズのボディーラインとレッドカラーの組み合わせはフェラーリを彷彿させるカッコ良さ!

サイドマーカーやサイドアンダーにカーボン素材が装着されヴェローチェを超えのスポーティーなスタイリングです!

クアドリフォリオの装着タイヤ&ホイールは、

  • フロント:245/35R19
  • リア:285/30R19

ヴェローチェを超えるトレッド幅の19インチで過激な走りを受け止めます!

 

スポーツセダンとして隙の無い完璧なプロポーションのアングル

クアドリはリアデザインで大きく主張してますね!

 

リアスポイラーは差別化されたカーボン仕様の専用装備が。

切れ長なのリアコンビネーションランプをより引き立てます

 

極太マフラーで大きく主張してますw

どんな音色を響かせてくれるのか楽しみなような、恐ろしいようなw

クアドリ 孤高の内装

 

ドアを開けると飛び込むのはアルカンターラとレザーのコンビシート。

ヴェローチェよりも高級感は欠けるかもしれませんが、厚みを増したランバーサポートと高いホールド力で過激な走りをサポート!

 

ドア内張りも総レザー仕上げの高級感ある仕上がり。

価格が価格だけにDセグメントのライバルにも引けを取らない質感です。

それにしてもやはりダブルステッチのアクセントが効いてますね

全体のインパネデザインはヴェローチェと共通化されていますが、

内装も各所にカーボンパーツがふんだんに使われ好きな方には堪らないデザインになっています!

 

メーターフードが立体的な運転メーターパネル。

スピードメーターのスケールを見ると。。

フォーミュラカーかいなw

街乗りでは余りにも針が動かないので速度感覚が麻痺しますw

センターコンソール周りもオールカーボン仕様のスパルタンな仕上がり。

ジュリアのボタン配置は自然と手が届く範囲に集約されて操作性が抜群に良い

 

クアドリフォリオにはレースモードなる専用ドライブモードが装備。

通常の切り替えとは変更されて長回しする事で切り替わる訳ですが、

常にバルブが開きアクセル操作を誤るとホイールスピンするそうなので今回は断念しましたw

0-100キロ加速3.9秒はパナメーラを上回る加速性能を誇りますw

 

ダッシュボードから流れる様に繋がる流線形のインパネデザイン。

Aピラーが立ち気味なので死角になる点は感じますが、上質なセダンとしての一面もクアドリフォリオは持っています。

それではハイスペックモデルの乗り味を肌で体感と行きましょう!!

 

 

孤高の動力性能

ALFAROMEO GIULIA QUADRIFOGLIO

全長4,635mm
全幅1,865mm
全高1,435mm
ホイールベース2,891mm
車両重量1,710kg
搭載エンジン2.9V型6気筒ターボ8速AT
最大出力/トルク510ps/600N・m
駆動方式FR
使用燃料/燃費ハイオク/WLTCモード-km/L
車両本体価格1,174万円

ヴェローチェと同じく市街コースを中心にストレートでの加速性能、ワインディング道のハンドリング性能を体感して参りました!

クアドリからの軽い挨拶

クアドリフォリオの始動スイッチはレッド塗装。

まるで戦闘機のコックピットの様な質感はスピード世界への入り口です。

始動するとエンジン音は意外にも抑えめ。

これならご近所にも気を遣わず安心でしょうw

ゆっくりと車体を動かして行くと、

営業さん
togariさん丁度空いてるので踏んでみて下さい。

いきなりストレート加速を体感する事になりました!

「体感速度がハンパ無いです。。」

ヴェローチェと比べてレスポンスの鋭さも各段に違いますが、

路面へ食い込む様なタイヤグリップと低速から中速域への異常な吹け上がりの良さ。

この時点でノーマルモードでしたw

足回りの違い

暫く街中を走行すると足回りの違いに変化が。

クアドリフォリオの足回りはヴェローチェよりもマイルドな感覚。

コツコツと路面の段差は拾いますが自然に抑え込む収束性を持っています。

クアドリフォリオにはアルファ アクティブサスペンションという電子制御式サスを装備。

日常的なシーンでは実用的な4ドアセダンスタイルもクアドリフォリオの一面です!

 

 

更に切れ込むハンドリング

ハンドリング性能は更にグイグイ切り込めますw

ある程度速度を保ったまま進入してもアンダーステアがしっかりFRしてくれるのでステアフィールの軽快さをエンジンパワーが上手くアシストしてくれました

クアドリの試乗は途中で道を間違えてしまい愛車でディーラーさんへ伺ったコースを試乗する事になったのですが、ハンドリングの機敏さはアルファに旗が上がりそうですw

マツダの時期FRモデルが今から楽しみですw

孤高のダイナミックモード

いよいよ猛獣エンジンの本性を知る時が。

D-N-Aドライブをダイナミックモードに切り替えると、マフラーから低音を響かせて車内の空気が張り詰めます。

停止状態からアクセルを踏み込んでみると。。

「ドカーン! 停止状態からいきなり最大トルクで車体が飛び出します!」

この時シートが背中に張り付くというより、前方へのめり込む様な強烈なGが身体へ襲いかかる。

遂にV6ツインターボが本性を現した瞬間ですw

ボッ!ボッと雄たけびを上げるエキゾースト音。

官能的なサウンドが最高

アクセル開度7割位で恐ろしくなりシフトダウンしてしまいましたw

ダイナミックモードでこの走りとは。。

やはり公道では動力性能の一部しか感じる事は出来ないですw

一度ダイナミックモードのレスポンスを味わうともう後戻りは出来ません。

アクセルが踏んで来いと語り掛けてくる中毒性の高いドライブフィールはガソリンが幾つ有っても足りないw

キレキレのハンドリングとリアから鳴るエキゾーストを楽しみながらディーラーへの帰路に着いて試乗レポート完了です!

 

 

情熱のスポーツサルーン ジュリア

情熱的なスタイリングと抜群のハンドリング性能で魅惑の個性を醸し出すアルファロメオ ジュリア。

仲良くさせて頂いているフォロワーさんからのオススメで試乗取材に伺ってきたのですが、自分にとっても今後の記事作成に広がりを持たせる良い経験となりました

でぃーたさんありがとうございました!!

ディーゼル愛好家としては現存しているステルヴィオのディーゼルモデルも機会を作って取材してみたいと思います

全国的にはディーラー数が少なく実際に触れる機会が難しいブランドかもしれませんが、プレミアメーカーとは一味違った味わいを感じられるアルファロメオ。

当ブログではいつもお伝えしていますが、

クルマの魅力は自分で体感してナンボ!

情熱的なジュリアの魅力をお近くのディーラーで是非体感!

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次回の予告

先進的なホイールデザインはまさに!

次回は急ピッチで電動化が進むドイツから登場したコンパクトBEVの魅力に迫ります!

単なる派生モデルと思っているとカウンターを食らうかもしれませんw

お楽しみに!

今後も現場取材にこだわったクルマの魅力を伝える試乗ブログを目指して日々精進致しますますので、チヶックよろしくお願いします!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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