ベンチマーク復活なるか!
こんにちは。togariです!
未消化案件絶賛作成中の今日この頃ですが、
今回はこちらのクルマです!
ゴルフ8 TDI&GTI試乗して参りました!
やっぱり来たー!
ゴルフ8待望の内燃機関モデルを一気に乗り比べ試乗します!
2022年1月7日に正式発売されましたので遂に解禁!
ってもう遅いかw
GTIはディスプレイもホットハッチ仕様!
これはテンション上がるw
甲乙つけ難い仕上がりの2台を乗り比べレポートしたいと思います!
“待望のディーゼルと伝統のスポーツ”
ゴルフ8 TDI&GTIの魅力に迫ります!
カタログだけでは伝わりにくいクルマの魅力を現場から楽しくお伝えします!
取材ディーラー紹介
今回取材させて頂いたディーラーさんは、
フォルクスワーゲン周南シティさんです。
ありがとうございました!
フォルクスワーゲン正規ディーラー 「フォルクスワーゲン周南シティ」の公式サイト。営業時間や店舗設備をはじめ、キャンペーン…
年末の挨拶に伺ったつもりが急遽取材になってしまいましたw
2021年怒涛のリリースラッシュを続けるフォルクスワーゲンの正規ディーラーさんです。
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- 新型パサート
- 新型ゴルフ8
- ティグアンR
- 新型ゴルフヴァリアント
- 新型アルテオンシューティングブレーク
昨年は6台のフォルクスワーゲンを取材させて頂き大変お世話になりました!
そうか。。
今回の2台を入れると計8台だったw
いつもご協力頂きありがとうございます!
この投稿をInstagramで見る
昨年はお店のインスタグラムで当ブログを紹介して頂きました!
今後もWin-Winの関係を築ける様に精進したいと思います。
営業さん・スタッフさん共にフレンドリーな方で、フォルクスワーゲンの魅力を体感出来るディーラーさんですのでお近くの方は是非!
それではゴルフ8 TDI&GTIのスペック比較へ行きましょう!
TDI&GTI スペック比較
待望のディーゼル TDI
「どこが変わったん⁈」
まぁこの件については後程w
遅れて国内導入されたディーゼルモデルの”ゴルフ8 TDI”
マイルドハイブリッドモデル”e-TSI”の先行投入後、まさかのディーゼル導入は国内ユーザー待望でしょう♪
ゴルフTDIは”e-TSI”と同じく4グレードで構成。
グレード | 車両本体価格 |
TDI Active Basic | 344万円 |
TDI Active Advance | 398万円 |
TDI Style | 403万円 |
TDI R-Line(試乗車) | 408万円 |
マイルドハイブリッドモデルより価格面は上昇していますが、
ステアリングヒーターやシートヒーターが中間グレードから標準装備になり価格に対する充実度もTDIの方が高い構成です。
見た目にこだわらなければ充実装備の”TDI アクティブ アドバンス”を選ぶのもアリ!
今回取材した車両は、
スポーティーに仕立てた最上位グレード”R-Line
TDIも最上位になると400万を超える価格帯になります。
やはり違いが無。。
おっとw
マイルドハイブリッドの同グレードe-TSI R-Lineの車両価格は381万円。
昨年秋のフォルクスワーゲン一斉価格改定の影響もあり20万円の価格差が付いています。
目次 1 ゴルフ8 TDI 発売時期・価格・見積もり紹介1.1 ゴルフ8 TDIの発表次期について1.2 TDIの価格・…
TDIモデルの詳しい見積もりはお馴染みブログ仲間UUさんの記事をチェック!
TDI R-Lineを含む3グレードの見積もりを紹介されています!
ゴルフ8 TDIの搭載パワートレインは、
2.0L直列4気筒ディーゼルターボ/7速DSG
- 最高出力/150ps
- 最大トルク/360N・m(1,600rpm~)
新エンジンの特徴は低速域でのハンドリングとトルク性能の相性の良さ!
最大トルクの強化と最新AdBlueシステムが環境に優しい最新鋭のディーゼルエンジンを搭載。
電動化を進める欧州ではディーゼルモデルが次々と販売を終了。
ドイツ3社は現行車種以降ディーゼルモデルの導入見送りが検討されたり、プジョーは昨年から新型モデルから国内ディーゼルのラインナップが消えました。
そのなかでフォルクスワーゲンは積極的な姿勢で、2022年中にはワゴンモデルのゴルフ8ヴァリアントにもTDIが国内導入されるという噂も⁈
一方、国内のディーゼルハッチバック事情はもっと深刻です。
現状だと1.8L XDディーゼルエンジンを搭載するマツダ3ファストバック位ですかね。
自分の愛車も内燃機関最後のエンジンとしてXDを選びましたが、国産ディーゼル離れは今後も加速して行きそう。
よって今回のゴルフ8TDIの追加はインポーターの努力が見える貴重な1台と言えます!
伝統のスポーツ GTI
ゴルフ8 GTI誕生!!
歴代ゴルフのデザイン・テイストを受け継いだゴルフ・ファン待望のホットハッチ!
今回初めて試乗させて頂きましたが、期待に応える動力性能を魅せてくれまして。。
e-TSIのオーナーさんに怒られるんじゃないかと思うw
ゴルフ8 GTIは1グレードのみの展開。
ゴルフGTI/車両本体価格446万円
目次 1 ゴルフ8 GTI(GOLF8)発売時期、価格・見積もり紹介1.1 ●ゴルフ8 GTIの発表次期・概要について1…
またまた登場UUさんのGTI見積もり記事で乗り出し価格をチェック!
価格帯を考慮するとクラスを超えた選択肢も広がりますが、
昔からの固定ファンも多いゴルフGTI。
日本でも女性オーナーが悠々と乗られる場面も見掛ける程のフォルクスワーゲン・ベストセラーモデルです。
それらを踏まえてた上で、
決めるのはアナタです!!
スミマセンw
ゴルフ8GTIの搭載エンジンは、
2L直列4気筒インタークーラー付ターボ/7速DSG
- 最高出力/245ps
- 最大トルク/370N・m(1,600rpm~)
TDIよりも更にエンジン出力が高められ鬼レスポンスにぶっ飛ばされますw
噂では2022年内にゴルフの頂点を極めるゴルフRも導入するとかしないとか。
もうこれ以上の刺激は結構ですw
- TDIディーゼルのトルク性能か!
- GTIターボの加速性能か⁈
真のベンチマークは比較しながら検討して行きましょうw
TDI&GTI スタイリング比較
差別化無しのTDI
TDIは専用デザインの追加は無し。
先に発売された”e-TSI R-Line”と差別化されていません。
R-Lineは専用フロントバンパーにキラリと光るRロゴがスポーツとエレガントを両立。
先代ゴルフの面影を残しながら直線的なデザインの取り入れ方は、ダイナミックのなかに落ち着きを感じる仕上がりです♪
ヘッドライト周りも先進的。
“LEDマトリックスヘッドライト”と呼ばれる最新鋭のヘッドライトが装備され先進性もぬかり無し!
国内ユーザーの要望
サイドはフォルクスワーゲンの流儀に乗っ取ったシンプルなデザイン。
ハッチバックの塊フォルムにプレスラインの美学を取り入れたブレない仕上がりです。
時代に流されない安定のスタイリング。
ゴルフ8TDIのボディーサイズは、
全長 | 4,295mm |
全幅 | 1,790mm |
全高 | 1,475mm |
ホイールベース | 2,620mm |
扱い易さと高い居住性のバランスは先に発売されたe-TSIと同サイズ。
TDIの注目は足元!
国内ユーザーの要望を取り入れた装備が追加されました!
新デザインになる18インチ・アルミホイールを国内導入!
オプション装備ではありますが、切削デザインのカッコいいアルミホイールが選択出来る様になりました!
先に導入されたe-TSIオーナーからの要望がTDIでいち早く取り入れられています♪
よって今後からe-TSIモデルでも18インチホイールが選択可能に!
唯一サイドマーカー部分にはTDIエンブレムがあると良いのですが。。
ディーゼルはAdBlue方式を採用。
最大トルクの強化と最新AdBlueシステムが環境に優しい最新鋭のディーゼルエンジン搭載です♪
燃費はWLTCモード20km/Lを達成してゴルフ8の中で最高値をキープ!
リアデザインをチェック
リアデザインもTDIモデル追加装備は無し。
今回2回目の撮影でしたが、ブルーメタリックはハッチバックとの相性良いですね♪
深みを持った色味と直線的なキャラクターラインが未来のクルマ感強い!
語彙力が無いw
ランプ内部の造り込みの高さはCセグハッチの枠を超えてる!
シーケンシャルウィンカーの流れ方もゴルフは上品なんですよね♪
ダミーデザインのマフラーは賛否が分かれるポイントかも。
マフラー形状により近いデザインなので、遠目だと本物に見えてしまいます。
続いてGTIモデルをチェック!
スポーツ演出のGTI
GTIはフロントマスクから大きくデザインを差別化!
ハニカム状のフロントバンパーは大きく開口され冷却機能が強化されています!
もう●ーリスなんて言わせない!
しまった。ついw
スリム化されたグリルにはGTIモデル伝統のエンブレムとレッド・ストライプで演出。
シンプルなホワイト・レッド配色の加飾ですが、無意識にGTIだと認識出来る不動のデザイン!
新世代ゴルフとしての遊び心が無いとの意見もありそうですが、ここはフォルクスワーゲンの強いこだわりなんでしょう。
更にフロントマスクは見所が満載!
ハニカム・フォグライト装備
ハニカム形状をX字型に配置したフロントフォグはどのクルマとも似つかない個性的なデザイン。
TDIのスマートデザインの方が好みな方もいらっしゃるかと思いますが、
LEDフォグとしての実用性も高そうです!
光量は結構強め!
この日は夕方に撮影したのですが、肉眼で見てもフォグライトの照射性能も非常に高いとみました!
いやいや。GTIカッコええ!!
先進的なフォルムにスポーツテイストが加わる事でゴルフ8の新たな魅力が引き出されています!
赤ボディーも似合う♪
足元もスパルタン
サイドスカートを装備する事で全高を10mmダウンし、低重心に振ったサイドビュー。
大径ホイールが装備されタイヤ・クリアランスのバランスも絶妙な収まりです!
ノーマル状態で魅せるロースタイルが国産モデルに出せないスタイリングですよね!
ルーフラインをに強い傾斜を付けず、後席空間が確保されている点もフォルクスワーゲンらしい♪
19インチアルミ装着
試乗車の足元はオプション設定になる”19インチアルミホイール”
ディスクブレーキは若干小振りですが、キャリパーも塗装されてアグレッシブな仕上がりです♪
GTIはサイドマーカー部もモデル名が入る特別仕様。
ここも歴代GTIモデルと同じ仕様なんですかね⁈
おっ。
このホイールデザインは何処かで見た記憶が。。
またもRの洗礼を受けるのか!!
GTIは重心も低いのでより刺激的な予感がするw
話戻しますw
GTIにはフェンダーアーチに車検対応パーツが装備されていました。
見た目的に取って付けた様なデザインですが、輸入車あるあるは仕方ないんですかね。
更にゴルフGTIには”DCC”と呼ばれる電子制御サスペンションを設定!
ダンパーの減衰力やステアリングの反力を好みに調整出来るフォルクスワーゲンの大きな武器!
なんですが、
今回は急遽の取材だった為、勉強不足でドライブモードの切り替えのみしか確認出来ませんでした。
無念ですw
ホットハッチのリア
リアデザインもGTIモデルとしての専用装備が追加されています。
エンブレム下にはお馴染み”GTI”モデルエンブレムを装備。
後ろからでもハッキリとGTIを主張します!
リアテールライトも通常モデルと同じ先進デザインを採用。
スポーツモデルだからといってレス仕様は有りません!
エキゾーストパイプ
リアフェンダーはえぐれた様な複雑なデザイン。
一度取り入れたエアーを流す?形状が空力性能に寄与しているんでしょうか。
マフラーはGTI専用装備になる、
“クロームツイン・エキゾーストパイプ”
車内に轟かせる排気音は申し分無いサウンドを奏でてくれますが、
個人的には見た目の太さがもう少し欲しいかも。
フェンダーとのバランスを見るともう少し攻めたデザインが欲しい所です。
いづれ導入されるゴルフRとの差別化や騒音規制を配慮した仕上がりかもしれないのですが。。
並べて比較するとリアフェンダーの違いは明確。
TDIのダミーデザインもデジタル化を進めた新型ゴルフにはマッチしてる印象も受けました。
あくまで個人的解釈なので実際に拝見された方のご意見頂けると嬉しいです!
続いて内装を比較!
TDI&GTI 内装比較
ゴルフTDI 内装をチェック
ゴルフTDIは内装デザインもマイルドハイブリッドモデルの”e-TSI”と同デザインです。
日が暮れて撮影出来なくなりそうなので、
前回取材した”e-TSI R-Line”で簡単におさらい。
VWロゴも一新され静電式スイッチを採用!
フルデジタル仕様は地図全画面表示も可能。
R-Lineのみバケットシートになります♪
キーデザインも一新。めっちゃカッコいい♪
物理スイッチを廃止し、スマホ世代のインフォテイメントに刷新!
TDIR-Lineはオプション設定ですが、
TDI アクティブ・アドバンスには標準装備です!
エアコン操作もタッチ式に変更。
AUTOにすれば問題無し⁈
シフト周りの質感が内装唯一のウィークポイント⁈
ハッチバックで中央単独分離式は至高の機能性!
マイ30にも欲しいw
TDIアクティブ・アドバンス以上には標準装備!
以上!
ゴルフGTIの内装行きますw
ゴルフGTI 内装をチェック
剛性の高いドアを開けるとゴルフ8GTIはご覧の内装!
若干変更入ってますね!
詳しく見て行きましょう♪
国産メーカーには無い気配り
GTIもドアトリムの質感はハードプラ多めの仕上げでやはりコストダウンを感じるのですが、
“ドアポケット内部をご覧下さい”
異音対策のフェルト仕上げが実用性にこだわるフォルクスワーゲンの流儀!
ちょっと大袈裟かw
国産メーカーは車格の高いクルマもドアポケット内部は殆どハードプラ仕上げなので是非見習って欲しいポイントです!
マニアック過ぎるかw
GTI専用シート
TDIと同じくバケット形状のスポーティーな仕上がりです♪
シート表皮は伝統のタータン・チェック柄になっていますが、GTIのキャラクターからするとちょっと地味かも。
シートのホールド性は申し分無いのですが、ファブリックの質感もTDIより落ちる印象。
GTIの刺繍も無いですし。
レッドの差し色でシックにキメるのがGTIの伝統なのでしょうか⁈
足元は大型アルミペダルでガッチリ固められています!
クルマの基礎的な部分にきっちりコストを掛けるフォルクスワーゲンらしい仕上がりです♪
レッド配色のスポーツマインド
おぉー!
ステアリングの向こうに素晴らしい景色がw
インパネにレッド配色したスポーツマインドを感じる全景です♪
GTI専用レザーマルチファンクション・ステアリング
ステアリングの質感はCセグハッチの枠超えてる!
TDIと基本デザインは同じですが、レザーの質感とスイッチ類の仕上がりは高品質をキープ。
更に。。
GTIロゴきたー!!
差し色のレッドと共に飛び込んでくる”ホットハッチ印”はドライバーのテンションを高めます♪
レーシーな演出
GTIにはメーター内に専用表示を設定!
タコメーターを中央に配置したレーシーな演出が最高です♪
試乗中針が立ち上がる様を何度見た事かw
メーター内部にはフロントフォグと同じハニカムデザインを取り入れるニクイ演出です!
ハイテクな地図全画面表示なんかもう要らないでしょ!
ちゃんと地図も表示出来ますよw
小物入れ追加?
ゴルフ8GTIはセンターコンソールに照明の付いた小物入れ?の様な収納が追加されていました。
確かに鍵を置くには丁度良いですね。
トレイ上部は蓋の様な形状になっていて、内部にも照明が見えます。
開けて見ましょう。
あっ。
スマホのワイヤレスチャージャーでした。
失礼しましたw
これってここにスマホを置いた後、充電中は蓋をする使い方なんですかね?
オッサンの硬い頭では分かりませんでした。。
まぁ。後席へ行きましょうw
後席の居住性をチェック
チェックのつもりが使える画像は1枚のみ。。
スミマセンw
GTIの後席は基本的にTDIと変わらない仕上がりでした。
ホットハッチモデルでも3ゾーンエアコン採用やシートバック収納、Cセグハッチと変わらない居住空間がキープされていると思います♪
デジタル化を進める欧州Cセグハッチを乗り比べ試乗! こんにちは。togariです! VW 新型ゴルフ8を試乗して参りました! 世界のベンチマークと呼ばれる8代目ゴルフはパワートレインと装備をデジ[…]
ゴルフ8の内装については以前アップしているこちらの記事も参考にみて下さい!
さあ!
いよいよゴルフ8 TDI&GT一気に乗り比べ試乗と行きましょう!
ゴルフ8TDI試乗レポート
車両スペック
VolksWagen Golf TDI
ボディーカラー | アトランティックブルーメタリック |
全長 | 4,295mm |
全幅 | 1,790mm |
全高 | 1,475mm |
ホイールベース | 2,620mm |
車両重量 | 1,460g |
搭載エンジン | 2.0L 直列4気筒ディーゼルターボ7速DSG |
システム最大出力/トルク | 150ps/360N・m |
駆動方式 | FF |
乗車定員 | 5名 |
燃費 | WLTCモード20.0km/L |
使用燃料 | 軽油 |
車両本体価格 | 408万円 |
今回はディーラーさんのご厚意で、
“市街地-バイパス道-市街地”のコースを1人試乗させて頂きました!
それでは念願のTDIディーゼル試乗開始です!
ミドルセダンか⁈
西陽が差し込む市街地へ走り出すと、
いきなりTDIいやゴルフ8の洗礼を受けます。
これはミドルセダンか⁈
と言わざるを得ない上質な乗り味!
ドイツ車特有のボディー剛性の高さも寄与してますが、目を瞑るとディーゼルとは思えない程に静粛性が高い。
ホントに瞑っちゃダメですよw
“セダンボディーはトランクでノイズを遮音する為静粛性が高い”
という勝手な自論はゴルフ8で見事に砕かれましたw
加えてアクセル・ステアリングに伝わる振動が抑え込まれたワンクラス上の乗り味を実現。
ハッチバックでここまで出してくるとは。
これがゴルフの本領なのか!
街中を流すとしっとりした加速性で7速DSGとの相性も◎
ひとたび踏み込むと1,000rpmから豊かなトルクで機敏な加速も可能です♪
引き出し多いなぁw
スポーティーな走りに対しても7速DSGが低速から積極的にシフトアップしてくれるので、ターボラグのモッサリ感は皆無。
引っ掛かり少なさはダイレクト感が気薄に感じるかと思いきや上質感が上回ってる⁈
ちょっと表現が難しいw
この日は2.4LターボのNX350Fに試乗した後のゴルフ8試乗でしたが、
エンジンスペック以上に加速フィールの気持ち良さがTDIモデルの魅力です♪
更に後押しするのが、
ディーゼル特有のステアフィール。
大好物のどっしりした反力とDSGの滑らかな加速は相性抜群!
鼻先が重くなるとコーナーでの切り込みが緩くなってしまいますが、ディーゼル・トルクとの組み合わせこそが至高じゃないかと!
カラカラ音を感じたのは始動後のアイドリング時と信号待ち位でした。
TDIモデルもブレーキオートホールドが起動してくれますが、試乗中1度もアイドリングストップせず。
ここはオンオフ設定で変更出来たのかもしれません。
18インチの乗り心地
オプション装備の18インチアルミは、コツコツと路面を拾い若干硬め。
マイルドハイブリッドモデルの”e-TSI R-line”の方が足回りはマイルド。
TDIは全車リアサスに4リンク式が搭載されている様で、突き上げを拾いながらも身体への振動はストロークでマイルドに打ち消してくれました。
乗り心地重視ならやはり標準の17インチがオススメですが、路面とダイレクトな接地感を感じる18インチも悪くないかも♪
高速域でも安定感キープ
市街地を抜けてバイパス道へ。
スポーツモードへ変更するとステア・アクセルが締まり、レスポンスも幾分か機敏に。
中速域への移行も伸びやかなトルク性能で気持ち良く加速してくれます♪
3,000回転以上回すと若干頭打ちを感じますが、唸りを抑えたサウンド演出で非力に感じさせません。
愛車の1.8LXDエンジンとの大きな違いは高速域でもキープする静粛性の高さです。
今回の乗り比べでGTIとも大きな違いを感じるポイント。
ゴルフ8TDIは風切り音やロードノイズを綺麗にカット。
高速域での躾の良さは流石アウトバーンで鍛えられたドイツ車の強みで、全体的にしっとりした乗り味は疲れ知らずのロングドライブを楽しめそうです♪
再び市街地に戻り、豊かなトルク性能を味わいながらディーラーまでの帰路を堪能。
偏りが無い全方位で高バランスに仕上げた乗り味がベンチマークと呼ばれる実力なんでしょうか!
既にお腹一杯ですが、続けてGTIモデルの体感試乗へ行きましょう!
ゴルフ8 GTI試乗レポート
車両スペック
VolksWagen Golf GTI
ボディーカラー | キングスレッド・メタリック |
全長 | 4,295mm |
全幅 | 1,790mm |
全高 | 1,465mm |
ホイールベース | 2,620mm |
車両重量 | 1,430g |
搭載エンジン | 2.0L 直列4気筒インタークーラー・ターボ7速DSG |
システム最大出力/トルク | 245ps/370N・m |
駆動方式 | FF |
乗車定員 | 5名 |
使用燃料/燃費 | WLTCモード13.7km/L |
使用燃料 | ハイオク |
車両本体価格 | 466万円 |
さぁいよいよゴルフ8 GTIを試乗体感です!
TDIモデルと同じコースを走行して名門ホットハッチの実力をチェック!
GTIの洗礼
エンジン始動後の野太いマフラー音がGTIからの軽い挨拶。
アイドリング中もリアからドロドロ鳴らしてくる車内にいきなりGTIの洗礼を喰らいましたw
先ずはコンフォートモードでGTIの素性を確認。
ゆっくりとクリープしながら、いざ市街地へ走り出したファーストインプレッションは、
軽快な乗り味!
正直ぶっ飛ばされると思っていたのですが、軽々と車体向きを変えてくれ結構マイルドです。
街中を流す分には意外に乗り易いかも⁈
研ぎ澄まされたレスポンス
暫くはコンフォートモードで市街地を堪能。
車速を上げて行くとTDIとはトルクの出し方が大きく違います。
踏み込みに対する俊敏な加速性能はやはりホットハッチ!
本気出してきたか!
重心がグッと下がり鋭い加速と巻き散らすエキゾーストが身体にグイグイ伝わります!
ヤバい♪
やっぱこいつは別腹だw
車内では専用タコメーターが躍りオッサンも思わず興奮w
クルマと一体になると特別な演出はGTIモデルの大きな魅力でしょう♪
加速と合わせて立ち上がるタコメーターは、コロナの閉塞感を吹き飛ばす高揚感をもたらしますw
的確なステアフィール
タイト気味に予想した反力と相反して、ステアフィールは手に吸い付くような的確さ。
ちょっと大袈裟過ぎたかw
ゴルフ8には“プログレッシブステアリング”という電子制御装置が搭載されて、ライン・トレースやハンドルの切替しがめっちゃスムーズなんですよ♪
ハッチバックの軽さとフロントエンジン搭載のFF特性を強く感じます。
少し気になった点は、
ステアリングヒーターの誤作動が多いかも。
押し込むとフィードバックするスイッチになっているのですが、切り返す際に指が当たって誤作動してしまう事がありました。
デザインと操作性は紙一重ですねw
19インチの収束性
オプション装備の19インチの乗り心地は,
路面の凸凹に対しての収束は早いが、継ぎ目やグレーチングを通過すると下からかなり揺さぶられます。
GTIは専用スポーツサスペンションが装備され、やはりゴルフ8の中でも1番硬め。
DCC制御である程度調整出来そうですが、街中では突き上げを感じる場面が多いです。
スポーツモードにあたっては、
リアからの振動がフロントにも感じる程で後席の人に怒られるでしょうw
スポーツモードを体感
バイパス道へ入りドライブセレクトをスポーツに変更。
モード切替後の違いは明確です。
アクセル・ステアはよりタイトに、サスペンペンションも締め上げた態勢で過激なエキゾーストを鳴らしますw
一瞬だけフル加速を試みると。。
「Rの洗礼再びw」
6,000回転がレッドゾーンなんですが、それよりも手前でぶっ飛びましたw
一般道では使う事がない爆発力ですが、これは病み付きになる中毒性があるw
TDIとの明確な違い
高速域でのTDIとの明確な違いは遮音性能の差。
GTIは車速が上がるとロードノイズや風切り音が車内に入ってくるので会話が聴き取り難い様な印象を受けます。
実際車内は僕1人ですがw
高速域での遮音性能の違いがGTカーの様な静粛性を持つTDIとの大きな差だと感じます。
最終コーナー
再び一般道に降り、まだエキゾーストを味わいたいが為にスポーツモードで走行。
特別感を感じる勇ましい排気音はギリギリまで堪能したい訳ですw
最後にコーナリング性能を試す道へクルマを進めます。
フォルクスワーゲン試乗の際は必ず通過する緩く大きな右カーブの、
通称”最終コーナー”
ある程度速をキープしたまま、コーナーへ進入すると、
「リアの安定感スゲエ!!」
FF駆動でこの足捌きは反則ですよw
後程判明したのですが、ゴルフ8GTIには前後トルク配分を電子制御する機能が装備されていました!
※訂正 FFなので前後トルクではなく左右トルク配分制御です。ご教授ありがとうございますw
伝統のスポーツマインドとハイテク機能を融合したゴルフ8GTI。
やはり本物の動力性能を持った実力者でした!
今回のレポートめっちゃ長かったw
以上で試乗レポート完了です!
ゴルフ8 TDI&GTI
Cセグハッチのベンチマーク奪還へ国内導入された2台の内燃機関モデル。
突然の取材で予備知識がないまま乗り比べ試乗させて頂いた訳ですが、キャラクターの違いは明確でした。
- クラス超えの静粛性と高バランスの動力性能でまとまったゴルフ8 TDI
- 街乗りでの扱い易さとホットハッチの性能をデジタル進化させたゴルフ8 GTI
どちらが本命モデルかは皆さんへ託したいと思いますw
正直どちらも魅力的な仕上がりだから決めるのは無理w
世界的なインフレによる車両価格の上昇や部品調達困難による納期の長期化など現状の問題はありますが、
質実剛健なクルマを積極的にリリースするフォルクスワーゲンのクルマ達を是非一度体感!
当ブログではいつもお伝えしていますが、
“クルマの魅力は自分で体感してナンボ!“
魅力的な内燃機関ハッチバックをお近くのフォルクスワーゲン・ディーラーで体感してみて下さい!
新車購入時のクルマの売却方法。
買取業者への一括査定サービスは連絡や交渉が面倒だと思われている方は、面倒な手続きや交渉を代行して行ってくれる新しい買取サービスがおススメです!
- より簡単
▼一般的な車買取 一括査定で10社見積もりを取る場合は、1社につき約1時間ほど査定に時間が掛かるので1時間×10台の合計10時間も掛かってしまいます。
▼ユーカーパック 一度だけ1時間~1.5時間ほどの査定をすれば、その車両情報を基に最大8000店が入札するので一括査定よりも簡単に車を高く売れて簡単!
- より安心
▼一般的な車買取 一括査定の場合は、申込をした瞬間に個人情報が各社に流れてしまうので突然多くの電話が鳴ったり家に押し掛けられてしまうこともあります。
▼ユーカーパック 買取会社へ公開されるのは「車の査定情報」だけで個人情報は一切公開されないので、多くの会社から電話が来ることは一切無いので安心!
- 査定は自宅かお近くの提携店で1回のみ
一括査定で10社から金額を提示してもらうためには10回の査定を受ける必要があり時間が掛かってしまいますが、ユーカーパックなら一度の査定で最大8,000店という非常にラクに高く売れるサービス!
家に査定員が来て欲しくない場合はお近くの査定提携店で、近くに査定提携店がない場合や出向くのが面倒な場合は出張査定でぜひ査定を受けてみてください!
かんたん、安心、高く売れる!車が高く売りたいならユーカーパックにお任せ!
次回の予告
美麗カラー再び降臨!!
次回は話題をさらっている国産SUVの超美麗カラーモデルをチェック!
純正エアロで武装された激レア仕様の1台でした!
お楽しみに♪
今後もクルマの魅力を現場から伝える試乗ブログを発信して行きますので、また当ブログへ遊びに来て下さい!
最後まで読んで頂きありがとうございました!