極上の乗り心地!新型アウトバック X-BREAK試乗レポート
和製クロスカントリー復活!
こんにちは。togariです!
春が待ち遠しい3月に入りましたが、今回はこちらのクルマの試乗レポートです!
スバル新型アウトバックX-BREAK EX試乗して参りました!
日本のツーリングワゴン”レガシー”の名を持つクロスオーバーモデルはスバル最上の乗り心地を体感!
ギア感満載のスタイリングを覆すフラットライドな乗り味でした♪
インターフェースも大幅進化!
巨大な縦型ディスプレイが装備され先進性も高められたフラッグシップモデルでした!
今回の記事では
- エクステリアレポート
- 内装レポート
- 試乗レポート
この様な流れで紹介したいと思います。
発売から遅れてしまいましたが、自分なりに新型アウトバックを詳しくチェックしたいと思いますので検討中の方へ参考になれば幸いです!
スバル伝統のクロスカントリーモデル”新型アウトバック”の魅力に迫ります!
カタログだけでは伝わりにくいクルマの魅力を現場から楽しくお伝えします!
取材ディーラー紹介
今回試乗させて頂いたディーラーさんは、
山口スバル 岩国店さんです。
ありがとうございました!
いつも取材でお世話になっている山口スバル正規ディーラーさんです。
営業さん・スタッフさん共に毎回丁寧な対応をして頂き感謝しています!
これはまた伺わないとw
地元に根を張る販売店として毎週末には独自のイベントを開催され、スバルの魅力が体感出来ますのでお近くの方は是非!
こちらのディーラーさんには新型アウトバック X-BREAK EXが試乗車として配備。
今回も車両をじっくり撮影させて頂いたのですが、思いがけないご厚意に感激してしまいました!
こちらのディーラーさんには人気SUVモデルD型フォレスターも配備!
“X-BREAKxマグネタイトグレー”という最強の組み合わせは是非実車をご覧下さい!
D型モデル最良のボディーカラー登場! こんにちは。togariです! 今年もあと僅かになりましたが、今回はこちらの試乗レポートをお届けします! スバル D型フォレスター X-BREAK 試乗して参りました!! […]
それでは新型アウトバックのモデルスペックから見て行きましょう!
新型アウトバック モデルスペック
ワゴンとのSUVの融合
機能面を全面に出した外装とブルーのコンテストが秀逸!
スバルのイメージカラーWRXブルーより深みのあるサファイアブルー・パールがブラックアウトパーツと相性抜群でした!
レガシーの血を引くアウトバックはワゴンとSUVを融合したクロスオーバーモデル。
X-BREAKグレードは無骨な外装パーツが装備されSUV色が強い仕上がりです。
今回取材した車両は、
スバル レガシーアウトバック X-BREAK EX/車両本体価格414万円
- アウトバックリミテッドEX/429万円
- アウトバックX-BREAK EX/414万円
ラグジュアリーなリミテッドとアクティブなX-BREAKの2グレード展開です。
装備や意匠がはっきりスタイル分けされてグレー選びに悩まないのも良い展開♪
全長 | 4,870mm |
全幅 | 1,875mm |
全高 | 1,670mm |
ホイールベース | 2,745mm |
元々北米向けに開発されたクルマだけに、広く長いボディーサイズでゆったりしたスタイリングの1台です。
先代よりもパワーダウン⁈
新型アウトバックの搭載エンジンは新型レヴォーグにも採用されている、
1.8L水平対向4気筒直噴ターボ/CVT
- 最高出力/130ps
- 最大トルク/300N
北米では2.5Lターボモデルの発売されているにも関わらず、ダウンサイジングエンジンのみが国内導入されています。
レヴォーグよりサイズも車重も大きいのにアウトバック大丈夫か⁉
という疑問は要らぬ心配でしたw
こんな事ある?
最低地上高213mmを誇るリフトアップスタイルは和製クロスカントリー復活!
なんて思いながらいつもの様にパシャパシャ撮影していると。。
何もしてないのに謝ってしまうw
隣にお客さんが居たので仕事の邪魔だから怒られるかと思っていましたw
次の瞬間、営業さんから出た言葉は。。
「オーナーさんが撮影どうぞって言われてます♪」
なんと取材当日納車迎えたばかりの新型アウトバックをオーナーさんのご厚意で撮影させて頂ける事になりました!
本当にあるんですw
先代アウトバックから新型モデルへと乗り換えられたオーナーさん。
たまたま自分が撮影している姿を見て声を掛けて頂きました。
撮影のお礼を伝えして、乗り心地が良かった感想をお話しさせて頂くと。。
「やっとね♪」
慣れた手付きでラゲッジに荷物を積み込みながら笑顔で対応して頂いた素敵なオーナーさんでした。
ブログを続けて初めての出来事が本当に嬉しく、販社さん・オーナーさんのご厚意に感謝です!
という事で、
今回は新型アウトバック リミテッド EXの画像も紹介しながら試乗レポートをお伝えしたいと思います!
新型アウトバック エクステリアレポート
ボールダーフェイス採用
群青ボディーにブラックアウトが効いてます♪
新型アウトバックにもレヴォーグやフォレスターで馴染みの新世代スバルのアイコン”ボールダーデザイン”を採用。
フロントグリルのヘキサゴン形状が無骨で先進的なデザインに♪
新型アウトバック X-BREAK EXのエクステリア主要装備は、
- 18インチアルミホイール(ダークメタリック塗装)
- ルーフレール(ラダータイプ)
- フロントグリル(ブラック塗装&ラスターブラック塗装)
- フロント&リア・サイドクラッティング OUTBACKロゴ
- OUTBACK リアオーナメント(ラスターブラック塗装)
X-BREAKはブラックアウト加飾がメインの専用装備です。
ホワイトボディーは欧州車ライクな品格高い仕上がり♪
リミテッドにもボールダーデザインが見えますが、グリルがメッキ加飾される事でスマートな印象に見えます♪
新型アウトバック Limited EXのエクステリア主要装備は、
- 18インチアルミホイール(ダークメタリック&切削塗装)
- ルーフレール(クロスバービルトインタイプ)
- フロントグリル(ブラック塗装&メッキ加飾)
- ハンズフリーオープンパワー・リアゲート
X-BREAKとの大きな違いは、肘をかざして開閉可能なリアハンズフリーゲートが標準装備されている点です。
個性的なサッカーボールフォグ
ヘッドライト形状はD型フォレスターと共通したコの字型デザインを採用。
吊り目シャープのトレンドと逆行したタフなスタイルが北米育ちの証です♪
フロントウィンカーはライト全体が発光する仕様になっていました。
ここは発売時期が入れ替わってしまったD型フォレスターの方がカッコいいかも。
特徴的なサッカーボールフォグは見逃せません!
勝手に命名していますがw
全体テーマになっているヘキサゴンを見事に昇華したデザイン・センスに拍手!
リミテッドグレードはクロム加飾が加わる事で違った表情を見せてくれています♪
樹脂フェンダーの光沢感もリミテッドの方がマットカラーっぽく見えますね。
極上のブルーマジック
なんと言ってもサファイアブルー・パールの美しさに目を奪われました!
深みのなかに透明感を感じるスバルのブルーマジックが素晴らしい♪
スバルはボディーカラーにブルーを多く展開するメーカーとして有名ですが、クロスカントリースタイルのX-BREAKとの組み合わせが想像以上に良かったです!
街並みにも自然にも似合うボディーカラー”サファイアブルー・パール”はかなりオススメ♪
ワゴンとSUVの良いとこ取り
リアに向かってヒップアップする伸びやかなサイドビュー。
全長4.8mを超える前傾姿勢プロポーションが余計に際立ちます♪
しつこいですが、サファイアブルーとタフな外装デザインが相性抜群w
足元を黒で引き締める事で塊感を増した魅力的なカラーバランスだと思います♪
ホワイトボディーは印象がガラっと変わり、車体の大きさがより強調されたスタイルに。
ショルダーラインの伸びやかさはホワイトカラーも上手く強調されていますね♪
撮影させて頂いたオーナーさんのボディーカラーは”クリスタルホワイト・パール”
エクステリアにも純正アクセサリーが装着されたオリジナルモデルです!
実用的な18インチ採用
新型アウトバックの足まわりは225/60R18インチタイヤを装着。
大径化していく市場の中で見た目よりも性能重視をセレクトする辺りがスバルらしい。
ホイールはX-BREAK得意のガンメタ塗装でコーディネート♪
今回勉強不足だったのですが、
新型レヴォーグSTIで話題になった電子制御サスペンションは新型アウトバックには未装備。
スバルのフラッグシップモデルとしては残念な所ですが、北米発売から3年遅れての国内導入という仕方無い理由もある様です。。
リミテッドグレードにはブラック塗装と切削ホイールでコーディネート。
60扁平のタイヤボリュームを見ると走破性と乗り心地が両立された足回りですね♪
ライムグリーンが効いてる♪
アクセントカラーになっているライムグリーンが効いてます♪
今までのスバルには無いアクセントカラーがアクティブな印象を高めてる!
特にサイドシル下のロゴマークが良いですね♪
この色使いは最近何処かの国産SUVで見た覚えがありますがw
無骨なフェンダーを配置したダイナミックなリア。
ワゴンとしての伸びやかさとSUVの力強さを融合♪
フロント同様にリアテールも大型コの字デザインで統一。
スバルが目指すゼロ次安全を意識したデザインでしょうか。
マットブラックのアウトバックロゴが効いてます♪
マフラーはバンパー下に隠された仕様でした。
最低地上高213mmを誇るリフトアップボディーはアプローチ対策も万全ですね。
ラゲッジルームをチェック
確か2.7秒?だったと思うパワーバックドアは素早く開閉。
横方向にゆったり取られた荷室容量は充分過ぎる広さです♪
サイドにはオプションのハーマンカードンのサウンドシステムを配置。
個人的にオーディオをリア側から鳴らすのが好みなので大径スピーカーは大歓迎です!
アンダーラゲッジの配置が几帳面。
見えない所まで丁寧に造り込むスバルの姿勢は好印象♪
奥行き方向はクラストップの展開性なんですが、
唯一残念だったのはシートの展開方式。
新型アウトバックは中央のみのトランクスルーが出来ない6:4分割可倒方式が採用されています。
新型レヴォーグは3分割の可倒方式を採用。
スバルは分割可倒方式にこだわりを持つメーカーだけに、フラッグシップモデルとしても残念なポイントです。
新型アウトバックの純正アクセサリー
撮影させて頂いたホワイトパールの新型アウトバックには純正アクセサリーが装着されていたので少し紹介します。
STI ドアハンドルプロテクター
ハンドル内の傷付きを防ぐSTIロゴ入りプロテクターを装備。
こちらは適合部品では無く、おそらく新型レヴォーグのアクセサリーをアウトバックに装備されていました。
カーボン調の材質とワンポイントロゴが良いアクセントになっています♪
カーゴステップパネル ステンレス/¥15,180-
こちらは新型アウトバックの純正アクセサリー。
ステンレスプレートにアウトバックの型押しがさり気無く入って機能性に高級感がプラスされています♪
アウトバック自体アクティブに乗りこなすイメージで造られている為、自分好みのスタイルに仕上げる楽しみもありそうです♪
続いて内装レポートに移ります!
新型アウトバックX-BREAK 内装レポート
ドアトリム共通化
フロントドアの仕上がりはフラッグシップモデルとして不足無い仕上がりです。
ドアの気密性も高く高級車然した質感。
X-BREAKはライムグリーンのステッチで車内をコーディネートされているのですが、
スイッチ周りのデザインはレヴォーグやフォレスターと共通化された意匠。
生産コストを高める為の対策かもしれないですが、フラッグシップモデルとして差別化はして欲しかったかな。
毎回説明に困りますw
X-BREAKフロントシート
防水素材を使用した合成皮革シートを装備。
タンカラーを使用したリミテッドの高級感には敵いませんが、色合い的には落ち着いた仕上がりです。
表面加工されている為シートの着座感が気になっていたのですが、柔らかく滑りにくいホールド性もキープ♪
左足置き部分がくりぬかれた形状で足元スペースはゆったりでした♪
北米発売されたモデルだけあってシートポジションの可動範囲も広いです。
スタートスイッチ横の小さなインパネが個人的に好印象。
コックピット感が増して座るとおっ♪ってなりますw
先進的なインパネ
中央に巨大なディスプレイを配置したデザインは先に発売された新型レヴォーグと同デザイン。
スバルは他社と比べてデザイン意匠が古臭い印象だったのですが、SGP採用の新世代モデルから一気に垢ぬけました!
機能性と質感を両立
左右対称のスイッチ配置に手の届く範囲で集約させたステアリング。
操作性の高さと質感を両立させた仕上がりはマツダに近い印象も受けます♪
ドライブセレクトをステアリングスイッチで変更出来るボタン配置は他社には無い魅力的なポイントです!
運転ディスプレイは全画面フルデジタル仕様に進化!
変にデジタルデザインに振らず、アナログ表示モードを残すメーカー姿勢がスバルですね♪
縮尺変更は出来ませんが、地図をフルデジタル表示出来る点は大きい。
自分はデザインに惚れてマツダ車を購入しましたが、ホントはガジェットものが大好物ですw
11.6インチの巨大ディスプレイを標準装備!
国産メーカーは未だにインターフェースのデザインが地味過ぎるんですが、スバルはよりスマホ世代を意識したデザインが採用されて国内メーカーを一気に引き離してきてます!
一方でブレーキオートホールドや空調関係の調整が手軽に変更出来なくなった点もあります。
機能画面はショートカットボタンがあるんですが、ワンアクション多くなってしまうデメリットも。
シートヒーター装備されていますが、シートベンチレーションは国内モデルに導入されず。
フラッグシップモデルとして期待していたユーザーさん多かったと思います。。
内装カラーを比較
やはりタンレザーの高級感を見てしまうと悩ましいグレード選びですねw
インターフェースとの相性はブラック内装も綺麗にまとまってる気がするでも無いですがw
撮影させて頂いたオーナーさん改めてありがとうございました!
レポート続けましょう。
シフトレバーはシンプルなストレート式を採用。
スバル独自のCVTシステム”リアトロニック”はレヴォーグやフォレスターと制御を変えているらしいのですが、どんな乗り味か楽しみな所です♪
ドリンクホルダー周りにもソフトパッドで覆われたセンターコンソール。
スバルの真面目なクルマ造りは継続中です♪
続いて後席をチェック!
後席はグランドワゴン
今回の内装レポートで個人的に1番魅力を感じたのが後席でした!
シートの柔らかい当たりとゆったり寛げる居住空間の広さはグランドワゴンを彷彿させる仕がり!
収納やユーティリティーも優秀なんですが、シートの座り心地が極上なんですよ♪
今回は後席試乗出来なかったのですが、家族を乗せてロングツーリングに行きたくなる絶妙なパッケージング!
抜群の前方視界。
後席シートを高めに設定したシアターレイアウトになっている為、ゼロ次安全のスバル視界が更に拡大されています♪
そして、
後席ドア下にもストライカーが追加されて機密性とボディー剛性をアップ♪
透明感の強いサファイアブルーとX-BREAKの組み合わせも絶品でした✨#新型アウトバック pic.twitter.com/dCUKHNOdmj— togari@クルマの魅力伝えたいブロガー (@togari11) March 1, 2022
安全性と機能性を両立した強固な後席。
ダブルストライカーは先代から装備されていたみたいですが、後席の剛性確保に大きく影響しそうです!
内外装については後日インスタ動画を作成しますのでそちらもチェックしてみて下さい!
以上で内装レポート完了です!
サファイアブルー・パールを動画でチェック
[arve url=”https://youtu.be/Pz9oReJcO3Y” title=”【サファイアブルーパールの魅力】スバル新型アウトバックX-BREAK内外装をチェック!” description=”スバルのフラッグシップモデル新型アウトバック 美麗カラー”サファイアブルー・パール”とX-BREAKの組み合わせがヤバい仕上がりです!” upload_date=”2022-03-07″ thumbnail=”http://img.youtube.com/vi/Pz9oReJcO3Y/default.jpg” /]美麗カラーと無骨スタイルが相性抜群の新型アウトバックを動画でチェック!
ブログと両立して動画配信も継続していきますのでチャンネル登録よろしくお願いします!
最後に動的質感レポートです!
新型アウトバック試乗レポート
車両スペック
SUBARU LEGACY OUT BACK X-BREAK EX
ボディーカラー | サファイアブルー・パール |
全長 | 4,870mm |
全幅 | 1,875mm |
全高 | 1,670mm |
ホイールベース | 2,745mm |
車両重量 | 1,680g |
搭載エンジン | 1.8L直噴ターボCVT |
システム最大出力/トルク | 130ps/300N・m |
駆動方式 | AWD |
乗車定員 | 5名 |
使用燃料/燃費 | WLTCモード15.8km/L |
使用燃料 | レギュラー |
車両本体価格 | 414万円(op含まず) |
今回は市街地走行を中心に約30分程試乗体感させて頂きました!
それでは試乗開始です。
乗り心地はスバル最上
ファーストインプレッションで感じたのはマイルドな乗り心地。
乗り心地の良さはスバル最上でした♪
スバル車は足回りを締めて路面状態をストレートに伝え方から、新型アウトバックは方向性を変えてキャラクター分け。
路面下からの突き上げは60扁平のタイヤボリュームで打ち消され、SGP採用のボディー剛性で横揺れをしっかり抑え込みます。
ラゲッジと後席が繋がるワゴンボディーはリアからのロードノイズを感じ易いのですが、
しっかりと抑え込まれた静粛性はスバルトップクラスかと!
電子制御を持たないバネサス仕様でも街乗りクルーズは快適です♪
どっしり・ゆったりとした乗り味はアメ車に近い乗り味です。
アメ車ライクなパッケージング
新型アウトバックはシートリフターの作動範囲が広く、ワゴンにもSUVの様な見下ろすアイポイントにも変更出来る点がアメ車らしい♪
X-BREAKは本革ナッパレザー程の高級感は無いのですが、ゆとりを持たせた大型シートで着座感が良好です!
全幅1,875と日本で乗るには大き過ぎる印象だと思われる新型アウトバック。
新型レヴォーグと同デザインの内装は外側だけ広がった様な感覚でそこまで広く感じないです。
実際は広いのであくまで感覚的なものとしてw
既存のスバル車と比べてステアフィールもしっとりした仕上がり。
直進時はアメ車ライクな中立付近が緩めでフラッグシップらしい風格を感じるハンドリングでした。
コーナーでハンドルを切り込むと、一旦ロールしながら車体をゆるりと受け止める剛性力で身体への揺さぶりを低減。
ここは新世代プラットフォームとインナーフレーム構造が車内を快適にキープする作用が大きいです♪
スポーティーなクルマ造りを全面に出しているスバルの中で、フラッグシップとして上手く色分けされていると思います。
超優秀なアイサイト-X
今回少しだけスバルの旗艦装備アイサイト-Xを試してみましたが、想像以上に超優秀でした!
ACCで追従後、完全停止までの動きが超自然!
自分が所有しているマツダのACCは車間が近くなってから減速する傾向なので怖い時があるんです。
その点スバルはブレーキングが人が操作している様な躾の良さで安心感ある♪
白線認識後のステアリング制御機能もより人間の動きに近い印象。
ステアに伝わる反力が自然で扱いやすい感触でした。
これは絶賛されているハンズオフ機能を高速道路で体感しい所です♪
表示される車両のグラフィックと実際のブレーキ・ウィンカー操作が連動している点もポイント高い!
安全支援装備でもスバルは現状かなり高いレベルまで到達してると思います!
新型アウトバック気になった3つのポイント
フラッグシップモデルとして風格高い動的質感の新型アウトバックですが、気になるポイントも幾つか。
あくまで個人的な感想ですので参考になれば幸いです。
デジタルインナーミラー不採用
ここはご存じの方も多いと思うのですが、
ルームミラーにカメラ画像を映し出すデジタルミラーが新型アウトバックには装備無し。
新型レヴォーグには装備されているのに、フラッグシップモデルは最新装備てんこ盛りという訳では無いです。
先進性の高いインターフェースと最新機能アイサイト-Xと組み合わさると商品力が一段と上がりそうです。
次回マイナーチェンジの目玉に取ってあるのかもしれませんw
ブレーキオートホールドから金属音?
信号待ちでブレーキ操作する際に感じた、
ブレーキオートホールド作動時の金属音の様な引っ掛かり。
ストップ&ゴーが多い市街地走行で完全停止する度に「カキンッ。」みたいな金属音が気になりました。
新型アウトバック記事作成中です。
ブレーキオートホールドが作動する際に金属が引っ掛かる?様な音が気になりました。
これは個体差なんでしょうか?#スバル pic.twitter.com/K5xw9IVd2J— togari@クルマの魅力伝えたいブロガー (@togari11) March 3, 2022
Twitter投稿後、実際に所有されているオーナーさんからのレスは、
- 金属音気になるので1カ月点検で診てもらうつもり。
- 音が気になった事は無いので個体差なのでは?
鳴る車両と鳴らない車両があるみたいで個体差なのか、気のせいなのかは謎です。
新型アウトバックは静粛性が高いので余計気になってしまったのですが、
今思い出すと過去に試乗したスバル車も音が聞こえた様な気がするでもない⁉
メーカーとしてはホールド作動を認識させる為に敢えて聞かせる仕様にしているのでしょうか?
結局1.8Lターボは非力?
車速が上がると安定した乗り味をキープしてくれる新型アウトバックですが、
低速からの立ち上がりが気になりました。
停止状態から加速するとターボ過給が噛み合わず、回転数が先に上がってしまう印象。
車速が上がるまでの間、素のエンジンパワーで走っている感覚です。
搭載されたエンジンはフォレスターと同型との事ですが、ここにモーターアシストや2Lターボの過給が組み合わさるとより快適な仕上がりになりそうです。
全くパワー不足という訳じゃなく、ストップ&ゴーの多い市街地ではギクシャク感を感じるかも。
改めて旧型プラットフォーム搭載してもオールラウンドなD型フォレスターの走りは優秀だなとも感じました。
「じゃあ。ドライブモードのSIや更に上のSI#で走ればイイだろ!」
と言われそうですが、
スポーツモードはアクセル開度がクイックに反応するので街乗りではアウトバックのキャラに合っていない気がするんですよw
やはり新型アウトバックはアメ車ライクにゆったりとクルーズするのが最良なんだなと感じました!
最近無理矢理終わらせてる感が酷いw
以上で試乗レポート完了です!
和製クロスカントリー復活
スバルのフラッグシップモデルとしてSUV一強のクルマ市に投入された新型アウトバック。
ギア感満載のエクステリアの中に先進装備を散りばめたアクティブ・スマートな1台でした!
乗り味の面では気になるポイントもお伝えしましたが、1番の魅力は乗り心地の良さに尽きると思います。
今回はワインディングや高速走行が体感出来ていませんので、読んで下さる方からの違ったシーンの感想を教えて頂くと嬉しいです!
個人的には取材中に販社さんとオーナーさんからのご厚意に感謝した思い出深い取材でした♪
当ブログではいつもお伝えしていますが、
“クルマの魅力は自分で体感してナンボ!“
魅力的な”スバルのフラッグシップモデル”をお近くのディーラーで是非体感してみて下さい!
新車購入時のクルマの売却方法。
買取業者への一括査定サービスは連絡や交渉が面倒だと思われている方は、面倒な手続きや交渉を代行して行ってくれる新しい買取サービスがおススメです!
- より簡単
▼一般的な車買取 一括査定で10社見積もりを取る場合は、1社につき約1時間ほど査定に時間が掛かるので1時間×10台の合計10時間も掛かってしまいます。
▼ユーカーパック 一度だけ1時間~1.5時間ほどの査定をすれば、その車両情報を基に最大8000店が入札するので一括査定よりも簡単に車を高く売れて簡単!
- より安心
▼一般的な車買取 一括査定の場合は、申込をした瞬間に個人情報が各社に流れてしまうので突然多くの電話が鳴ったり家に押し掛けられてしまうこともあります。
▼ユーカーパック 買取会社へ公開されるのは「車の査定情報」だけで個人情報は一切公開されないので、多くの会社から電話が来ることは一切無いので安心!
- 査定は自宅かお近くの提携店で1回のみ
一括査定で10社から金額を提示してもらうためには10回の査定を受ける必要があり時間が掛かってしまいますが、ユーカーパックなら一度の査定で最大8,000店という非常にラクに高く売れるサービス!
家に査定員が来て欲しくない場合はお近くの査定提携店で、近くに査定提携店がない場合や出向くのが面倒な場合は出張査定で是非査定を受けてみてください!
かんたん、安心、高く売れる!車が高く売りたいならユーカーパックにお任せ!
モチベーションと戦火
モチベーション落ち気味の今日この頃。
ブログ開設当初から現場取材の試乗ブログにこだわり続けて取材・ライティングを4年繰り返しています。
クルマを見る事自体は大好きなんですが、
車種は変わっても同じルーティングのリピートにモチベーション下がり気味。
そんな時、海の向こうであがってしまった戦火。
毎日の報道を見ていると平和な日本でのんきに記事なんか書いてていいのか?
とは思っても何が出来る訳でもなく、自分にはブログで記事を書き続ける事でしか表現方法がないです。
いつも取材数の確保と記事を仕上げる締め切りに追われてる現状もありますので、
今後は試乗取材だけに固執せず、今の状況だからこそ楽しんで頂ける企画記事も増やして行こうと思います。
良かったらまた当ブログへ遊びに来て下さい!
最後まで読んで頂きありがとうございました!