ワゴンは乗り味が一変【新型ゴルフ ヴァリアント試乗】VWオーナーからの評判は?

実用性と電動化を手に入れた欧州ワゴンをチェック!

こんにちは。togariです!

9月最初の試乗レポートはこちらです!

 

VW 新型ゴルフ ヴァリアントの試乗レポートをお伝えします!

フルモデルチェンジされた新型ゴルフにワゴンモデルが追加!

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既にハッチバックの新型ゴルフ8は比較記事も含めてレポートアップしています。

先代モデルより拡大されたラゲッジルームの実用性も大幅進化!

ワゴンボディーの実用面だけではなく乗り味も異なる仕上がりでした!

一方で先代オーナーからの評価も分かれている新型ゴルフの乗り味。

実用ハイテクワゴン新型ゴルフヴァリアントの魅力に迫ります!

 

当ブログではクルマを実際に見て感じた感覚を大事にしたいと思っています。
カタログだけでは伝わりにくいクルマの魅力を現場から楽しくお伝えします!

取材ディーラー紹介

今回試乗取材させて頂いたディーラーさんは、

 

Volkswagen 周南シティさんです。

 

ありがとうございました!

 

フォルクスワーゲン正規ディーラー 「フォルクスワーゲン周南シティ」の公式サイト。営業時間や店舗設備をはじめ、キャンペーン…

 

新型ゴルフヴァリアントを始めハッチバックから人気のSUVまでを扱うVolkswagenの正規ディーラーさんです!

取材に伺った当日は予定外の事が起こりまして。。

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Rの名を持つ最強モデルティグアンRに試乗させて頂きました!

こちらのディーラーさんに限定配備されたタイミングで貴重な試乗取材が出来ましたのでこちらもチェック!

こちらのディーラーさんでは、

  • 新型ゴルフ eTSI  Active/1.0Lマイルドハイブリッド
  • 新型ゴルフ eTSI R-Line/1.5Lマイルドハイブリッド
  • 新型ゴルフヴァリアント eTSI R-Line/1.5Lマイルドハイブリッド

ボディータイプやパワートレインの異なる3台の新型ゴルフが試乗出来ますので是非乗り比べてみて下さい♪

 

アルテオン・シューティングブレーク R-Line

店内にはVW史上最も美しいスタイリッシュワゴンも展示!

このデザインはヤバいですw

試乗が出来ていませんがたっぷり撮影してきましたので次の機会に内外装記事アップします!

人気のSUVモデルの試乗車も用意されてVolkswgenの魅力が体感出来るディーラーさんですのでお近くの方は是非!

お近くで試乗や見積もりを検討されている方がいらっしゃいましたら、担当営業の方をご紹介出来ますのでお問い合わせ欄から気軽にご連絡下さい♪

 

それでは新型ゴルフヴァリアントのモデルスペックから紹介です!

VW ゴルフ ヴァリアント モデルスペック

ドルフィングレーの艶感

この艶感どうしますか!!

試乗車のボディーカラーはVWの新色”ドルフィングレー”

名前通りイルカの肌を思わせる美しい発色でワゴンの伸びやかさが一段と映えます♪

試乗車はR-Lineというスポーツグレード。

  • 左:ゴルフ/アトランティックブルー・メタリック
  • 右:ゴルフヴァリアント/ドルフィングレー

ハッチバックとワゴンモデルはデザインが統一されていますが、ボディーカラーで印象も変わります。

ドルフィングレーのヴァリアントはエレガントさをプラスしたスタイリッシュワゴンと言ったイメージ!

グレード展開

新型ゴルフヴァリアントのグレード展開は、

グレード/価格車両本体価格
eTSI Active Basic305万円
eTSI Active326万円
eTSI Stye384万円
eTSI R-Line(試乗車)389万円

新型ゴルフ8と同じく1.0Lと1.5Lエンジンの2パワートレインが展開されています。

今回紹介する車両は1.5L搭載の最上位グレード”R-Line”

試乗車のR-LineグレードをVW内のモデルと価格を比較してみると、

車両本体価格R-LIneヴァリアントとの価格差
ゴルフ8 eTSI R-Line (ハッチバック)375万円14万円
パサートヴァリアント R-Line(上位ワゴン)584万円195万円

兄弟車になるゴルフ8ハッチバックとの価格差は14万円。

使用環境に合わせたユーザー目線な価格設定も魅力的ですね!

後程紹介させて頂きますが、実際にはオプションパッケージを追加する事で乗り出し価格は上がってしまいます。

記事を書いている内にVWからこんなアナウンスが発表されました。

kakaku.com

フォルクスワーゲングループジャパンは2021年8月26日、同年10月1日付で国内で販売するフォルクスワーゲン車の一部グレ…

VWの主要モデルは原材料の価格上昇に伴い、2021年10月から車両価格の1.5%値上げが適用される様です。

各メーカーの動きや世界的な状況をみると納期が延びる事が懸念されますので、新型ゴルフを検討中の方は急がれた方が良いかもしれません!

新型パサートヴァリアントR-line

上位モデルになるパサートヴァリアントになると価格帯はぐっと上がりますね。

スタイリングや装備を見てもパサートは高級車だなぁ。

ワゴンモデルをフルラインナップで揃えるVWとしては、ゴルフとパサートの中間に位置するモデルが出ると良さそうじゃないですか⁈

搭載パワートレイン

 

ゴルフヴァリアントのに搭載されるパワートレインは1.5L eTSIエンジン。

1.5L直列4気筒ターボx48Vモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用。

最高出力150ps
最大トルク250Nm

セグメントのベンチマークになっていたゴルフもここに来て電動化へシフト!

ボンネットがどうやっても開かずに困っていると整備の方に手伝って頂きました。

スミマセンw

個人的に気になっていた重いボンネットの件をお聞きしてみると、

“先代まで装備されていたボンネットダンパーが新型では廃止されボンネット自体の重さは変わっていないそうです”

ボディー剛性が大幅補強されたと思い込んでいたのですが、現場に携わる方の言葉は説得力が有りますw

 

いやー長いっす。

エッジを効かせたプレスラインが一段と目の保養にw

伸びやかなワゴンボディーは実用性以上に見た目がカッコ良い!

新型ゴルフヴァリアントのボディーサイズは、

ゴルフ8ゴルフ8ヴァリアント(試乗車)新型レヴォーグ
全長4,295mm4,640mm4,775mm
全幅1,795mm1,790mm1,795mm
全高1,475mm1,485mm1,500mm
ホイールベース2,620mm2,670mm2,670mm

ハッチバックモデルからゴルフ8ヴァリアントは全長・ホイールベースを延長。

 

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珠玉の水平対向に先進装備を搭載した新型レヴォーグに近いサイズ感になっている事から、日本の道路事情にも優しいスタイリングに仕上がっています!

いつもならここでエクステリアチェックに行く所ですが、

今回は先に試乗レポートに行きたいと思います!

脱・ブログマンネリしたいだけで深い意味は有りませんw

それでは行きましょう!

 

 

新型ゴルフヴァリアント試乗レポート

車両スペック

Volkswagen Golf Variant eTSI R-Line

全長4,640mm
全幅1,790mm
全高1,480mm
ホイールベース2,670mm
車両重量1,430kg
搭載エンジン1.5直列4気筒ターボxマイルドハイブリッド
最大出力/トルク150ps/250N・m
駆動方式FF
使用燃料/燃費ハイオク/WLTCモード17.0km/L
車両本体価格389万円

今回は営業さんと同乗してゴルフ8ハッチバックと同じ試乗コースでドライブフィールの違いを体感します!

新型ゴルフハイテクワゴンの実力をチェック!

モーターアシスト強め

 

スタートスイッチを起動するとモーターが静かな起動音でいざ市街地へ。

走り出しの印象は新型ゴルフと同じくスムーズな出足です。

ハッチバックモデルとの違いはゴルフヴァリアントの方がモーターアシストが強くエンジンの存在を感じさせない立ち上がりでした。

ツインクラッチを持つ7速DSGもショックを抑えた変速で滑らか。

一時期問題になっていたトランスミッションがギクシャクする様な感覚は払拭されています。

ワゴンボディーの高い直進安定性を感じながら路面の凹凸に差しかかると早速乗り味に変化が!

 

ワゴンの乗り味

 

ワゴンモデルとしてホイールベースを延長した新型ゴルフヴァリアント。

リアサスの収束力が非常に高くフラットライドな乗り味に!

足回りがバタ付く予想をしていたのですが、ホイールベースを50mm延長された効果なのか路面からの突き上げをしっかりと散らしてくれます。

先代ゴルフはハッチバック、ワゴンモデル共にホイールベースを共用していた事が新型の足回りの安定に繋がっているのかも。

R-Lineグレードに搭載されるリア専用スポーツサスペンションが揺れ戻しを大きく軽減。

段差を通過するとフロントシートの遥か後方でしなやか~にストロークしてくれます!(ワゴンだから当たり前かw)

ハッチバックモデルの新型ゴルフR-Lineもスポーツグレードらしからぬ乗り心地が感じられたのですが、新型ゴルフヴァリアントは更に上を行くコンフォートドライブをキープ。

延長されたホイールベースの恩恵を強く感じた瞬間でした!

落ち着くハンドリング

 

加えてクイックとハードの中間に位置するハンドリングが絶妙♪

ハッチバックモデルと同じくR-Lineグレードには”プログレッシブ・ステアリング”が専用装備されていますが、車重の増加が悪影響せずキビキビした反応も楽しめます!

リア荷室が増える事による重量前後バランスにも新型ゴルフヴァリアントはしっかり対応出来ています。

電動化したブレーキフィール

VWの最新モデルとして電動パーキングブレーキ+ブレーキオートホールドが装備され快適性は高いですが、ハッチバックモデルと同じく回生ブレーキの制動力は若干緩め。

ガソリンモデル程の剛性の強さは感じられなかったです。

他メーカーからも発売されているマイルドハイブリッドやPHVモデルと同じく回生ブレーキの特性をいかに内燃機関モデルに近づけるかが課題になりそう。

新型ゴルヴァリアントの場合は、アクセルオフ後に惰性運転するコースティングモードが装備されているので燃費重視のセッティングを意識している?

 

高速域での走り

 

市街地を抜けてバイパス道路へ入りました。

車速を上げて行っても風切り音は抑え込まれ車内の静粛性はキープされています♪

強いボディー剛性と外部からの音をシャットアウトする造り込みの高さは欧州車の魅力!

ワゴンボディーの重心の低さが車体が更に安定させてくれるのでロングドライブも快適に過ごせそうです♪

ストレートの道に入ってきたのでドライブセレクトをスポーツモードに切り替えて踏み込んでみると、

あぁ。なるほど。

やはり加速性能はハッチバックモデルの方が軽快です。

ゴルフヴァリアントは踏み込み後にリアが1度下がる様な動きを見せるので加速時にラグを感じてしまいます。

セオリー通りゴルフヴァリアントはゆったりとクルマを走らせるに最適な1台。

静粛性と乗り心地を高めたドライブフィールはスポーツワゴンというよりもエステートワゴンの様な重厚な乗り味がゴルフヴァリアントの魅力です!

 

VWオーナーからの評価は?

個人的にはコンフォートな乗り味が評価出来た新型ゴルフヴァリアントですが、

VWオーナーさんからの反応は様々みたいです。

問題はカーボンニュートラルに踏み切ったパワートレインの電動化。

マイルドハイブリッドを採用する事で先代までのダイレクトな走りが薄くなったとの意見もあり、先代ゴルフからの乗り替え商談は余り進んでいない模様です。

自分自身が歴代ゴルフに試乗出来ていないので明確な事は言えないのですが、

仲良くさせて貰っているVW乗りオーナーさんの感想を拝借すると、

 

新型ゴルフは先代モデルのキビキビした部分をカンナで削ぎ落して明確な乗り味を打ち出して来た印象かな。

この表現めちゃめちゃ分かり易い!

と思ってしまうブロガーが1人w

確かに路面の入力を明確に伝えてくる乗り心地やダイレクトなシフトフィールは、VWの内燃機関モデルと比較しても気薄さは感じられます。

電動化に踏み切った新型ゴルフは未来的なスタイリングや先進装備を充実させ、走りの面では乗り易さを追求したモデルなのかもしれないですね。

メーカーとして環境に配慮した方向性もあるとは思いますが、VWオーナーさんからはこういった印象を持たれている方もいる様です。

初めて輸入車に触れる方にとっては良いクルマだと感じて貰える1台。

なるほど!!

またパワーワード頂きましたw

○○さん収束したら是非愛車乗り比べしましょう!

VWオーナーさんのからの的を得た名言で締めて試乗レポート完了です!

今回はこれから内外装詳細レポートですので最後までよろしくお願いしますw

スタイリッシュなデザインと実用的な機能性を持っている新型ゴルフヴァリアントは魅力的ですよー!

 

 

新型ゴルフヴァリアント エクステリアチェック

最上位グレードR-Line

紹介するゴルフヴァリアントのグレードは最上位になるR-line。

車両本体価格389万円
ディスカバリープロパッケージ19.8万円
テクノロジーパッケージ16.5万円
オプション込み合計425万円

トラベルアシストと呼ばれる運転安全支援装備は全グレードに標準装備されていますが、

ナビゲーション装備と先進ヘッドライト装備はオプションパッケージ化されている為、乗り出し価格は400万円後半になります。

それではフロントから詳しくチェックしたいと思います!

シャープな顔立ち

吊り上がったヘッドライトと鋭いボンネットプレスは歴代ゴルフの中でもシャープな顔立ち!

全幅は先代より縮小されて1,800mmを切るサイズになりましたが、各パーツをワイドにレイアウトする事で広がりが演出されています。

R-Lineは専用フロントバンパーが開口部を大きく開きスポーティーに磨きを掛ける演出。

デザイン自体は新型ゴルフハッチバックモデルと同デザインですが、意匠は他のVWモデルにも採用されています。

新型ティグアンR-line

コの字型のフェンダーデザインはSUVにも合いますね!

しかしドルフィングレーの発色がヤバいですw

個人的に今まで黒白ばかりを選んで来たのですが、ボディーカラーで冒険するならグレーは今後要注目です!

ハイテク搭載を惜しみ無く

 

ヘッドライトには片側22個のフルLEDを採用する”IQライト”を装備。

先進機能のアダプティブハイビームシステムを搭載していますが、他メーカーだと上位モデルに搭載するハイテク機能が新型ゴルフヴァリアントに採用されています!

ここは軽く車格を超えた機能性が充実する魅力ポイント。

さりげなく主張するRバッヂの存在にも注目!

 

更に新型ゴルフヴァリアントはデイライトから延長する様にエンブレムに向かうLEDラインを追加。

夜間は先進性と視認性を高めた個性的な顔立ちになっています!

ワゴンの魅力爆発のサイド

 

素晴らしい。

素晴らしくカッコ良いです!(語彙力がw)

全長・ホイールベースを延長したサイドデザインの美しさは新型ゴルフヴァリアントの魅力。

アルテオンシューティングブレークの流麗なボディラインも最高ですが、ヴァリアントはAピラーから一貫したキャラクターラインとルーフの傾斜が絶妙♪

VW伝統のプレスライン相乗効果で伸びやかなスタイリングに仕上がっています。

一方で全長はSUVティグアンを超える4,640mmを持つ新型ゴルフヴァリアント。

カッコ良さと引き替えに狭い駐車スペースでは取り回しに苦労するシーンがあるかもしれません。

 

Dピラーからリアエンドへの収まりが堪らないボディーラインを描いてます。

ヴァリアントはウインドウモールが全周グロス処理されている点も個性を感じるポイント。

ワゴンの魅力全開のスタイリングを是非ご自身でご覧ください!

 

 

R-Line専用ホイール

R-Lineの足元はゴルフハッチバックモデルと同じく、

225/45 R17タイヤ&17インチアルミホイール

グレード内で唯一グロス塗装も施されて質感高いのですが、デザインは地味かも。

本国仕様やオプションホイールを見るともう少し洗練されたデザインが欲しい所。

タイヤ銘柄はブリヂストン トランザを装着。

見た目を重視した扁平化が進む中、R-ラインでも45扁平を履かせている点もVWらしくて好印象!

サスペンション装備は、

フロントマクファーソンストラット
リア4リンク

角度を変えるとこんな感じです。

R専用バッヂの演出も良いんですが、ホイールデザインが唯一残念です。。

リアビュー

 

このアングルもまた最高ですね♪

伸びやかなボディーラインはセダンに仕立ててもカッコ良さそうです!

リア正面アングルは水平基調が強調されています。

リアコンビネーションランプもLED式が導入されてより先進的に。

ランプ内の粒々の配列が意味ありそうで気になりますね!

新型ゴルフヴァリアントもウインカーは前後共にシーケンシャル式が採用されています。

ラゲッジルーム

 

フラットに広がるラゲッジ容量は611L!

Cセグクラスでここまで広いワゴンは無いんじゃないでしょうか!

600L超えはDセグメントに相当する大容量♪

無駄の無いフロアデザインで隅々を使って荷物が積め実用的なラゲッジスペースです!

後席を倒せるワンタッチレバーが装備されている点も嬉しい♪

 

ラゲッジアンダーにはテンパータイヤが装備されていました!

最近めっきり見掛けなくなったスペアタイヤはリアの安定性にも効いてる⁈(違うw)

 

後席を倒せば1,642Lまで大幅に拡大!

フロアボードが気持ち良い位に長方形を描いてますw

SUVと違って物を持ち上げる動作が少ない点はワゴンモデルの特徴ですね!

 

後席シート厚が少ない分、フラットに近い角度まで展開出来るフレキシブルな後席!

ワゴンモデルとしての積載能力はクラストップの仕上がりです!

 

伸びやかなワゴンボィーに先進的なデザインテストを盛り込み、先代から実用面も進化させた新型ゴルフヴァリアントのエクステリアの魅力をお伝えしました!

続いて内装チェック行きましょう!

 

 

新型ゴルフヴァリアント 内装チェック

ドアを開けるとこちら。

VWらしくデジタルテイストを取り入れた新型ゴルフヴァリアントの内装をチェック!

R-Line専用フロントシート

スポーツグレードらしくバケットシートを採用です!

R-ラインにはヘッドレスト一体型の”専用ファブリック&マイクロフリースシート”

色使いもさることながら、各所にパイピングや合成皮革がプラスされて高級感も高めてきました!

 

新型ゴルフヴァリアントも本革シートの設定は無いのですが、

肩口までしっかりとホールドする安心感が心地良い。

身体をビシッとホールドしてくれながら、肌触りは柔らかい。

乗り心地にも大きく作用する仕上がりを感じました!

 

ハッチバックモデルと同じく電動パワーシートは非採用。

ここはVWのセグメント内でしっかり差別化されています。

今回試乗で感じたポイントはしっかり決まるドライブポジション。

取材していると試乗中にシートポジションを直す事が多いのですが、新型ゴルフヴァリアントは足元のペダルレイアウトも自然で変える事無く運転出来ました♪

 

デジタル・コックピット

 

シンプルな内装デザインを好むVWテイストにデジタルデバイスを組み込んだコックピットです。

物理スイッチが殆どありませんw

アレが無い事に気付く。

フル液晶ディスプレイが採用されて画面内のカスタムが可能になりましたが、試乗中にアレが見えない。。

新型ゴルフはギアレンジが表示されなくなっています。

内燃機関モデルはシフトアップに合わせてD1-D2-D3とギアが表示される演出が好きったのですが、電動化されたタイミングで廃止されたみたい。

シフトアップを感じさせる個人的にはギア表示は残して欲しかったなぁ。

カスタムで表示可能できたらごめんなさいw

 

全地図表示も可能で気分や好みに合わせてカスタム可能なモードも用意されています!

 

R-line専用ステアリング

 

新型ゴルフヴァリアントの中でR-Lineに唯一装備されるスポーツ形状のステアリング。

D型シェイプデザインに一新されたVWロゴとパンチングレザー仕様とここはクラス超えの仕上がりでしょう!

黒基調で控えめなデジタルデザインがまたVWらしいです!

 

R-lineグレードのみステアスイッチも廃止されてセンサー式のボタンが採用されています。

押し込むと振動するフィードバック機能付きのタッチセンサー仕様!

 

 

10インチタッチパネル・ディスプレイ採用

 

保護フィルム貼ってます。

インターフェースはスマートフォン感覚で操作出来る様アイコンをレイアウト。

タッチパネル式はどのメーカーもデフォルトになってきましたね。

 

車両設定もパネル内で変更可能ですが、新型ゴルフヴァリアントを含む最近のVWは造り込みが非常に丁寧♪

グラフィックも高精度で動きもヌルヌルですよ!

“まぁ輸入車は内装とナビがね。”

なんて言ってると時代遅れになりますよw

 

一方で新型ゴルフヴァリアントは、物理スイッチがとことん排除されているのでエアコンのスライドタッチ操作は非常に難しいです。

面倒でもここはパネル内に呼び出して調整する方が使い易いと思います!

 

電子式シフト採用

 

電動化に踏み切った新型ゴルフはシフトレバーも存在しません。

中央に生えた短いレバーをノックする電子式が採用され時代の流れを感じます。

既に電動パーキングブレーキとブレーキオートホールドが無いとダメな身体ではありますがw

僅かに物理的に残っているので次期ゴルフ9ではレバーが無くなる事は確定でしょうw

 

VW特製 可変アームレスト装備!

 

センターコンソールは無機質な仕上がりですが、VW特製センターアームレストを装備!

自分好みの位置でアームレストを固定出来る機能性の高さは余り知られていない⁈

後席の居住性をチェック

最後のセクションはワゴンの魅力になる後席をチェック!

 

後席シートもしっかりと造り込まれていますね!

“後席はコストダウン感ハンパ無い国産あるある”は皆無です!!

スミマセンw

後席アームレストは独立可倒するギミックも。

2名乗車したまま長尺物も積載可能です!

 

ホイールベースが延長された事で足元スペースにも余裕が生まれて足先も伸ばせそうです♪

早速乗り込んでみましょう!

172cmの東リベ好きおじさんが座ると膝前空間はコブシ1個半位の余裕。

ハッチバックモデルよりも各段に居住性は良くなっています。

シートバックのスマホ収納ポケットがめっちゃ羨ましいw

 

R-Lineはバケットシートを採用している為前方視界がデメリットでしたが、新型ゴルフヴァリアントは後席の居住性を高める事で余裕が生まれています♪

 

VWのシンプルなデザインテイストに先進デジタル技術を導入した魅力的な内装デザインでした!

以上で内装チェック完了です!

 

 

新規ユーザーを取り込む新生ベンチマーク

パワートレイン電動化戦略で優等生イメージを払拭して新規ユーザーを取り込む狙いの新型ゴルフ。

ヴァリアントモデルはデジタル化を進めながら居住性を更に進化させてCセグワゴンのポジション取りへ動く狙いを感じます!

一方で先代オーナーからの評価が今後のラインナップにどう影響して行くのかも気になる所です。

直近10年以内で内燃機関モデルを全て廃止する欧州メーカー計画も発表されている事から、VWの電動化シフトは止まりそうも無いですね。

当ブログではいつもお伝えしていますが、

“クルマの魅力は自分で体感してナンボ!”

実用性と電動化を手に入れた欧州ワゴンをお近くのディーラーで是非体感してみて下さい!

 

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次回の予告

 

このダックテールは!!

国産ライトウェイトスポーツの要注目モデルにようやく試乗して参りました!

お約束通りやらかしてはしまいましたがw

お楽しみに!

我慢する生活に疲れを感じるご時世ですが、

引き続き感染予防の対策をしっかり取りながら現場取材にこだわった”クルマの魅力を伝える試乗ブログ”を目指しますのでチェックよろしくお願いします!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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