こんにちは。togariです!
国産車では1番身近なピュアEVの日産リーフに試乗してきました!
発進直後から最大トルクで加速するEVは気持ちイイ走り!!
電気モーターの大きな魅力ですね!
この瞬発力ある出足はガソリン車では味わえない感覚でした!
話題のワンペダル加・減速が行える e-ペダルや運転支援機能のプロパイロットも体感させて頂きました!
一方で内装面に関しては未来的なエクステリアとのギャップも見られましたので、お伝えしようと思います。
前回のエクステリア編はこちらから!
今回試乗させて頂いたのは、
山口日産 岩国店さんです。
ありがとうございました!
店舗の画像が少し古いのですが、現在はショールームを改装されてとても綺麗なお店です!
リーフのほかにも多くの試乗車を配置されていました!
お近くの方は是非!
今回の試乗車両情報です。
- 日産リーフ 2WD Gグレード
- ボディーカラーブリリアントホワイトパール/オーロラフレアブルーパール2トーン仕様
- 搭載バッテリー リチウムイオン電池40kwh
- 燃料 電気!
- 航続距離WLTCモード322km
- 車両寸法
- 全長4,480mm
- 全幅1,790mm
- 全高1,540mm
- 車両重量1,795kg
- 車両価格 ¥3,999,240-
- 乗車定員5名
前型のリーフが航続距離約200kmだったのに対して、現行型は航続距離を大きく伸ばしています。
今年になって追加発売された、リーフe+は従来の現行型リーフよりも、
- 搭載バッテリーを62kwhに増加
- 航続距離を WLTCモード458kmに増加
バッテリー性能が40%アップしており、より長距離ドライブに対応したモデルも登場しています!
航続距離458kmって通勤距離が往復70km位なら、1週間もつ計算になります!
ココまで航続距離が伸ばせると実用的に利用できそう!
旅先などで充電の不安も解消されそうですね。
今回の試乗車は、従来型の日産リーフの紹介になります。
日産リーフ 内装
日産リーフGグレード フロントドア内装です。
今回内装カラーがブラックなのでわかりずらいと思うんですが、部分毎に異素材の材料が使用されています。
仕上がりとしては特別質感が高いわけでも無く一般的なCセグコンパクトクラスの内装に感じました。
ドアトリム上部はハードプラ仕上げで触ると硬い質感でした。 ドアハンドルのメッキ仕上げ・スイッチ周りのピアノブラック仕上げ・ ドアトリムの布地張りなど素材的にはいろいろと使用しているんですが何かモノ足りない感じ。
ちょっと辛口になりますが、デザイン自体が一世代古い印象を受けました。
日日産リーフGグレード フロントシートです。
内装色はブラックでファブリック素材に織物の模様がついた仕様が標準装備です。
ファブリック素材なので柔らかい座り心地です。シート自体の形状はサイドの張り出しもそこまで無く、シートも普通のサイズでした。 オプションで本革仕様のレザーパッケージの設定もあります。
シート調整はリクライニング・前後・高さ共に手動式です。
パワーシートの設定はありません。
日産リーフGグレード運転席全景です。
加飾を抑えたスポーティーなデザインです。
内装カラーがブラックの影響もありますが、エクステリアから比べるとシンプルでおとなしい印象ですね。
日産リーフ旧型の運転席全景です。
試乗後にブログ仲間の方から情報を頂いたんですが、
同じ部品を使い廻している?!
エアコン操作パネルやシフトレバー、ドアトリムの形状まで確かに同じに見えます!
何故か旧型の方が近未来感があって新しく見えるww
あくまでフルモデルチェンジなので、内装に同じパーツを使用するのはリーフのオーナーさんにとっても残念なトコロですね。
日産リーフGグレードステアリングです。
ステアリングは新設計のデザインになっています。楕円形のスポーティーなデザインでGグレードになると本革巻き仕様・ステアリングヒーターも装備されています。
ステアリングスイッチにはオーディオ操作スイッチと安全支援のスイッチが配置されています。プロパイロットのスイッチもココに配置されています。
運転メーターはなんとアナログ式!見た時はちょっとびっくりしたんですが、
日産はテスラの様なEV専用メーカーでは無いので、普段ガソリン車に乗る方にも違和感無く運転出来るように配慮した仕様かもしれないですね。
僕の地元では街中を走るリーフも年配の方が運転していらっしゃるのをよく見掛けるので、日産としては元々のユーザーからの乗換や、色々な世代の方へ向けてこれから国内でEVを広める為の提案なのかもしれませんね。
スピードメーターの横には7インチのアシストディスプレイが配置されています。
- 運転支援表示
- 充電時間
- バッテリー容量
- ナビゲーション案内
などの情報が表示されます。運転中も多くの情報をわかりやすく図として表示されるので良いポイントですね!
ルームライトの周りはスイッチが綺麗に配置されて質感としてはなかなか良いと思います!
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/advanced_technology.html
ココは見忘れてしまったんですが、インテリジェントルームミラーという後方視界をカメラで大きく写すルームミラーも装備されています!
中央のインパネ周りは、
ナビゲーション・エアコン操作パネル・シートータースイッチ・始動スイッチ等が配置されています。
日産リーフのナビゲーションは7インチワイド画面のEV専用ナビが装備されていました。全国の充電スポットが表示され新しく設置されたスポット情報は、自動的に更新されます。
Apple CarPlayとAndoroido Autoにも対応しています。
エアコンは左右独立式ではないオートエアコンタイプです。エアコン操作パネルのデザインは旧型と同じ仕様になっています。
運転席・助手席共にシートヒーター装備があるのは嬉しいポイントですね!
日産リーフのシフトはパソコンのマウスのように動かして操作するタイプになっています。
未来的なデザインだと思うんですが、入力するような操作方法なので、最初は慣れが必要だと思います。シフトの上にはe-ペダルのスイッチが並びます。
このシフトも旧型と同じデザインを採用しています。
ドリンクホルダーは縦に2本のフタ無しのタイプでした。
サイドブレーキは電子式になっています。
オートブレーキホールドの装備はありません。
センターアームコンソールです。 肘置き部は布地を張ったような素材で適度な柔らかさがありました。
センターコンソール内の収納はあまり広いとはいえないですね。
日産リーフのキーはEV専用デザインという訳では無く、一般的なスリムタイプのキーでした。
続いて後席です。
日産リーフGグレード後席ドア内側です。
前席と同じ仕上げでデザインをは旧型と同じものを採用しています。
日産リーフ後席全景です。
後席シートも前席と同じくファブリック素材に織物の模様がついた仕上げです。
中央部にアームレストは装備されていなかったです。
まず感じたのは後席シートの厚さ!日産リーフは駆動用バッテリーを搭載している為このようにシート自体厚くなっています。
座るとやはり座面が高く感じました。
後席に実際に座ってみました。
172cmの僕が座ると余裕はコブシ1個分位ですね。
座席が高い為に上部空間はあまり余裕が無いです。 身長の高い方だと窮屈に感じるかもしれないです。
後席床センター部にも大きな段差がついています。室内幅も狭い為余計に圧迫感を感じてしまいます。
構造上の事は詳しくわからないんですが、少し残念なトコロですね。
前席の後ろには後席シートヒーターのスイッチが!!
このクラスで装備されているのは良いポイントですね!
以上が日産リーフGグレードの内装の紹介になります。
エクステリアがかなり攻めたデザインに対し、大きくギャップを感じた内装だと思いました。
内装に関しては、旧デザインの流用の点も大きいですが、全体の仕上がりがコンパクトクラスの日産ノートとあまり変わらない質感に感じたので国産唯一のEVとしてはもう少し差別化される特別感があると良いのではと思いました。
試乗編
いよいよ試乗です!
こちらのディーラーでは、市内の試乗コースの中で安全支援等を体感するポイントを記したマップを造られていました!
こういった試みはおもしろいですね!
前もってコースを教えて頂いたので、今回は試乗中どちらに曲がるか聞かなくて安心でしたww
クルマに乗り込み、電源ボタンを押して始動します。 ミキミキっと小さく機械音がないます。
さすがEV!!始動はメチャクチャ静かです!
ガソリン車のイグニッションオン位の音量です!
ディーラーを出てすぐに国道を走ります。 アクセルを踏み込んでみると、
いきなり最大トルクー!!
低速から強力なトルクで伸びる瞬発力は、ガゾリン車には無いホントのリニア加速です!
スピードの上がり方が伸びがあって気持ちイイ!
EVの一番の魅力はココだと思いますね!
高速道路だと更に加速も安定しそうです!
室内はクルマから発生する音はほぼ抑えられて、逆に外からの音が目立って聞こえました。
ステアリングは思っていたよりも硬めな感覚でした。
車体が低重心なのでコーナリングもステアリングに反応してくれて膨らみもうまく収まります!ココもEVならではの特徴だと思います!
しばらく走り、営業の方からe-ペダルを試して下さいと言われましたのでシフト横のスイッチを作動します。
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/performance.html#e_Pedal
e-ペダルとは、アクセルペダルだけで、
発進・加速・減速・停止を踏み加減で調整できる機能なんですが、
結構回生ブレーキが強いです!
減速の為アクセルをゆっくり緩めないと、カックンブレーキ状態になってしまいましたww
ワンペダル操作だと速度を維持する為に右足に常に力が入ってしまうので、結構足が疲れました。
これは僕の加齢のせいでしょうかww
慣れれば便利な機能だと思うんすが、最初はどうしても無意識にブレーキパッドの方へ足が動いてしまいますね。
メーカーとしてはこの e-ペダルを利用する事でタイヤの消耗を抑え、航続距離を伸ばす事もできるみたいですが、慣れるまでは注意が必要かなと思いました。
続いてプロパイロット機能を試してみます。
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/advanced_technology.html#propilot
プロパイロット機能とは、
アクセル・ブレーキ・ステアリングの運転操作を支援してしてくれる機能で、
- ステアリング操作を制御
- 車間距離のキープ制御
- 車線の中央維持をキープ制御
などのサポートをしてくれる運転支援機能になっています。
主に高速道路で利用する機能なのですが、今回はバイパス道で確認してみました。
最初にステアリングのパイロットボタンを押し、プラス・マイナスボタンで車速を設定します。
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/advanced_technology.html#propilot
運転メーター内の画面でパイロットの表示に変わるとマイナスのセットボタンを押し、自動追従機能が作動します。
前車の車速に合わせて距離を保ちながら追従していくのですが、コーナーでもステアリングが反応して曲がってくれます!
今回は一般道だったので信号でのストップアンドゴーが多い為機能がすぐ解除になりましたが、高速道路では運転疲労も軽減できそうで、かなり便利な機能だと思います!!
走行していると脇道からクルマが飛び出てきました。
こういった場合はプロパイロット機能が対応出来ないので自分でブレーキを踏む必要があります。同じ状況が高速道路でも起こりうる事なのでこういう時は自分でブレーキを操作を行う必要がありますね。
まとめ
試乗後に営業の方からEVとしての日産リーフのメンテナンスについてお聞きしたんですが、
- エンジンオイル・フィルター・プラグ交換等の消耗品の費用が掛からない。
- 車検はコンパクトクラスのマーチ並みに抑えられる。
- 搭載の駆動用リチウムイオンバッテリーは、8年間16万キロの保障が付く。
のようなメリットがあるそうです。
エンジンを搭載していないので消耗品の交換を抑えられ、車検代を安く抑えるトコロは経済的ですね!
今回のモデルチェンジで、
航続距離が大きく伸び、定額プランに入れば月々¥2,000-で充電し放題!というランニングコストとしては驚愕のコスパで唯一無二のとても魅力的な一面もあります!
一方で心配な面としては、
旧型リーフの中古車を検索してみると、低走行で程度の良い車体がかなり確安で販売されており、リセール面が悪いのが現状です。 駆動用のバッテリーの寿命を懸念する声が多く、故障した時の修理代が心配になりますよね。
ただ、世界的に見てもここまで身近な量産型EVを出して、未来のクルマの形を提案する日産の姿勢はすばらしい思います。
今はメーカーとしていろいろ大変な時期ですが、がんばって盛り返してほしいですね。
今回の日産リーフの試乗感想としては、内装面などで少し厳しい感想も書かせて頂いたんですが、
EV独特のパワフルな走行性能はとても魅力的です!
これからの自動車業界の未来を感じる1台に仕上がっていますので興味を持たれた方は1度試乗してみて下さい!!
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今後も話題のクルマ、気になるクルマを実際に体感して、素人目線ではありますが魅力をお伝えできたらと思っています!
最後まで読んで頂きありがとうございました!