時代を先読みする先進機能プロパイロット2.0を体感!
こんにちは。 togariです!
9月発売予定の新型スカイラインを先行試乗してきました!
今回は高速試乗のレビューを紹介します!
果たして話題の先進機能ハンズフリーは出来るのか?
新型スカイラインの魅力に迫ります!
プレミアムセダンも視野に入れて追従中の新型スカイラインのエクステリア・内装の紹介記事はこちらから!
クルマの魅力を素人目線で楽しくお伝えします!
お世話になったディーラーさん
前回に引き続き試乗させて頂いたのは、
山口日産 岩国 室の木店さんです。
ありがとうございました!
こちらのディーラーさんでは、
お店独自のご試乗マップというものを作成されており、試乗しながら日産車の魅力を体感出来る試乗コースを提案されていました。
コース内容は、市街地からバイパス走行・登り坂まで色々なシーンを体感出来るよう設定されています。
前もって試乗コースを教えて頂く事で、ここであの部分を試そう!など自分でプランを立ててから試乗する事も可能!
今回は高速試乗でしたのでこの試乗コースプランは走行出来なかったのですが、事前にコースを知っておく事で、
「次はどっちに曲がるんですかー?」みたいな“試乗あるある”の心配も無く、リラックスして試乗を体感する事が出来ると思います!
お近くの方は是非!
新型スカイライン 試乗車両スペック
試乗前に今回の試乗車のスペック情報です。
日産 スカイライン HYBRID GT 2WD
搭載エンジン | 3.5LV型6気筒+ハイブリッドシステム |
駆動方式 | FR |
使用燃料 | ハイオク |
燃費 | WLTCモード 13.6km/L |
全長 | 4,810mm |
全幅 | 1,820mm |
全高 | 1,440mm |
車両重量 | 1,820kg |
定員 | 5名 |
車両本体価格 | ¥5,474,520- |
オプション装備
ボデイーカラー HAGANE(ハガネ)ブルー | ¥43,200- |
流石にこのクラスになるとハイブリッドモデルでもハイオク仕様になってますね。
ハイブリッド=エコのようなイメージになりがちですが、
今回の新型スカイラインは3.5LV型6気筒という高排気量エンジンが搭載されているので、燃費よりも走りの質感に重点を置いたスペックになっています。
それでは試乗開始です!
新型スカイライン試乗レビュー
走り出しの第一印象は?
パスっと気密性の高いドアを閉め、まずはシートポジションの調整を行います。
パワーシートで細かく位置調整を行っていると嬉しい装備に気づきます!
テレスコピックは電動だー!
ベースグレードだとカットしがちなテレスコピック電動仕様は嬉しい所!
一度調整すれば動かす事は余り無いのでそこまで騒ぐ機能ではないかもしれませんが、
こういった細かな配慮が所有満足度に繋がるんだと思うんです!
準備万全でディーラーを出て市街地へ走り出します。
新型スカイラインの走り出しの第一印象は、
まさにコンフォートな静粛性!!
ハイブリッドモデルなので低速時はEV走行になりますが、大型リチウムイオンバッテリーの効果でホントに静かに走り出します!
国産車ではハイブリッド車がシェアを広めてますが、メーカーによってEV走行の感覚はかなり違いがありますね!
今回はいい意味で裏切られた印象でした!
サイドビューが示す乗り味
やっぱサイドビューが美しい!
全長4,810mmのサイドビューが示すように、3.5LV型6気筒エンジンの乗り味は伸びやかさがとても印象的。
最近はエンジンのダウンサイジング化が進み、小排気量で低速時からグィッとトルクを効かせるのがトレンドですが、
大排気量エンジンならではの包まれ感ある余裕が新型スカイラインの魅力だと思います!
内装色の影響もあるかもしれませんが、初めて運転するクルマじゃないような安心感のような感覚が強いです。
クルマのサイズとしては大型セダンの部類に入りますが、実際にステアリングを握るとサイズダウンしたクルマのように取り廻せる感じでした。
市街地での自動追従
高速道路入口まで少し距離がある為、同乗して頂いた営業の方から自動追従機能の利用を勧められました。
この時は時速40kmに設定して追従したのですが、ステアリング制御を含めクルマの挙動もとてもスムーズ!
信号待ちに差し掛かってもカックンブレーキになる事は無く緩やかに完全停止してくれます。
使い方によっては市街地走行でも結構利用出来るかも!
いよいよ高速試乗へ!
今回は高速道路ひと区間を試乗させて頂きました。
レーンを通過しいよいよ高速道路での試乗開始です!
加速のフィーリングは?
合流する為、アクセルを踏み込んで加速を開始します。
新型スカイラインのハイブリッドシステムは、1モーター2クラッチ方式いう機構を採用しています。
エンジンとバッテリーを繋ぐ2つのクラッチでEV走行とエンジン走行の切り替えを行っているのですが、この切り替え動作がとても自然でした!
通常のハイブリッド車だと走行している時にエンジンへの切り替えが足元に感じる事が多いんですが、
スムーズに切り替わるのでNAエンジンの様なダイレクト感も味わえます!
高速では直進性が向上!
高速道路内ですので新型スカイラインの乗り味を確かめる為加速を続けるのですが、
直進の安定感がとても高く感じました!ボディー剛性によるものか車体のブレが少ないです!
後で分かったのですが、新型スカイラインには、
ダイレクト アダプティブ ステアリングという機能が全グレード標準装備!
クルマ側で直進制御を保持する機能が装備されているようです!
こちらの中国地方では殆ど感じないのですが、都市部の高速道路に多い轍(わだち)の路面を走行する際にタイヤが取られないよう制御する機能も搭載されているようです!
随分前になりますが、ワタクシtogari は山口生まれながら仕事の都合で自動車免許は神奈川県で取得しており、
初めての高速教習でいきなり東名高速の轍の洗礼を受けた経験があります!
向こうに住んでいらっしゃる方は普通なんだと思いますが当時マジで焦りました!
スミマセン余談でしたw
プロパイロット 2.0自動追従開始!
走りの質感も確かめた所で、いよいよ第2世代プロパイロット2.0を試してみます!
日産車全般に言えるのですが、自動追従機能の設定操作はステアリングスイッチで簡単に行えます!
最初に青色のプロパイロットスイッチを起動。
±スイッチで設定速度を調節します。
前車を認識するとヘッドアップディスプレイに追従の表示が表れて自動追従が開始されます。
このヘッドアップディスプレイですが、ディスプレイ内に安全支援の状態が全て表示されるので、視認性はとても高かった!
日産としては初採用となるベッドアップディスプレイですが、解像度も高く他メーカにも負けない仕上がりだと思います!
設定速度を90kmに合わせ高速道路をクルーズします。
自動追従機能はステアリング制御も自然でホントに安心できますね!
長距離ドライブ中に流れに合わせて走るシーン等ではドライバーの疲労度がかなり軽減できると思います。
機能性重視!ブラインドスポットモニター
高速走行中に感心したポイントがAピラー内にあるこのランプです。
追い越し車線のクルマを感知して注意を促すブラインドスポットモニターのような役目を果たすんですが、
運転中前方を向いてもランプの点灯が目線に直に入ってくるので非常に視認性が高いです!
他メーカーだとサイドミラー内に表示される事ものが多いですが、デザインより実際の実用性を優先した配置になっていました!
ワンタッチウィンカーの反力
新型スカイラインのウィンカーは、軽くタッチするだけで自動的にウィンカーが点灯するワンタッチウィンカー式を採用しています。
欧州車にはよくある機能なのですが、
結構反力が軽すぎて、使いづらい印象を受けました。
ここは僕が使い慣れていないだけなのかもしれませんが、必ず使う箇所なので購入する際は確認したほうが良いポイントだと思います。
togari 焦りだす。
自動追従も十分に体感出来たので、
そろそろ話題の自動追い越し車線変更機能であるハンズフリーを体感したいのですが、
なぜか発動しないんです。。
自動追い越し機能を発動させるには自動追従中に、
- ヘッドアップディスプレイ内の追い越し表示がON。
- ステアリングスイッチの追い越しボタンをON。
この条件で追い越し機能が発動するはずなんですが、
ヘッドアップディスプレイ内の表示が起動せず、何度ボタンを押しても変わりません。
営業の方も「昨日は出来たんですけどねー」と言われていました。
ドライバーモニターというインナーカメラで顔の向きや目の状態を感知しているそうですが、
もしかして僕の顔が悪いのか?w
段々と焦り出していたその時、営業の方から一言が、
「後ろのクルマ新型スカイラインですね。」
えっ?
もちろん自動防眩式ミラーです!
ルームミラーで後方を見てみると
後ろにはブラックの新型スカイラインが追従走行していました!
仮ナンバーだったので多分車両運行中だと思います。
なんと偶然な!
貴重な新型スカイライン2台で並走してたんですが、次の瞬間!
多分自動追い越し機能であろうスマートなステアリングさばきで軽やかに去って行きました。
なんでー!!
こちらは何も出来ず、ただ漆黒のリアビューを見つめていました。。
そうこうしているうちに降りるインター出口へ到着。
一度インターを降りUターンし、再度リベンジを試みます。
どうなってしまうのでしょうか。。
スポーツモードを試す!
再度挑戦する為に高速走行を試みますが気分を変えてみました。
自動追従を解除し、ドライブセレクトモードをスポーツモードで走行しました。
アクセルを踏み込むと、
ドカンっと感じる程では無いですが、マイルドに加速していきます!
この辺りはガソリンツインターボモデルだとエンジンもチューニングされている様なので乗り味が変わりそうです!
新型スカイラインハイブリッドモデルの走りの質感は、
コンフォートで余裕ある走り!
これに尽きると思います!
魅力ポイント 遂に体感!ハンズフリー!
あっ。一応出来ましたww
なんとしても自動追い越し機能を試したい為、再び自動追従走行で走っていたその時、
ヘッドアップディスプレイ内の表示スタンバイ状態!
センターディスプレイにナビ連動中との表示を確認!
遂にこの瞬間が来ました!
すぐさまステアリングスイッチを起動します!
すると、
ウィンカーが右に自動で発動し、ステアリングを軽やかに切りながら追い越し車線へ無事変更完了!!
やりました!! プロパイロット2.0体感完了!
これはちょっと感動しますよ!
クルマの挙動も非常にスムーズです!
発動までは苦労しましたが、こんなにスムーズな動きだとは思っていなかったです。
良かった!良かった!
しかし!
「ちょっと待って下さい。」
新型スカイライン
「あなた喜んでますが、結局ハンズフリーは出来たんですか?」
togari
「えっ?それは…」
togari
「スミマセン。ビビッて出来ませんでしたー!!」
変な寸劇でスミマセンww
正直なところ、自動追い越し発動中は手放し運転は出来ていませんw
実際にはステアリングに軽く手を添えていました。
安全だと思いますがやっぱり怖かったです。
高速道路上の運転で、クルマもお借りしている身なので直前でビビッてしまいましたw
発動するにはいくつかの条件がありそうです。
手を添えてはしまいましたが、プロパイロット2.0の機能は肌で十分に体感できました!
未来を感じる先進機能!
検討中の方は是非お試しあれ!
最後にまたビビる。
プロパイロット2.0を堪能し、帰りのインター 出口へ降りようとした時、
togariまたビビる。
ウィンカーが左に自動で発動し、出口レーンへクルマが移動して行きます!
えっ! マジかー!
この機能はインテリジェント高速道路ルート走行といって、
高速道路上でのナビゲーションのルート案内を、
分岐も含めて目的地出口までの支援を行う機能みたいです!
すごすぎる! 参りました!
世界初の機能らしいですが、ここまでくるとホントにクルマの自動運転化を身を持って感じてしまいます!
そんな感じで新型スカイラインの高速試乗も無事終了。
新型スカイラインの魅力!
しっかり体感させて頂きました!
まとめ
国内の自動車業界ではクルマに対するニーズが変わり、
コンパクトで実用的・しかも低燃費のクルマが必須のトレンドになっています。
今では国内でもかなり台数の減ってしまった大型スポーツセダンの存在ですが、
そのニーズとは真逆のアプローチで攻める今回の新型スカイライン!
プレミアムブランドに追い着こうとする丁寧に造り込まれたエクステリアと、
クルマの未来を感じさせる最新の先進機能を搭載した日産渾身の1台だと思います!
色々な問題で販売苦戦を強いられているメーカーさんですが、
量産型EVリーフを10年も前から販売継続されていたり、クルマに対する思いがラインナップに現れるメーカーさんだと思います!
個人的に嬉しい出来事なのですが、
今回僕が紹介した新型スカイライン記事が、日産自動車のTwitter公式アカウント内で紹介して頂けました!
まだまだ微力ですが、今後もクルマの魅力を楽しく伝えるブログを継続していく事で日本の自動車産業に少しでも貢献していければと思っています。
9月発売予定の新型スカイラインは間もなく正式発表されて、全国のディーラーにも試乗車が続々配車されると思いますので、
クルマの魅力は自分で体感してナンボ!
是非お近くのディーラーでクルマの未来を体感してみて下さい!
クルマの購入を検討中の方は、クルマの下取りを検討されていると思うのですが、
買取業者への一括査定サービスは、自分で動く事が多く結構面倒だなぁって思う方多いと思います。
そこで面倒な手続き・交渉を仲介で行ってくれる新しいサービスも登場しています!
連絡は1社のみに絞られて、買取会社からの1番高い金額を仲介会社がネット内で提示してくれるので安心して交渉が進める事が出来ます!
クルマを少しでも高く売却してグレードアップやオプション装備の費用に当てちゃいましょう!
買取額の見積もりだけでも依頼出来ますので、是非参考にしてみて下さい!
次回魅力に迫るクルマは、
タイヤが道路に浮いている⁈
どういう事なんでしょうか?
ハイテク装備搭載と強い個性が魅力的なオールラウンドプレイヤー!
ミドルSUVのディーゼルモデルに試乗してきました!
お楽しみに!
今後も気になるクルマ・話題のクルマを自分で体感して、魅力を楽しくお伝えしようと思っています!
最後まで読んで頂きありがとうございました!