軽快ハンドリングBEV【スバル ソルテラET-HS試乗】AWDモデルの強みを公道で体感!

EV

多様化する市場に共同開発モデル登場!

こんにちは。togariです!

前回から続くBEV試乗特集ですが、

今回はこちらです!

 

スバル ソルテラ試乗して参りました!

トヨタと共同開発されたスバル初のピュアBEVモデルを体感!

スバル初のピュアEVモデルがようやく配備されましたので公道試乗に伺いました!

ドライバビリティに溢れた内装デザイン!

未来的なステアリングは違ったBEVの世界を見せるのがソルテラ!

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同日連続取材する事で感じた日産アリアB6との明確な違いとは?

スバルのクロスオーバーBEVソルテラの魅力に迫ります!

当ブログではクルマを実際に見て感じた感覚を大事にしたいと思っています。
カタログだけでは伝わりにくいクルマの魅力を現場から楽しくお伝えします!

取材ディーラー紹介

今回取材させて頂いたディーラーさんは、

 

山口スバル 岩国店さんです。

 

ありがとうございました!

ご存じいつもお世話になっている地元のスバル正規ディーラーさんです。

ソルテラは週末限定の試乗会という事で取材に伺って参りました。

こちらの販社さんでは毎週末になると独自のイベントを企画されていますので是非お店のブログをチェック!

山口県内のスバルディーラーは1台のソルテラが週末各店舗をまわる形態になっています。

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岩国店さんではは新型アウトバックの試乗車を常時配備。

前回の取材では納車直後のアウトバックオーナーさんに愛車を撮影させて頂いたり、顧客からも愛される販社さんですのでお近くの方は是非!

そう言えば。。

こちらも取材して参りましたので乞うご期待!

楽しかったーw

続いてスバルソルテラのモデルスペックです!

スバル ソルテラモデルスペック

スバル初のピュアEV

ラテン語のSOL(太陽)と大地(TERRA)を合わせた造語
togari

画像よりも。。

現車カッコいいですよ!お客さんw
画像ではエッジーなスタイリングがどうかな⁉と思っていたのですが、スバルらしさも感じられて良き
新色のハーバーミスト・グレーパールがまた未来的スタイルと相性良い感じです
ソルテラはトヨタbZ4Xと共同開発されたスバル初のBEVモデルです。
試乗した車両は最上位のET-HSグレード。
フロント+リアにモーターを搭載したAWDモデルに本革シートなどの上級装備がプラスされています。
車両本体価格は682万円。
スバルのEVフラッグシップとして遂に700万に迫る価格帯! 高けぇ!!
実際は国からの補助金が出るので100万前後は引く事は出来ますがw
ソルテラのラインナップは3グレードで構成されています。
スペック/モデルET-SSET-SS AWDET-HS(試乗車)
駆動方式FWDAWDAWD
最高出力204ps218ps218ps
充電走行距離567km542km487km
車両本体価格594万円638万円682万円

装備差を付けた2グレードを基本に前輪駆動モデルとAWDモデルで構成。

注目は駆動方式による最大航続距離の違いです。

搭載バッテリーは、

全グレード71.4kw/hで統一。

試乗したET-HSグレードは装備てんこ盛りの影響なのか航続距離487km1番短いです。

上位グレードだから長く走れる訳でもないグレード構成。

こればっかりはエアコン入り切りで距離が伸びる様なEV独特の特性もありますが、航続距離重視でベースグレードET-SSを買うの手もありかも。

ボンネット内は内燃機関モデルの様なユニット配置になっていました。

中央にパワーユニットを搭載する事でスバルのAWD制御をイメージしたのでしょうか?

こんなの書かれたら余計に触りたくなってしま。。

スミマセンw

注意喚起からもスバルが目指すゼロ次安全を感じますw

共同開発されたトヨタbZ4XKINTOというサブスクリプションサービスでの販売開始になりましたが、

スバル ソルテラはカタログモデルとして全国のディーラーで販売。

営業さん
現金一括も分割も残価プランも出来ますよ♪
ありがとうございますw
長年やってると指名買いしたい営業さんが多くて大変ですw
続いてスバル ソルテラのエクステリアをチェック!

スバル ソルテラ ET-HS エクステリアレポート

BEVにもスバルらしさを

無機質なデザインながらスバルらしさを感じさせるフロントマスク。

兄弟車bZ4Xとの大きな違いはフロントグリルです。

ちょっと昆虫っぽくも見えるw

ソルテラはヘキサゴン形状の大型グリルをフロントアクセントに。

エンジンを持たないEVモデルはグリルが完全に閉じられています。

上から見ると内側に緩くカーブを付けたデザインに。

大型BEVモデルとして空力抵抗の軽減をグリル形状まで一貫させています。

https://global.toyota/jp

共同開発されたトヨタbZ4Xはグリルレスのデザインを採用。

無駄を排除したbZ4Xのフロントは未来的なイメージをより強調。

口を開けた様なフロントバンパーにはトヨタのデザインキーンルックが取り入れられてる?

大型デザイン再燃

オーバーフェンダーと一体化した大型ヘッドライトが未来のクルマを象徴

無機質なデザインが好まれるEVモデルの中で大胆なデザイン・センスは海外販売での差別化を意識したのでしょうか?

ウィンカーはユニットを縁取る様に大きく点灯。

ここ最近の新型車は大型デザインが再燃していますね。

シャープな4眼式ライトにはアダプティブハイビームを標準装備し、長年培ってきたトヨタの技術が導入されています。

エアインテークは完全に貫通した大型仕様で航続距離と安定した走行性能に貢献してます。

ここまでハッキリ見えると潔いw

カッコイイなと感じたのがツートン仕様のボンネット。

カーブを付けたデザインを見ると単なる加飾の役割だけではなさそうですね

フロント全景アゲイン。

ソルテラなかなかカッコいでしょ

未来を感させるエッジーなデザインと大型樹脂パーツの力強さがバランス良くミックスされて新しい感覚のデザインだと感じます

自由の高いレイアウト

自由度の高いEVプラットフォームを使用した伸びやかなサイド。

RAV4に似たスタイルのサイドビューですが、オーバーハングを短く取る事で車体を大きく見せます。

スバルソルテラのボディーサイズは、

スペック/モデルソルテラアリアRAV4
全長4,690mm4,595mm4,600mm
全幅1,860mm1,850mm1,855mm
全高1,650mm1,665mm1,685mm
ホイールベース2,850mm2,775mm2,690mm

ひしめき合う国産ミドル市場の中でクラストップのホイールベースを確保!

ライバルになる日産アリアよりも広い室内空間で国内BEVの天下を取りに来てる!

上:bZ4X 下:ソルテラ

https://global.toyota/jp

サイドデザインは兄弟車になるトヨタ bZ4Xと同じみたい。

両車に入るプレスラインからサイドはトヨタ寄りのデザインに仕上がっていますね。

プレスラインがリア・ドアで交差する様に描かれている斬新デザイン。

試乗車には薄型のドアバイザーが装着されていましたが、BEVである以上は空力抵抗に配慮しなくても良いの⁉

リアゲートのルーフはかなり寝かせたデザインになっています。

リアエンドにはダックテールを思わせる小さなフィンを装備。

僅かな小技が走行性能や航続距離維持に効いてくるんでしょうね。

togari
どうですか!お客さん!

我ながらカッコ良く撮れてると思うのですがw

20インチを履く時代

ET-HSグレードには20インチの大径タイヤを装着。

フェンダーデザインの錯覚で大きく見えないかもしれませんが、とても大きいですw

切削ホイールもなかなか良い仕上がりで

bZ4Xとは装着されるタイヤ銘柄を変えている様ですが、国産車も20インチを履く時代ですよ。。

バッテリー重量に耐える為の大径化なのかもしれませんが、18インチで驚いていた頃が遠い昔の様ですw

スバル ソルテラの装着サスペンションは、

  • フロント:ストラット式
  • リア:ダブルウィッシュボーン式

トヨタが誇るリアサスペンションはBEVでどんな収束性を見せてくれるんでしょうか?

200V及びチャデモに対応

フロント左右に200V普通充電とチャデモに対応してた急速充電口が装備されています。

内部が濡れているのは販社さんの配慮。

自分が撮影する事を見越して朝イチで洗車してくれたのだと思います。

ありがとうございます!

リアビュー

クーペスタイルを取り入れたリアビュー。

先進的なイメージの強いBEVモデルのなかでソルテラは力強さを強調したスタイリングで差別化。

中央を切り欠いたリアスポイラーはアリアと同デザイン。

気流をリア・エンド側に流す事で走行安定性を高める BEV仕様。

リアテールランプは一文字っぽいデザインでワイドに配置。

貫通していないデザインですが、質感は非常に高いです。

フェンダーまで垂れ下がる様な独特なデザインは好みが分かれる所。

スバルはEVエンブレムやたら付けてますねw

最低地上高210mm

ボディー底面はスリットをつけたフラットデザインで空気抵抗と悪路にも対応。

EVでオフロードを走るイメージがイマイチ掴めない感はありますがw

ラゲッジにスバルらしさは?

開口部を大きくデザインされたフラットなラゲッジルーム。

トピックは、後席6:4分割式が採用されている点でしょう。

スバルと言えばユーティリティの高さが魅力ですが、ソルテラはセンタースルー不可です。

BEVとして外部電源も装備されていますが、ワンタッチ操作の展開レバーは無し。

後席側へ回り込まなければシートを倒す事は出来ません。

トレイ下は充電ポートの格納スペースに。

確認し忘れましたが溝が付いている所から2段式ラゲッジが採用されている様です♪

地上からのラゲッジ床面は積み込みは楽に出来そう。

バンパーが飛び出ていないデザインで女性でも簡単に積み込めそうです♪

シートを倒すと広大なスペースが出現!

ロングホイールベースの恩恵で積載性は高い!

ラゲッジにスバルらしさは?

半分位はあるかなw

センタースルー機構とワンタッチレバーは価格帯を考慮すると付けて欲しかった所ですよね。

続いて内装をチェック!

スバル ソルテラ ET-HS内装レポート

最上位グレード ドアトリムチェック

最上位ET-HSのドアトリムがこちら!

如何でしょうか⁉

トリム面積を大きくデザインした仕上がりは最近のレクサスと近いデザインかな。

ここは共同開発されたトヨタ色が強いですね。

スイッチ周りは定番のピアノブラック塗装で質感をキープ。

日産アリアも同様でしたが、スバル ソルテラにもドアグリップは装備されていません。

デザインはスッキリしますが、開閉のし易さはグリップ式が扱い易いと思います。

マツダは7世代モデルから積極的に採用が始まってきてる為国産メーカーも普及されて行くと良いですね。

タンレザーの波

togari

スバルお得意の

タンレザーのフロントシートが標準装備!
兄弟車のbZ4Xはブラック内装しか選択出来ませんが、ソルテラにはタンレザーがある!
エッジの効いたエクステリアとのギャップを楽しむ事も可能♪

パンチングレザーやステッチの質感は既存スバルの造り込みをキープ♪

更に最上位ET-HSグレードには、シートベンチレーションを標準装備!

やはり来たかー!

新型アウトバックで相当意見が多かったですからw

皆さんお気づきでしょうか。。

ソルテラはオルガンペダル採用です!!

これまで各メーカーのEVモデルに試乗させて頂いてますが、自分の記憶ではソルテラがEVモデル初採用では?

これは新しい試みですね!

多分w

今回の試乗車には装備されていませんでしたが、

パノラマルーフやソーラーパネルを装着出来るオプション設定も!

やはりタンカラーが車内を明るく演出してますね♪

運転席全景

togari
これは。また。
一応予習はして参りましたが、実際乗り込んでみるとサイバーというか、ユニークと言うか。
ソルテラの内装で1目を惹くポイントは独特なステアリングでしょう!

BEVに小径ステア採用

車体と相反した小径ステアリング採用!

実際にはプジョー程小さくは無いのですが、現行スバル車の中でも明らかに小さいです。

質実剛健なスバルが初のBEVに小径ステアを投入してくる姿勢がカッコいいじゃないですか!

個人的には今回取材した中での要注目ポイントです!

奥まった所に運転メーターが見えますがどうやって見るかというと、

ステアリングの上から見ます!

ホーンとスポークの間からみるメーターを上から見下ろすトップマウントメーターを採用。

共同開発のなかでEVモデルだからこそ思い切れた発想が魅力的です♪

斬新なメーターフードのデザインは見てるだけで飽きない♪

ステアリングの質感としては、価格帯を考えるとチープな部分も感じます。

握りのレザーもトヨタ製かと。

トヨタと共同開発されたソルテラの運転支援装備はトヨタセーフティセンスを採用。

営業さんの話ではBEVを開発して行くなかで適合の速さを優先した結果、アイサイトは採用されなかったそうです。

視認性を重視

トップマウントメーターの表示は至ってシンプル。

エネルギーフロー画面はこちらが固定で左半分で情報切替を行います。

最小限の表示を視認性と取るか、物足りないと取るかは好みが分かれそう。

メーター内にアノ表示が無いですね。。

12.3インチの落とし穴

中央にレイアウトされるのは12.3インチのセンターディスプレイ。

大型化される市場を意識すると仕方無いかもしれませんが、ダッシュボードから飛び出した配置は運転中目線に入ってしまいます。

ちなみに日産アリアのインパネ全景がこちら。

モダンなデザインに目が行きがちですが、ツインディスプレイがダッシュボード内に収めてある為、視認性の高い仕上がりでした。

話戻します。。

ディスプレイ下にはエアコン操作の物理スイッチを配置。

トヨタカローラの内装を思い出してしまうのは自分だけ⁉

パノラミックビュー・モニター装備

トヨタ独自の自動駐車機能”アドバンスド・パーク”を標準装備!

レクサスの最新モデルにも装備される機能でスバルユーザーには嬉しい追加ですね♪

充電スケジュールの管理も行えるみたいです。

電費計などの表示も可能なんですが、

ソルテラにはバッテリー残量が表示されていない。

航続可能距離よりもバッテリー残量の方が国内でBEVを使用する上では必須だとと思います。

ここがソルテラの落とし穴。

個性的なセレクター

ドライブセレクターはリング形状。

誤作動を防ぐ為に外円のリングを押し込みながら回す事でシフトを操作します。

ドライブモードやワンペダルモードなと運転に関わる機能を集約。

フローティングデザインになって実際にはコックピットの様な包まれ感が強い。

未来的なEVらしいデザインですね。

ここまで見て分かる様に、全体的な内装はハードプラ面積多めです。

600万を超える車格はもう少し頑張って欲しい所はあります。

車検証は何処に?

ダッシュボードは布地を貼り付けた仕上げ。

環境性能を打ち出したマテリアルなのかもしれませんが、質感的には硬めでイマイチ。

しかも、

グローブボックスが有りません。

何処に収納するんやー!と思ってしまいますが、実際にはそんなに無くても良いかもw

アリアB6はダブル・グローブボックスでしたw

そう言えば車検証は何処に置いてるんだろう。。

タンカラーの大型センターコンソールを装備。

内部も大型トレイが付いて収納力ありますね。

車検証が見当たらない。。

ここにあったかー!

センターアームレストの底にしまってありました。

という話ですw

後席の居住性をチェック

後席ドアは直角まではいかない開度。

ドアシルプレートが装備されているのはスバルらしい仕上がりです♪

後席もタンレザーシートで上質。

個人的にはグレーのボディーカラーとタンカラーの異色の組み合わせが気に入ってしまいました♪

リクライニングは1段階調整可能。

元々広い後席を更に快適にしてくれます♪

ドリンクホルダーは特別な仕掛けはありません。

センタースルー出来ると尚良かったのですが。。

シート厚も充分ですね。

床面下にバッテリーを搭載したお陰でシートの嵩上げの影響を受けないのがEV専用モデルの魅力!

172cmのオッサンが座ってもコブシ2個以上の余裕があります。

足先スペースもしっかり取られて快適♪

足元はフラットそのもの!

ソルテラは派生モデルでは無い専用プラットフォームを採用している為、居住性の高さは大きな強みです♪

気になる所は無いとは言いきれないですが、BEVとしての先進性とスバルのスポーツマインドが感じられる内装デザインでした!

さあ!いよいよ試乗レポートです!!

スバル ソルテラ ET-HS 試乗レポート

車両スペック

SUBARU SOLTERRA ET-HS

全長4,690mm
全幅1,860mm
全高1,650mm
ホイールベース2,850mm
車両重量2,030kg
搭載エンジン71.4kW電動モーター 
最大出力/トルク150+80ps/169N・m
駆動方式AWD
最大航続可能距離542km
車両本体価格682万円(OP含まず)

今回は通常のスバル車と同じ試乗コースを営業さんと同乗。

予約制試乗で限られた時間ではありましたが、検討中の方も条件は同じですので前回取材したアリアB6と比較しながら詳しくお伝えします!

いざ!

ユニットを起動すると自然なクリープで静かに走り出す車体。

市街地へ出る為ステアリングを切った瞬間、

togari
あっ。これはステアリングが♪

オルガンペダルの恩恵

BEVとしての静粛性を保ちながら、低速からの加速は滑るようななめらかさ。

輸入車プレミアムクラスの飛び出す様なゼロ発進は感じないですが、トルクをキープしままマイルドな車速の上がり方が気持ち良いです。

内燃機関に近いフィーリングは採用されたオルガンペダルの恩恵。

ブレーキとアクセルの踏み分けが容易なオルガンペダルの良さはBEVでも大きく貢献してくれました。

アリアB6は静粛性を徹底的に高めたモデルでしたが、ソルテラは踏み込むと小さく電子音を聞かせます。

BEVとして先進性の部分は良し悪しの部分ですが、アクセルワークは音を感じる方がやっぱり楽しい。

2トンを超える巨体をキビキビと走らせる軽快な加速性能は街中でも充分感じ取れます♪

援護してくるのが小径ステアがもたらすハンドリングの味付けです♪

軽快なハンドリング

車体をクイックにトレースしてくれる小径ステアのハンドリングが絶妙♪

ディーラーから車道に出る縁石を超えた瞬間ついニッコリしてしまいましたw

ライトなハンドリングに対してピッタリ着いてくる操舵フィールはスバル車のなかでも異例な存在。

奥まったメーターディスプレイの配置もハンドルを握るとしっくり馴染みます。

和製プジョーと言うと大袈裟かもしれませんが、車体の大きさを感じさせない低く構えたアイポイントに独特な世界観を感じるソルテラ。

空力抵抗を高めたエアロボディーとBEVの低重心の影響なのか直進時の安定感もキープ。

全体的にフワフワした乗り心地だったアリアB6とは対照的なドライバーズ寄りのスタンスでした!

コーナー入り口ではノーズがスッと切れ込んで、出口付近でハンドルを戻すと路面に対してしっかりグリップしてくれるんですよ♪

個人的には軽快なハンドリング性能が1番驚いたポイント。

ソルテラは前後独立モーターを搭載したAWDシステムが採用されていますが、BEVでも安定した車両姿勢が保たれているのはスゴイ。

メディア向けの先行試乗会が雪道で開催されたメーカーの狙いが分かった様な気がしましたw

20インチの収束性は

ドライブセレクトをパワーモードにして踏み込んでみましたが、背中に押し付けられる加速性能で充分速いです。

一般道での僅かな体感だと低速から一瞬おいて中速以降で飛び出す様な印象でした。

本気のソルテラを味わいたい方は少し間をおいてから覚悟して下さいw

話を戻すと20インチの乗り心地は硬めではあります。

道路のジョイントを通過した際に前後方向の揺れを抑えるサスペンションの減衰力はなかなか優秀。

現行モデルのフォレスターと比較しても大径20インチの影響はそこまで無いかと思います。

ロードクリアランスがしっかり取られた車体で押さえ込んでくれるのは、やはり低重心ボディーの影響が大きいんでしょうか。

車重に対しての振動を収束しきれていなかったアリアB6 19インチの乗り心地。

本命のB9AWDモデルの登場が待たれますが、素人考えだとエアサス組み込んだら物凄い世界観を持つBEVに化けそうな気がします。

ソルテラ 気になるポイント

乗り味絶賛のソルテラですが、気になるポイントもあります。

先ずはAピラーの視界。

抜群の前方視界で有名なスバルですが、ソルテラはピラー付け根にベースの様な補強パーツが付いています。

試乗コースはそこまで交通量が多くなかったのですが、気になるというよりも目に付くといった印象。

検討する際は交通量の多いシーンで確認した方が良いかもしれません。

続いてはブレーキタッチ。

ブレーキの踏み込みが少し深いポイントから効き始めます。

踏力に対して減速するマツダのブレーキタッチに近い感覚ですが、軽快なハンドリングとトルク特性の強いアクセルレスポンスとの組み合わせはもう少し強めの味付けが良いかも。

パワーモードに切り替えてもブレーキタッチに大きな違いは感じませんでした。

ソルテラには”Sペダル・ドライブ”というワンペダルモードの用意もありますが、当日制御エラーで切り替える事が出来ず。。

通常モードでもう少し強めのタッチが良いんじゃないかと感じました。

全体的な乗り味はスバルのスポーツマインドをBEVに巧く落とし込んだ動力性能を持つソルテラ。

圧倒的なアリアの世界観を1度味わってしまうと、ベストバイはなかなか難しい選択肢で甲乙を付ける事は正直難しいです。

スミマセンw

以上で試乗レポート完了です!

国産BEV市場の今後

前回の記事から2回に渡って国産BEVの試乗レポートをお伝えしました。

普段内燃機関のディーゼルエンジンモデルを所有する身として、電動化がもたらすクルマの新しい価値観を体感出来た良い経験になりました。

全モデル電動化を実現出来ている海外市場に対して、ラインナップで遅れを取つている国内BEV市場。

ハイテク・デバイスを全面的に出すのではなく、日本らしい奥ゆかしさを感じるモデルも登場する事で今後増々拡大して行く事でしょう。

軽自動車のEVモデルなんて面白いアナウンスもありましたね♪

当ブログではいつもお伝えしていますが、

クルマの魅力は自分で体感してナンボ!

お近くのディーラーで未来のBEVを是非1度体感してみて下さい!

 

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次回の予告

 

えっ。今更?

スミマセン。。トレンドに乗り遅れてしました。

みんな絶賛してるからどうしても気になってしまってw

次回は国産老舗SUVメーカーの電動モデルをチェック!

もうバレてるw

お楽しみに!

今後もクルマの魅力を伝えるより良いコンテンツを目指して行きますのでまた遊びに来て下さい♪

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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