軽快感はあるけれど【トヨタ ヤリスクロスZ 試乗】トヨタ最小SUV走りの実力は?

SUV

発売後も好調な売れ行きを維持するコンパクトSUVの走りの実力は?

こんにちは。togariです!

 

 

トヨタ ヤリスクロスに試乗へ伺ってきました!

発売前から注目を集めていた人気車種ですが発売後も売れ行き絶好調みたいですね!

試乗した車両は、

ガソリンモデルZのFF仕様

質感の高いスタイリングに充実した安全装備が魅力の上位グレードです!

肝心の動力性能は、

軽快感はあるけれど。。といった印象でした。

今回のレポートは、

”走りのトヨタ”にシフトされつつある、動力性能を中心にお伝えしたいと思います!

 

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ヤリスクロスのエスステリア・内装レポートは発売前の先行展示イベントへ伺っていますのでこちらもチェックしてみて下さい!

専用デザインを纏い国産SUVに送り込まれたトヨタ最小SUVの実力は?

新型ヤリスクロスの魅力に迫ります!

 

当ブログではクルマの実際に見て感じた感覚を大事にしたいと思っています。
カタログだけでは伝わりにくいクルマの魅力を現場から楽しくお伝えします!

 

ディーラー紹介

 

今回試乗取材させて頂いたのは、

山口トヨタ 岩国店さんです。

 

https://www.yamaguchi-toyota.jp/store/iwakuni

ありがとうございました!

新型車の配車の速さは地域ナンバーワンのディーラーさんです!

新型ハリアーも発売日当日から展示される速さで、通勤中いつも目の保養させて貰ってますw

今回紹介のヤリスクロスも発売日から展示、数日後には速くもナンバー登録されていました!

つい最近通り掛かると見掛けないレッドのRAV4が。。

まさかw

トヨタ全車種販売拡大により試乗車も大幅に増え、地域に根付いた丁寧な接客をして下さいました!

お近くの方は是非!

それでは新型ヤリスクロスのエクステリアを手早くチェックして行きましょう!

 

 エクステリア クイックチェック

 

 

「おっ!ホワイトパールは上品な仕上がりでカッコ良い!」

各所ブラック塗装されたパーツが引き立てられてSUVらしいどっしりした雰囲気も感じさせます。

試乗車のボディーカラーは、

ホワイトパールクリスタルシャイン(オプション価格3.3万円)

  • モノトーンカラー8色
  • ツートーンカラー7色

全15色の豊富なカラーバリエーションの中で、トヨタラインナップ定番のパールホワイトです。

 

ブラスゴールドメタリックxブラックマイカ

 

先行展示イベントのハイブリッドZはゴールドルーフ仕様というレアカラーでした。

今思えばもう見る事が出来ない希少車だったのかもしれませんw

 

 

ボディーカラーの違いで異なる雰囲気を持つエクステリア。

個性的なツートーン仕様も雰囲気ありますが、実際にはシンプルなモノトーンカラーが選ばれそうですね。

 

可愛くもカッコいい。

 

ヤリスのフロントデザインを採用せずオリジナリティー溢れるフロントマスク。

何処か国産車離れしたスタイリングのポイントは、

ブラックアウトされたヘッドライトだと思うんです。

 

ZグレードはフルLED仕様

 

ヘッドライト内部がブラック塗装され目元の威圧感が抑える柔らかな印象。

更に上位グレードZのみにAHS(アダプティブ・ハイビーム・システム)がオプション装備!

Bセグクラス標準のオートマチックハイビームを進化した自動遮光システム搭載は輸入車勢も採用が少ない大きなトピック!

オプション価格9.9万円と高額な為実際の装着率は少なそうでですが、

上位車種にしか装備出来ないオプション設定した事が重要。

後は標準装備化を願うのみです!

 

 

ヘッドライトを上に配置する事でキーンルックデザインが薄く優しい雰囲気も持つヤリスクロス。

コンパクトなサイズ感と可愛くもカッコいいスタイリングは、

「あらイイじゃない。」

奥様方の心も掴んでしまうユニバーサルデザインが魅力的ですw

 

FIAT 500X SPORT

先日こちらのクルマにも試乗させて頂きました。

可愛らしいデザインとスポーティーな専用パーツ仕様は、ヤリスクロスと同じ様な雰囲気を持つクロスオーバー♪

後日試乗レポートもアップ致します!

トヨタ人気車種の良いとこ取り

 

 

サイドビューは大型フェンダーアーチモールを採用したSUVテイストが強め。

ホワイトカラーはより樹脂パーツが引き立てられて、より力強いスタイリングです!

こちらは男心をくすぐるハードデザインが魅力!

トヨタ人気車種のC-HRとRAV4のデザインをミックスする事でコンパクトさを感じさせない仕上がりです!

 

215/50R18タイヤ&18インチホイール

Zグレード標準の18インチホイールはデザイン・質感共にカッコ良い!

Bセグクラスで18インチ仕様はかなり攻めの姿勢ですが、乗り心地が気になる所。

装着タイヤは展示イベント同じく、

ダンロップ エナセーブ300+という低燃費系のタイヤ銘柄でした。

 

 

リアデザインはミニハリアーを思わせる先進的なデザイン!

現車を見て1番魅力的だと思えるポイントです!

張り出した足回りのフェンダーラインからルーフに向かって絞り込まれたライン取りが堪らん!

 

フルLEDリアコンビネーションランプ

テールライトがもう少しサイドまで回ると最高なんですが、流石にここで上位車種と差別化されています。

ガーニッシュが一体した造形はコンパクトクラスでも満足度の高いポイントです♪

 

 

当ブログお決まりの斜め45°からのショット!

やっぱクルマはバックスタイルで語るんですよw

足回りの力強い樹脂パーツとSの字を描くリアハッチのライン取り。

両者が上手く融合され幅広い世代に支持されそうな好デザインのエクステリアでした!

 

カローラ譲りの多機能ラゲッジ

 

 

前回確認出来なかったラゲッジルームをチェック。

4:2:4分割可倒式のリアシートのアレンジ力は大きな魅力です!

コンパクトクラスのサイズを考えるとラゲッジ容量は不足ないスペースを確保。

 

 

カローラツーリング譲りの2段式のラゲッジボードが採用されています。

更にヤリスクロスは、6:4分割ボードで多彩なデッキアレンジが可能!

載せる荷物によって床面を2段階に調整すると、背の高い荷物も安定して積めるのはかなり使えそう。

最近のトヨタ車はラゲッジルームの機能性に特別力を入れている気がします。

シンプルな仕組みで機能性の高いユーティリティーは国産車ならではの魅力です!

 

ヤリスクロス内外装3分間チェック

 

内外装の詳しい様子は動画内で紹介していますのでこちらもチェック!

ブログをアシストする形で動画も発信していきますのでチャンネル登録よろしくお願いします!

続いて内装をチェックしながら試乗レポートをお伝えします!

 



 

ヤリスクロスZ  試乗レビュー

試乗車両スペック

 

TOYOTA YARIS CROSS Z 

全長4,180mm
全幅1,765mm
全高1,590mm
ホイールベース2,560mm
車両重量1,140kg
搭載エンジン1.5L直列3気筒ダイナミックフォースCVT
最大出力/トルク120ps/145N・m
駆動方式FF
使用燃料/燃費レギュラー WLTCモード18.8km/L
車両本体価格221万円

 

今回は市街地走行で新型SUVの動力性能を体感しました!

新型パワーシート⁈

 

 

Zグレードに設定される合成皮革とファブリック調のブラウンシート。

プロトタイプと同じ仕様で発売されましたがボディーカラーの多さと反比例して内装カラーは1色のみです。

ブラウンも渋い色合いでなんですが、

明るめの内装色も設定があると懸念されている内装の質感も印象が変わってくる思うんだけどなぁ。

多分特別仕様車枠で後出しされる予感はしますがw

試乗したZグレードはトヨタのBセグとしては珍しくパワーシートを採用していました。

 

スイッチは右から

  • 前後スライド
  • 上下リフター
  • リクライニング

画像で見るとスイッチの形が変わっているだけに見えますが、

座った状態でブラインド操作するとスライド機構の三角スイッチ操作が難しい。

どうやってもスライドが出来ず壊してしまったかと思いましたw

今回採用のパワーシートは1モーターだけで可動出来る省コスト仕様みたい。

作動モーター音はそれなりに大きいんですが、

コストを掛けず開発する技術を活かして価格面でもユーザーに還元出来ると良いですね!

 

軽快感だけど。

 

雨が降り出して久しぶりのウェット路面で試乗

3気筒らしいライトな始動音がなり試乗開始です。

アクセルに足を置いたファーストタッチの印象は、

軽快な走り出し。

車重が軽いガソリンモデルの特性を活かした軽さが強い印象です。

車高が高い分ハッチバックのヤリスよりダイレクトな強さは感じられないまま、車速を上げていくと。

 

ロードノイズとエンジン音

 

 

「ブーーン」

車速が上がると車内には大きめのエンジン音が入り心地良い印象では無かったです。

ボディー剛性にエンジンパワーが追い付かず負けている加速感。

ヤリスクロスは発進用のギヤを追加したCVT仕様でシフトショックも抑えれていると思われますが、

車内に入るエンジン音で掻き消されてしまいダイレクト感も気薄に感じてしまいます。

充実した装備群はヤリスクロスの大きな武器ですが、静粛面は兄貴分のC-HRと大きく差別化。

小排気量のガソリンエンジンといえども、ここの静粛性はもう少し頑張って欲しかったポイントです。

 

18インチは硬め

 

 

好デザインの18インチホイールですが乗り心地は予想通り硬め。

雨の路面の影響もありタイヤのグリップ力が安定しない場面も感じました。

段差を通過すると前輪の入力から突き上げを感じピッチングも大きめ。

後席に乗るともっと大きく揺れを感じられるかと思います。

腰高のSUVなのである程度の許容は必要だけど、

後席に乗車する前提で検討する方は確認されたほうが良いポイント。

中間のGグレードになると16インチにダウンされる為、乗り心地も大きく変わりそう。

スタイリングか乗り心地を取るか悩ましい選択肢です。

 

取り回しの良いハンドリング

 

 

ネガポイントが目立ちますが、

ハンドリングの取り回し易さとアイポイントの高さは魅力的なポイントです!

  • スルスルと回し易く、直進時では安定するハンドリング。
  • ヤリスのシート座面が高めに設定されているので車体感覚が非常に掴み易い。

女性でも運転し易いユニバーサルデザインは走りの面でも感じられました。

ホントの狙いはここなのかもしれないですね。

 

 

細かな点ですが、

ヤリスクロスはセンターアームレストもコンソールボックスも無い為、

運転中左腕の置き場に困りました。

 

https://toyota.jp/

ディーラーオプションで可動式のアームレストが付けられます!

立派なデザインではないけど、価格も約2万円と比較的安価な設定

こういった装備も試乗車に付いているとクルマの印象が大きく変わると思うんですけどね♪

 

パワーモードを体感

 

やはりリアビューは秀逸!

 

市街地を走行した所でドライブセレクトをパワーモードへ切替えてみます。

アクセルを踏み込んでみると、

「やはりエンジンが唸ってしまいパワー不足を感じてしまいます。」

トヨタ車としては珍しくパワーモードでもクルマの挙動は大きく変わらない印象でした。

 

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価格帯・スタイルも近いホンダ FITクロスターは中速域からのキビキビした加速フィールにホンダらしさを感じれた高バランスな仕上がりでした!

ヤリスクロスのガソリンモデルは扱い易い取り回しの良さとハンドリングの軽快感でコンパクトSUVとして魅力な面も持っていますが、

静粛面とダイレクト感が大きなネックポイントになっています。

高く仕上がったエクステリアデザイン様な走りの力強さがもう少し欲しいかなというのが正直な感想です。

以上で試乗レビュー完了です!

走り重視はハイブリッドが本命か。

 

 

期待していた動力性能と異なる印象を受けたヤリスクロスの試乗取材。

今回はガソリンモデルを試乗させて頂きましたが、

初回の受注状況はハイブリッドモデルが殆ど占めているそうです。

  • モーターアシストによる低速からのダイレクトなトルク感
  • リアサスにダブルウィッシュボーン採用による乗り心地の改善(4WD仕様のみ装備)
  • WLTCモード30km/Lを保つ低燃費のランニングコスト

約30万円の価格差を考えてもハイブリッドモデルを検討する余地は充分ありそう!

個性的なエクステリアと快適装備・ユーティリティー面の高さは幅広い世代に支持されそうですね!

今後も機会を作ってヤリスクロスの魅力をお伝えしたいと思います!

当ブログではいつもお伝えしていますが、

クルマの魅力は自分で体感してナンボ!

お近くのトヨタディーラーでヤリスクロスの魅力を体感してみて下さい!

 

 

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次回の予告

 

 

次回紹するクルマは、

都会に現れたハイテク・ワイルドな本格クロカン!

乗り味も含めて期待を覆す仕上がりに驚きの連続でしたww

お楽しみに!

 

今後もクルマの魅力を分かり易くお伝え出来るよう、試行錯誤しながらより良い試乗ブログを目指して参ります!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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