総額500万の大人なハチロク【トヨタ 86GR試乗】絶品のハンドリングを体感

走る楽しさを感じる大人の国産ライトウェイトスポーツに試乗!

こんにちは。togariです!

 

トヨタ 86GRに試乗しました!

ノーマルモデルを公道仕様に強化された車両価格500万円の最上位モデルです!

伺ったディーラーさんへ試乗車が配備されてあり、

国産ライトウェイトスポーツ86の高性能モデルを体感して参りました!

 

遅くなってしまいました。。

 

 

今回紹介するトヨタ 86GRですが、

2020年6月30日で販売終了されていました

取材自体は6月に伺っていたのですが、アップが遅くなってしまい無念。

ディーラーさんの話では、

GRモデルの生産は、愛知県内にあるトヨタ元町工場で熟練工による手作業で組み立てられている為、

GRヤリスの生産と入れ替わる形で販売終了になった模様です。

 

 

兄弟車になるスバルBRZは既に販売を終了。

現在、現行モデルの86は販売されていますが、いつ終了されるか分からない状態です。

フルモデルチェンジされる次期モデルは、

2.4Lエンジンへ排気量アップされ北米市場を意識したモデルになるとの噂も。

今回紹介する86GRはディーラー在庫か中古車での購入出来なくなってしまいましたが、

国産ライトウェイトスポーツ強化モデルの最終形として魅力が参考になれば幸いです!

 

当ブログではクルマの実際に見て感じた感覚を大事にしたいと思っています。
カタログだけでは伝わりにくいクルマの魅力を現場から楽しくお伝えします!

ディーラー紹介

 

今回試乗取材させて頂いたディーラーさんは、

GR Gagage周南INGINGさんです。

 

 

ありがとうございました!

山口県下松市と岩国市にある新しいカタチのカーライフを提案するエリア、Felix88。トヨタの新車販売、中古車販売、カー用…

敷地内にカーショップが併設された全国でも珍しい規模のGR Garageです!

 

 

広い店内には展示車やレーシンググッズが並びクルマ好きには堪らない複合施設になっています!

 

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伺った時にはGRヤリスの先行展示イベントが行われていました!

GRヤリスも2020年9月4日に正式発売が発表され非常に楽しみな1台!

いずれこちらにも試乗車が配備されると思います!

 

 

こちらのディーラーさんにはGRモデル試乗車の豊富なラインナップが魅力です!

MARK X GRMNの試乗車もあるw

敷地内にはトヨタ カローラのディーラーも併設され、通常モデルから本格GRモデルまで気軽に試乗出来る店舗スタイルが魅力的!

お近くの方は是非!

それでは86GRのエクステアリアをチェック!

86GR エクステリア チェック

 

地味派手なオトナ86

 

 

エクステリアは他のGRモデルと比べても控えめな加飾でオトナなスタイルに仕上げられています。

フロントグリル意匠も通常の86と同じデザインが採用されて、遠目で見ると見分けが付き難いシンプルな仕上げです。

ボディーカラーは”クリスタルホワイトパール”のみの1色展開。

各所にブラックパーツでアクセント付けされているので、スポーツモデルとしての派手さよりも色使いの質感に拘った印象です。

唯一フロントアンダーリップだけは主張が強め。

 

通常モデルよりも10mmローダウン

 

これは低いですw

ダウンフォースの効果も期待出来そうですが、日常使いでは擦る事自体が日常になりそうw

 

搭載エンジンはスバルと共同開発された2L水平対向4気筒エンジンを搭載。

低重心と直進安定性の高さは国産車の枠を超えた走りが楽しめます!

GRモデルでは通常モデル86と同じ仕様でエンジンの出力アップは行われていません。

86の最上位モデルとして、

シャーシに専用剛性パーツ追加と足回りに大幅な強化が加わった公道走行仕様の1台。

トランスミッションは6MTのみ。

走りに拘る玄人仕様といった所でしょうか!

試乗前に分かってはいましたが、

後にMTモデルの厳しい洗礼を受ける事になりましたw

低重心と曲線美

 

 

車高がローダウンされる事でサイドシルエットは低重心さがより強調されています。

愛好者が幅広く街中でも良く見掛ける86ですが、ルーフからリアフェンダーにかけての曲線美が堪らなく綺麗なライン取り!

 

足回りの大幅強化

 

86GR専用装備になる足回りの強化は、

  • 215/45R17 タイヤ・RAYS製 専用鍛造軽量アルミホイール
  • 専用チューニングサスペンション ザックスアブソーバ ローダウンスプリング
  • 専用大径ベンチレーテッドディスクブレーキ
  • 6ポッド・4ポッドブレーキキャリパー
  • 専用剛性アップパーツ(ブレス強化)
  • 専用トルセン(リミテッド・スリップ・デフ)

装着タイヤのミシュランパイロットスポーツ4は半端ない喰い付きを発揮します!

しかしディスクブレーキのデカいことw

踏み始めからガッチリ効く制動能力はスポーツカーの手本になる躾の良さです!

 

 

トレッド径を広げたリアタイヤにも大型ディスクブレーキが装着されコーナリングで高い制動力をキープ。

リア エクステンションというフェンダーアーチモールを強調するパーツが装備され空力抵抗にも効果を発揮します。

 

ストレートなリア

 

 

漢気のセンター1本出しエキゾーストマフラー!

マフラーダミーデザインが横行する中、逃げも隠れもしないストレートさw

走り出せば車内に心地よいエキゾーストをお届けします!

 

当ブログ定番の斜め45度ショット。

あえて抑えられた小振りなリアウイングがバランス良くデザインされ気品さも感じます。

このアングルからだとGT-Rを連想させるようにも見えるw

主張を抑えたパーツと走りに特化した専用装備満載のエクステリアでした!

続いて内装をチェック!



86GR 内装チェック

 

サッシュレスドア

 

2ドアクーペお決まりのサッシュレスドア。

ドアトリムにはアルカンターラが使用され通常モデルと差別化されています。

専用レカロシート

 

スポーツモデルではお馴染みのレカロシート。

今回は一体型のフルバケット仕様に試乗です!

アルカンターラ表皮の肌触りとシートのホールド性能は非常に高いですが、

調整域が狭い為、シートはかなり立ち気味な位置。

走行性能を追求したモデルのコダワリを感じられます!

 

シート座面のサイドサポートが高く、腿裏をガッチリ固定してくれるタイトな着座感。

足置きスペースまでアルミプレート採用されているのは好印象です♪

足元空間は思っていたより余裕があり、ペダル操作もスムーズに行えそうだなと試乗前は余裕をこいていましたw

 

運手席全景

 

インパネデザイン自体はノーマルモデルと同様。

ダッシュボードへ人口スエード素材の使用やブラック加飾が加わるシックなデザイン。

フレームレス防眩ミラーが装備されているのは驚き!

価格帯に見合った仕様なんでしょうかw

 

専用小径ステアリング

 

GRモデル専用になる小径ステアリング。

今思うとC-HR GRSPORTと同じ仕様にも見えますが、ステアフィールは大きく異なります!

FRの特性が活かされたハンドリング捌きは絶品!

今回の試乗で1番魅力を感じたポイントでした!

 

シンプルな3連式の専用コンビネーションメーターは、中央にタコメーターが配置された86専用デザイン。

ホワイトパネルにする事で昼夜の防眩防止の効果もあるようです。

右側のインフォメーション画面にはG-Forceを表示出来る機能もあり!

 

操作性を重視

 

 

試乗車にはナビゲーションは装備されてなく、はめ込む形になっています。

インパネの物理スイッチがカッコ良い!

操作性を重視したボルトナットデザインのスイッチはカチカチ回す感触が面白い!

下に重鎮するのはショートストローク仕様の6速マニュアル。

操作性はなかなかテクニックが必要かと思います。

 

ノーマルモデル同様に86GRも乗車定員は4名。

ヘッドレストは無いですが、後席は2シート仕様になっています。

身体を張った取材をモットーにしていますので今回も後席に乗り込んでみましたが、

足が挟まって抜け出せなくなりましたw

 

シートを立てるとゼロスペース。

このスペースに大人が乗車するのは無理ですw

実際には荷物置きスペースが現実的ですが、

後席を倒す事でトランクスルー後、タイヤ4本を収納出来るトランクスペースが確保されています。

シートの居住性チェックは今後も身体を張ってお伝えしたいと思います!

以上で内装チェック完了です!

 

86GR インスタ動画

 

エクステリア・インテリアを3分間でまとめたインスタ動画をどうぞ!

立体的な質感や詳細が参考になれば幸いです。

ブログをサポートする形で動画も作成して行きますので、チャンネル登録よろしくお願いします!

 

最後に試乗レポートの紹介です!

86GR 試乗レビュー

試乗車両スペック

 

TOYOTA 86GR

ボディーカラークリスタルホワイトパール
全長4,290mm
全幅1,790mm
全幅1,320mm
ホイールベース2,570mm
車両重量1,240kg
搭載エンジン2.0L水平対向4気筒エンジン 6速マニュアル
最大出力/トルク207ps/212N・m
駆動方式FR
使用燃料/燃費ハイオク/WLTCモード12.8km/L
車両本体価格506万円

今回はディーラー周辺の市街地走行の試乗レポートです。

 

クラッチミートすると。。

 

 

MT車は久しぶりなので慎重にクラッチを踏み込むと、

「重い。。そして深い。。」

これは運転出来るのだろうか⁈

無意識にシートをスライドするw

普段MT仕様に慣れないせいかいきなりスポーツカーの洗礼を受けます。

深く踏み込みエンジンを始動すると、

「ドゥルン!」と一発エキゾーストが鳴り響きすぐさま世界へ引き込まれます!

少し不安を抱きながらディーラーから出発です。

 

抜群の低重心と安定性

 

慎重にシフトチェンジしながら加速を始めると、

路面への接地感が半端無い。

水平対向エンジンのシャーシ構造とタイヤのグリップ力の高さで抜群の直進安定性。

小径ステアリングも適格にセンターを掴むどっしりした重さが非常に好みなフィーリングでした。

適度な重さはBMW Z4のフィーリングに近い感覚。

マニュアル車は任意でシフトアップ出来る為、

出足の鈍さは感じられずトルクを効かせた操作性が魅力です!

 

自分が慣れないせいもありますが、

ショートストロークのシフトノブは入力が相当硬いです。

カチッとギヤが入ると気持ち良いんだと思いますが、最後まで慣れませんでした。

以前試乗したNDロードスターのシフトノブとは性格が異なります。

ノーマルモデル86とギヤ比は変更されていませんが、1速・2速時にギクシャクする感覚を感じたのが正直な印象です。

 

絶品ハンドリング

 

 

足回りは路面の凸凹をそれなりに伝えてくるハードな印象。

専用装備されたザックス製ダンパーと組み合わさる10mmローダウンスプリングは、

ダンパーの減衰力が働き揺れを1度で抑え込んでくれます。

足回りの専用装備は相当乗り味に影響されている印象でした。

シフトチェンジにも慣れ、

コーナーへ進入するとハンドリングが大きく性格を変わります。

ステアの挙動がクイックに変化し、滑らかなコーナリングで小径ステアの本領発揮!

 

 

兄貴分になるFRスポーツのGRスープラは、

フロントヘビーな印象でコーナリングはアンダーステア気味に感じましたが、

86GRのクイックなステア捌きはライトウェイトスポーツの良さを存分に発揮!

コーナリング後からの立ち上がりも装備されているトルセン・デフがリアの挙動をサポートして車体を力強く踏ん張ります。

このトルセン・デフは間も無く発売されるGRヤリスにも装備される為ホットハッチでの躾が非常に楽しみ♪

今回は市街地試乗の為、加速感を強く感じるドライブフィールは体感出来ませんでしたが、

コーナリング時のハンドリング捌きに大きな魅力を感じられました!

 

別れは突然。。

 

 

マニュアルの扱いに慣れてきた所で別れは突然やってきましたw

信号待ちから発信しようとアクセルを踏み込むと、

 

「プスン。。」

 

はい。エンストですw

togari 「あっ!スミマセン!!」

同乗していたスタッフさんへ思わず謝っていまいした。

別に悪い事はしてないんですがw

その時のスタッフさんの優しい笑顔は今でも忘れられません。

こうなってしまうともう元には戻れず、

ステアリングとクラッチは更に重くのしかかり、ギクシャクした運転でディーラーへの帰路に着きましたw

ブログを通じて試乗を重ねていますが、

普段MT弱者のドライバーですので高性能モデルの運転技術を学べた試乗体験になりました!

以上で試乗レポート完了です!

 

国産ライトウェイトスポーツ 86

 

https://toyota.jp/

トヨタ86のカタログ最後を飾る印象的なページ。

国産ライトウェイトスポーツとして若者から年配の方まで愛好者の多い86。

クルマを通じて人との出会いも繋いでくれる良いクルマなんだと改めて実感です。

なんとか継続している自分の試乗ブログも、有難い事に色んな出会いを繋いでくれました。

次期86もクルマを通じて繋がりを持てる魅力的なクルマに期待したい所です!

当ブログではいつもお伝えしていますが、

”クルマの魅力は自分で体感してナンボ!”

お近くのディーラーで魅力を体感してみて下さい!

 

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今後もクルマの魅力を分かり易くお伝え出来るよう、試行錯誤しながらより良い試乗ブログを目指して参ります!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

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