圧巻のディーゼルトルク【新型ランドクルーザーGRスポーツ試乗】専用内装はレクサス並み!

圧巻の低速トルクを味わう陸の王者を体感!!

こんにちは。togariです!

今回は話題沸騰のこちらのクルマです!

 

トヨタ 新型ランドルーザー試乗して参りました!

迫力がハンパ無いw

試乗車は新グレードのGR-スポーツ・ディーゼルモデル!

今回は発売直後という事で市街地を軽く流す試乗になりましたが、限られた時間の中で感じた新開発ディーゼルエンジンの動力性能もお伝えしたいと思います!

内装も質感ハンパ無いー!

GR専用ブラック&ダークレッドの内装も画像多めでレポートしますので最後までよろしくお願いします!

世界を走破する陸の孤高クロカン トヨタ新型ランドクルーザーの魅力に迫ります!

ご存じの通り新型ランドクルーザーは人気モデルになる為、防犯面を考慮して今回ディーラーさんの紹介は控えさせて頂きます。

取材させて頂きありがとうございました!

当ブログではクルマを実際に見て感じた感覚を大事にしたいと思っています。
カタログだけでは伝わりにくいクルマの魅力を現場から楽しくお伝えします!

新型ランドクルーザー モデルスペック

陸の王者現る

 

遂に現れた陸の王者!

そのいでたちはカッコ良さを通り超して、ただならぬオーラを感じます!

まるで本格ラリーカーの様なブラックボディーの車体は、GRスポーツというスペシャルモデル。

トヨタが手掛けるスポーツブランドGazooRaisingから初めて登場したクロカンモデルです!

80系モデルをオマージュ

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ランドクルーザーGR-スポーツ4代目に当たる80系モデルを彷彿させるクロカンスタイルを継承。

オフロードテイストを全面的に出した80系は個人的に1好きなモデルで未だ現役で走ってますよね

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一方のZXグレードはラグジュアリー指向を高めたスタイリング。

看板モデルのアルファードを思わせる堂々としたフロントマスクとエアロを装着した様な迫力あるボディーラインが魅力的です

機会があればZXグレードも取材に伺いたいと思います!

グレード展開

新型ランドクルーザーは2つのパワートレインで構成。

ガソリンエンジンモデル

グレード車両本体価格
GR-S 7人乗り770万円
ZX 7人乗り730万円
VX 7人乗り630万円
AX 7人乗り550万円
GX 7人乗り510万円

ディーゼルエンジンモデル

グレード車両本体価格
GR-S 5人乗り(試乗車)800万円
ZX 5人乗り760万円

グレード体系を見るとディーゼルモデルは5人乗り仕様しか選択する事が出来ません。

今回の試乗車になるGRスポーツ 5人乗りモデルはグレード内で最も高額で走行性能に特化した1番贅沢なモデルと呼べるでしょう!

試乗車の搭載エンジンは新開発された“3.3LV6ツインディーゼルターボ

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ボンネットは恐れ多く開ける事が出来なかったw

カーボンニュートラルを進める昨今にV6ツインディーゼルエンジンを開発するトヨタの姿勢が最高です!

エンジンスペックも驚愕!

最大出力309ps
最大トルク700Nm

700N1,600回転から発生させる高いトルク性能が大きな武器!

街乗りでも下から盛り上がる様な余裕の立ち上がりを見せてくれました!

 

新型ランドクルーザーのボディーサイズは、

サイズ/グレードZXGR-S(試乗車)VX・AX・GX
全長4,985mm4,965mm4,950mm
全幅1,980mm1,990mm1,980mm
全高1,925mm1,925mm1,925mm
ホイールベース2,850mm2,850mm2,850mm

ZXGR-Sで全長・全幅が違いますが、5mx2mx2mの巨体ボディーと覚えるので良いでしょう

国産車の中ではライバル不在のラージモデルになっています!

続いて新型ランドクルーザーGR-スポーツのエクステリアを詳しくチェック!

 

 

新型ランドクルーザーGRスポーツ エクステリアチェック

威風堂々のマスク

 

「マジでカッコえええー!」

スミマセン本音ですw

試乗車のボディーカラーはトヨタ定番の202ブラック!

無骨な黒ボディーにメッキ加飾がアクセントされ質感もキープされています。

ランドクルーザーGRスポーツグレードのエクステリアには専用装備が追加されます。

  • 265/65R18タイヤ&18×71/2Jアルミホイール
  • GR専用ラジェーターグリル
  • GR専用フロントバンパー
  • GR専用リアバンパー
  • バックドア下端デカール
  • LEDサイドターンランプ付き電動収納リモコンドアミラー(ブラック塗装)
  • ドアベルトモール(ブラック)
  • GR専用フロント・リアホイールアーチモール(ブラック)
  • GR専用サイドステップ(アルマイト仕上げ)

エクステリアだけでも専用装備盛沢山ですね!

威風堂々のフロントフェイスに近付いてみると。。

更に迫力増し増しw

北米モデルのタコマを思わせる特大グリルの威圧感がスゴイ。

オフローダー仕様の凹んだボンネットの下にはGRスポーツ最大のディテールポイントが!

 

往年のトヨタロゴ復活!

GRスポーツエクステリア最大の魅力ポイントです!

エンブレムマークでは無く横配列のトヨタ・エンブレムは王者ランクルを象徴するアイコン

このデザインが刺さって今回ランクルを購入された方も多いとか。

これは見たら欲しくなりますw

Gメッシュと呼ばれるハニカム構造のグリルは外気を取り入れる大開口デザインになっていますが、中央のプレートの様な物は専門的に使うギミックなんでしょうか?

極太LEDランプ採用

クロムメッキが延長する形で極太のLEDヘッドランプを配置し、トヨタロゴを挟む形でより広がりを持たせる印象に。

ウィンカーは内側から外へ流れるシーケンシャル式を採用。

安全運転支援装備は、ZXGRスポーツにアダプティブハイビームシステムが標準装備され不足は有りません!

ライトサイドにはランドクルーザーの車名ロゴが入り所有欲を高めます。

目が覚める様なボンネットの映り込みが美しいトヨタ202ブラックの色艶♪

同時に202ブラックはメンテナンスが激ムズなボディーカラーでもありますよねw

今回唯一動画を撮影出来た新型ランドクルーザーのフロント・リアシーケンシャル式ウィンカー動画をどうぞ!

前後ヘッドランプのメリハリ感がまた良い感じです♪

 

いやー。

目が合うと痺れますw

鋭い3眼式ヘッドライトからはレクサスを思わせる質感の高さを感じます!

これは次期LXどうなるんだろうw

GR-スポーツのフロントマスク最高にカッコいい!

 

 

硬派なクロカンスタイル

 

ド迫力のローアングルショットをどうぞ!

リアに向かって盛り上がるフェンダーラインが堪らんですw

サイドデザインは硬派なクロカン色強め!

しかしこの全長の長さはちょっと近所まで気軽に乗れるサイズでは無いですw

GRスポーツ専用ホイール

漢気のマットブラックペイント!

悪路走破モデルGRスポーツの装着タイヤは18インチ仕様。

  • 265/65R18タイヤ&18×71/2Jアルミホイール

ZXグレードには20インチの大径ホイールが履いている為GRのボディーとのバランスが気になっていたのですが、ブラックボディーでは心配無用でしたw

フロント・リアのスタビライザーにはGRスポーツ専用チューニングを設定。

E-KDSSと呼ばれる新開発の電子制御サスペンションと共にオンロード・オフロードでの接地性を高めたと言う事で乗り心地が楽しみです!

GRスポーツエクステリア専用装備

サイドミラーはブラックアウトされたGRスポーツ専用装備。

新型ランドクルーザーはサイドカメラを装備されているのでキノコ型ミラーが付かない事は良い知らせです!

輝くGRバッヂが眩しい!!

一方でBピラーは無塗装仕上げ。

トヨタのGRスポーツモデルは中間グレードモデルをベースして質感重視の上位モデルとしっかり差別化されています。

ZXの質感を取るか、GRスポーツのスタイリングを取るか悩ましい選択肢です。

実際に見た印象は、ボディーカラーがブラックになるとそこまで気にならないかも。

 

 

 

https://tokyo-revengers-anime.com/

「悪路走るランクルに質感必要だと思ってる奴居る?」

。。。

「居ねぇよな!!」

 

「SUV潰すぞぉー!!」

 

あっ。スミマセンww

最近ハマっていましてついw

 

真面目にレポートしますw

サイドステップはGR専用になる艶消しアルマイト仕上げ!

厳しい環境にも耐える特別な塗装が専用装備されています。

踏む事が恐れ多く、無理矢理踏ん張って乗り込んでしまいましたw

 

サイドエンドのボディーラインがまたカッコええんですw

GRスポーツはリアのデパーチャーアングルがしっかり取られているのでクロカン本来のカッコ良さもキープ!

ZXの極太Dピラーに対して、GRスポーツはブラックアウトされたノーマルモール仕上げでした。

これはこれでカッコいいですが、ZXの極太ピラーを1度拝んでみたいw

タイハウス内部は一部フェルトが張られて遮音性にも気を遣っている印象でした!

タイヤ奥にはゴッついフレーム構造が見えます!

https://global.toyota/jp

伝統のラダーフレームシャーシ採用がランクルの証!

今回はTNGAプラットフォーム採用と同時に200キロの軽量化を図り剛性力に起動性がプラスされています!

 

ボックスデザインを踏襲するリア

 

「はいっ。誰が見てもランドクルーザーですw」

伝統のボックスデザインが踏襲されたリアサイドの中にもGRスポーツ専用装備が散りばめられています!

1点だけ挙げると、

先代まで採用された上下2分割式のリアテールゲートが新型は1枚ゲートになってしまったのが非常に残念。。

GRスポーツには装備不可になるキックオープン式の”ハンズフリーパワーバックドア”採用を優先したのでしょうか⁈

フロントと同じく車格に見合った豪快デザインのリアテールランプ。

一歩間違うとダサくなってしまうデザインを採用出来るのは陸の王者の特権です!

先程の動画からも分る様にリアシーケンシャルウィンカーは繊細な流れ方。

こういう所ではしっかり先進性を主張して来ますねw

アのロゴエンブレムも先代よりスマートなフォントに変わってる⁈

GRスポーツはここでもブラッククロムで仕上げてくる隙の無さですよ!

スペアタイヤはフルサイズ仕様が底面に取り付けられていました。

剛健な足回り構造を見ると悪路での走行性能を1度体感してみたい!

5人乗り仕様のラゲッジをチェック

「ラゲッジルームも王者の風格!!」

ディーゼルモデルは車重の関係なのか、5人乗りしか設定出来ない強みを生かした広さがキープされています!

グイグイ近づいて行きましょうw

床面もフラットな造りで相当広い。。

これは車中泊どころかここに居座れますねw

ガソリンモデルの7人乗りモデルは今回3列目シートを床下に電動収納する機構を採用。

まだ実際に取材出来ていないのですが、

7人乗りモデルは兄弟車プラドと同じ機構になった為、荷物を積み込み易いのは5人乗り仕様かも。

乗車人数は少ないですが、ラゲッジをフル活出来るディーゼル5人乗り仕様は贅沢の極みモデルなのかもしれません!

 

ラゲッジアンダーにはジャッキと簡単な収納スペースがありました。

サイドにはAC100Vコンセントも装備されていますが、ラゲッジ側から後席を倒すワンタッチレバーは無し。

こういった実用面では普段使いで不便に感じる事があるかも。

もう1つはGRスポーツ標準装備になるトノカバーの存在。

フレームが干渉して後席のリクライング機能が制限されてしまいます。

詳しくは内装編でお伝えしますので後程!

GRスポーツ エクステリアベストショット

「このアングルでどうだー!!」

スミマセンw

地面に張りついて撮影したローアングルを今回のベストショットに決定!

検討中の方の胸に刺されば幸いですw

続いて新型ランドクルーザーGRスポーツの内装をチェック!

 

 

新型ランドクルーザーGR-S内装チェック

レクサス並みの質感

ドアを開けるとこちら!

GRスポーツのみに選択出来る内装カラー”GR専用ブラック&ダークレッド”はレクサスFスポーツを思わせる質感の高さです!

フレアレッド内装に近い色使いがヤバい!

通常のトヨタGRスポーツは内装にそこまでテコ入れされないのですが、新型ランドクルーザーの質感は別格でした!

ZXでは選択出来ないGR専用内装カラーだけで選んでも間違いないでしょう!

フロントドアチェック

分厚いフロントドアは気密性も抜群。

プレス製ヒンジではありますが、開閉フィールも相当重いです。

本当はドアグリップとサイドステップを使って乗り込む形でなのに、ビビってそのまま乗り込んでしまったw

 

ドア内部の質感も不足無し!

トリム上部は全面ソフトパッド仕上げにウインドウスイッチ周りまで覆われた質感の高さはオフロードグレードとは思えません。

GRスポーツを契約された方。

内装マテリアルは間違いないです!!

GR専用フロントシート

「スポーツラグジュアリーな色使いが最高!」

ヘッドレストには専用のGRロゴが刺繍されてますが、ここだけ見るとレクサスの様にも見えます。

GRスポーツには”チルト&スライド電動ルーフ”が標準装備!

標準装備で着く事は嬉しいですが、個人的に”パノラマルーフ”の設定が無い点が残念。

GRスポーツは車重増によって走行性能に影響するのかもしれませんが、ラグジュアリーなZXグレードにはパノラマルーフの設定があると輸入車勢にも対出来そうです。

リアシートから見るとBピラー付近までの開口部でもう少し後席まで開放感が欲しい所。

クロカンはボディー剛性の確保が重要視されるんですかね。

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スミマセン!

フロントシート全景を撮り忘れてしまいました。。

シートの着座感は硬くホールド性も高いので長時間ドライブも疲れ難そうな印象でした!

シートスイッチ加飾は無いですが、乗り込むと自動的にシートがスライドする機能はトヨタブランドの大きな魅力です!

GRスポーツは助手席側も電動パワーシートが標準装備!

価格に見合った快適機能から所有満足度も高いかと!

ダークレッド内装 運転席全景

高級感を極めた内装仕上げはまさにトヨタのフラッグシップですね!

ここで一つご報告が。

※今回エンジンを切った状態での内装レポートになりますので電装系の紹介が出来ません。

イグニッションを押してみようとは思ったのですが、セキュリティーが働きそうな気がして断念しました。

なるべく画像も引用しながらお伝えしますので最後までよろしくお願いします!

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電装を付けるとこの様な全景が!

質感の高さは文句無しに良いです!!

GR専用ステアリング

ステアリングは新意匠を採用。

ここ最近流用パーツが多かったトヨタ車の中でも高い質感がキープされています!

ステア下部にも”切削カーボン調”という新しいマテリアルを採用。

本杢目では無い様ですが、表面に凹凸が有りレクサスで採用されている漆黒杢目の様な風合いでした!

 

ステリングスイッチも一新され、指に添った形状で操作性も向上しています!

新型ランドクルーザーは内装意匠にもしっかりコストが掛けられています♪

運転ディスプレイ

真っ暗で申し訳ないですが、

2眼オプティトロンメーター&7インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを採用。

価格帯を考慮するとフルデジタルディスプレイが望ましいですが、新型ランクルも導入見送りかー。

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中央のマルチインフォメーションディスプレイは新型ハリアーやクラウンと同じ様なデザインで表示自体は小さめ。

試乗車のGRスポーツはディーゼルモデル専用のアドブルー容量を表示する機能が確認出来ました。

12インチナビの仕上がりは?

T-コネクトの12.3インチのワイドナビゲーションはJBLサウンドシステムを含む43.7万円のオプション装備。

標準装備は9インチのディスプレイオーディオになる為、ここは必須装備になりそうです!

新型ミライ

余り詳しくは確認出来ませんでしたが、ナビゲーション画面は新型ミライ等と同様で地図の全画面表示が出来ない仕様でした。

ここもトヨタ仕様で統一。

GRスポーツはエンジン始動時にGRロゴが現れる演出が有りますが、こまかな仕様ではトヨタブランドとして差を付けている点も感じます。

上質極まるセンターコンソール

 

センターコンソールには物理スイッチを多く配置!

ここは悪路を走行するランクルらしく操作性が重視された仕上がりです!

以前プラドを取材した際に、

トヨタのクロカンモデルはグローブをはめたまま操作出来る様なスイッチ配置にしていると聞いた事があるので、新型ランドクルーザーにもフィードバックされているかもしれません!

 

シフトレバー周りの質感も流石ランクル!

悪路を走破する為の走行機能が多数装備されていますが、今回はそこまで体感出来ていません。

日常的に使用するドライブセレクトは、右に配置されたダイヤルを回す事で切り替え可能。

ドリンクホルダーが横配置デザインを採用された点も実用的で良き!

うわー。ダークローズ内装は色使いがカッコ良過ぎる!

フォロワーさんとの話の中ではメルセデスAMGラインの様な雰囲気を感じた方もいらっしゃいました!

トヨタのフラッグシップモデルは間違いなくランドクルーザーですね!

オプションでクーラーボックスも装備出来る巨大コンソールは、両方にヒンジがある事から左右どちらからでも開閉する事が出来ます!

高級感たっぷりなのに機能的!

 

ちなみにオーバーヘッドコンソールはこちら。

ルームミラーはフレームレスでは無いですが、サングラスホルダーが完備されてしっかりコストが掛けられています!

助手席側をチェック

ダッシュボード全面にソフトパッド採用で質感面もぬかり無し!

鍵付きのグローブボックスに高級車の匂いを感じてしまうw

 

流石に内部はハードプラ仕上げだったか!

ここは目に入る部分では無いのでネガポイントにはなりませんw

内装編最後のレポートは後席の居住性チェックです!

 

 

 

5人乗り仕様の後席をチェック

 

後席ドアトリムも前席同様コストカットは皆無!

マテリアルの質を落とさずに上質な後席空間がキープされています。

後席はしっかり撮れてましたw

シートの造り込み・質感はクロカンとは思えない高級車の様な仕上がりです!

ああ。新型ランドクルーザー欲しいですww

リッド付きのアームレストのホルダーがゆっくり開く様は高級車然としてます!

後席もこの質感の高さですよ!

シートヒーター・シートベンチレーションも左右独立で調整可能です♪

こっちがセンターコンソールでも違和感が無い様なw

 

ここからは少し厳しめになるかと思います。

172cmのオッサンが後席シートへ座ると膝前空間はコブシ1個弱といった所。

ランクルの車格を考えると若干狭く感じました。

ピンボケで申し訳ないですが、足先空間はそこまで広くないです。

5人乗り仕様も新型ランドクルーザーは後席シートスライド不可になっている点が大きい。

シートリクライニングの調整を試みましたが、

 

後席シートを展開するには横に配置されたレバー引く事で展開します。

 

おぉ!

いきなりシートが跳ね上がり格納されてしまいました。

跳ね上がりのスピードが速くちょっとびっくり。

この機構だとシートスライドは無理そうですね。

ラゲッジスペースの展開性を高めた分、後席の居住性を圧迫している点も感じられます。

それに加えて標準装備されるトノカバーのフレームが邪魔して、装着時はリクライニングが2段階までしか機能しません。

トノカバーを外せばリクライング機能はもっと活用出来るかとは思いますが。。

内装の質感は文句無しに高い新型ランドクルーザー。

クロカンならではの展開性能は通常のSUVとも異なるポイントも感じられました。

以上で内装チェック完了!

最後に試乗レポートの紹介です!

 

 

新型ランドクルーザーGRスポーツ試乗レポート

車両スペック

TOYOTA LAND DRUISER GR SPORT 5人乗り

全長4,965mm
全幅1,990mm
全高1,925mm
ホイールベース2,850mm
車両重量2,560kg
搭載エンジン3.3LV6ツインターボディーゼル
最大出力/トルク309ps/700N・m
駆動方式4WD
使用燃料/燃費軽油/WLTCモード9.7km/L
車両本体価格800万円

発売直後で市街地を短時間流したドライブレポートになりますが、限られた時間の中で感じたポイントをお伝え出来たらと思います!

それでは試乗開始!

指紋認証システム

新型ランドクルーザーのトピックになっている”指紋認証スタートスイッチ”

多発する盗難を防止する為にトヨタから新たに導入されたセキュリティーシステムです。

今回どうやって始動するのだろうと考えていたのですが、

実際には自分でエンジンを始動しました。

設定でオフにも出来るみたいですね。

購入後は認証システムを登録する事で、シートポジションやエアコン調節のメモリー機能・ムーンルーフやウインドウの音声操作機能も追加されたハイテク装備になっている様です!

肝心の始動音は非常に静か。

遠くでエンジンが鳴り先ずはコンフォートモードでクルマを走らせます!

 

圧巻のディーゼルトルク

ゆっくりとアクセルを踏んで行くと圧巻のディーゼルトルクで巨体が軽々と加速。

ステアリングを伝ってドライバーを包み込む圧倒的な重厚感。

これはスゴイ塊感を感じる。。

ちょっと大袈裟な表現かもしれませんが、下からのトルクの太さがハンパ無いですw

加えてシフトフィールは驚く程に滑らか。

搭載される10速ATはレクサスLSのトランスミッションを改良したものだと思われますが、シフトショックはほぼ皆無でした!

電動モーターを併用したマイルドハイブリッド採用が多いトレンドのなか、新型ランドクルーザーは純粋な内燃機関を搭載したディーゼルモデル。

トヨタさんもっとディーゼル造ってもいいんじゃないですかw

国産メーカーの中ではマツダのスカイアクティブXDエンジンがディーゼルのベンチマークになっていますが、トヨタの造り込みの高さに正直驚きました!

アクセルに伝わる微振動や加速時のタービン音まで抑え込まれた静粛性の高さ。

これは極めてガソリンエンジンに近いディーゼルエンジンだと感じます!

 

クイック寄りなステアフィール

どっしりしたステアリング挙動を予想してたのですが、自分の感覚ではクイック寄りのステアフィール。

挙動が安定しないという訳では無く、センターの中立が取られて安定感はあります。

ハンドルを動かすとタイヤが機敏に動き、コーナーではロールの抑え込みに成功。

車体感覚を忘れてしまいそうですが全幅2m近くあるのでがっつり行くと痛い目に合うかとw

巨体ボディーとクイックな操舵性のギャップが感じられた事も印象的でした!

電子制御ブレーキ

 

電子制御ブレーキが採用された新型ランドクルーザーのブレーキはソフトなタッチ感。

踏み込みの深い所で制動力が効いてくる感覚でマツダ車に乗っている身としては扱い易すかったです。

スポーツカーの様に速さを求めるクルマでは無いので同乗者も快適に過ごせる様に味付けされのでしょうか。

信号待ちでアイドリングストップすると「ストンッ」と静かにエンジンが休止。

ブレーキオートホールドを作動しセンターコンソールに腕を預けると、

まるでサルーンに乗っているかの様な陸の王者の世界観に引き込まれますw

サスペンションの減衰力

新型ランドクルーザーの搭載サスペンションは、

  • フロント:ダブルウィシュボーン
  • リア:トレーリングリンク

GRスポーツモデルには更に専用のチューニングが加わります。

GRスポーツモデルなのである程度の予想をしていたのですが、オンロードではマイルドな乗り心地。

コツコツ段差は拾うのですが、減衰力が働きピッチングが見事に抑え込まれていました。

大きな路面段差通過の場面では、ボディーがうねる様な動きを見せてくれリアサスの収束もスマート。

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新型ランドクルーザーは近いサイズ感のディフェンダー110を少しスポーティーにした様な乗り心地でした。

ディフェンダー110はアルミモノコックボディーにエアサスを搭載したハイテク・クロカンですね!

どちらもオンロードでの乗り心地も重視されたクロカンとして今後注目されて行きそうです!

スポーツモード試したいのに。

交通量の多い市街地を走行して来ましたが、最後にスポーツモードを体感したくドライブセレクトを切り替えます。

ドライブモードスイッチを押し大型のダイヤルを回す事で選択するのですが、ディスプレイ表示はインフォメーションディスプレイにマークが出るのみ。

ここもレクサスの様に画面全体で表示する演出が欲しい所。

スポーツモードはステアリングが締まり、アクセルタッチが機敏になるかなと言った印象です。

時速60キロ付近までのエンジン音がおとなしめだったのでスポーツモードの排気音を聞きたかったのですが、

前車がいる為にどうしても踏み込めない。。

そうこうしている内に試乗が終了となってしまいした。

今回余り動力性能についてお伝え出来なかったのですが、

新型ランドクルーザードライブフィールの印象的なポイントは、底から湧き上がってくるディーゼルトルクの力強さ!

巨大なボディーを軽々と押し出すディーゼルの魅力を体感して試乗レポート完了です!

 

 

オンロードで感じるフラッグシップ・クロカン

今回は限られた時間の中での試乗になりましたので、新型ランドクルーザーの魅力を存分に体感とまでは行きませんでした。

悪路走行モードを多数持つ新型ランドクルーザーはオフロードで進化を発揮するモデル。

オンロード試乗の動的質感と一新されたスタイリングを見ると現時点でのトヨタブランドのフラッグシップなんだと感じる1台です!

ディーゼルモデルは7人乗りが選択出来ないので普段使いでの利便性は限られてくると思いますが、ディーゼルターボの乗り味を機会が有れば是非体感して欲しい!

当ブログではいつもお伝えしていますが、

“クルマの魅力は自分で体感してナンボ!”

日本が誇る全天候対応のフラッグシップモデルをお近くのディーラーで是非体感!

 

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次回の予告

 

このブレーキ・キャリパーは!!

次回はハイスペックエンジンを搭載した俊足ミドルSUVを紹介します!

“初めてのR”体感して参りました!

お楽しみに!

広がる感染拡大や断続的に続く大雨被害など普段の生活に戻れない日々が続いています。

感染予防の対策をしっかり取りながら、今後も現場取材にこだわった“クルマの魅力を伝える試乗ブログ”を目指して行きますのでまた読んで頂けると嬉しいです!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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