パワートレインを乗り比べたレクサスRXマイナーチェンジのベストバイは?
こんにちは。 togariです!
今回はマイナーチェンジしたレクサスRXの内装・試乗レビューをお伝えします!
前回のレクサスRXのエクステリアの紹介記事はこちらからどうぞ!
マイナーチェンジされた不動のミドルSUV レクサスRXの魅力に迫ります!
クルマの魅力を素人目線で楽しくお伝えします!
お世話になったディーラーさん
- RX 300t F SPORT
- RX450h version L
2台の試乗車が配車されていました。
レクサスRX300t F SPORT 内装レビュー
フロントドア周り
フロントドア周りの仕上がりは前期型と大きな変更はありません。
ドアトリム周りはソフトパッド・ステッチ仕上げ・アルミパネルと流石の質感の高さ!
ポイントはドアポケットが開閉式になっている所です!
UXやNXではドリンクホルダーのみの仕様でコストカットが目立ちますが、RXはきちんと造り込まれています!
レクサスのおもてなし1
ウィンドウスイッチ周りも加飾されて質感は良いです。
いつも思うんですがレクサス車のパワーウィンドウの閉まり方が好き!
最後にスローになって閉まる動作におもてなしを感じます!
今回一応動画を撮ってみたんですが、おもてなし感がイマイチ伝わらなかったw
実車を見る際は是非チェックしてみて下さい!
F SPORTシート周り
F SPORTグレードはパワーシートは運転席・助手席共に8WAY式が標準装備です。
専用のアルミプレートが足元でキラリと光ります!
魅力ポイント 内装カラーに新色採用!
今回の試乗車はマイナーチェンジ後から採用された新しい内装カラーでした!
F SPORT専用カラーのブラック&アクセントホワイトです!
レクサスの内装カラーはオトナな落ち着いた内装カラーが魅力ですが、
今回の新色はモノトーン配色で若々しくフレッシュな印象でした!
今回の試乗車のホワイトノーヴァガラスフレークだと内外装でモノトーンコーディネートも可能です!
最近家では汚い扱いされてる僕もホワイトノーヴァのように若々しくいたいものです!
スミマセン。関係ないですww
内装は所有後に1番目に入る所なので、選択肢が増えた事は大きな魅力ポイントです!
運転席全景
運転席全景はこちら。
F SPORT専用デザインが散りばめられたスポーティーな仕上がりです!
各マテリアルの質感も高く、丁寧な造り込みがレクサス!
F SPORT専用ステアリング
F SPORTグレードはステアリングも専用デザインです。
F SPORTロゴが入り、スポーティーな演出!
握ってみると細かなパンチングレザーの触り心地が良いです。
ステアリングスイッチも左右対称配置でボタンの反力もあるので機能性も高いです。
画像には見えませんが電動テレスコピックが装備されている所も高級車の証し!
ヘッドアップディスプレイ
レクサスRXはベースグレード以外にはヘッドアップディスプレイが標準装備です!
ここ最近では軽自動車にも搭載されておりかなり認知されてきた機能ですが、
運転中に情報が集約されて確認出来るのはハイテク感満載かつ機能的です!
F SPORT専用メーター
F SPORTグレードは運転席ディスプレイも専用デザインになります。
中央のメーターリング内でタコメーターと速度がデジタル表示されます。
ドライブモードが切り替わると連動してメーター色が変わる演出もカッコよい!
右側の燃料計は固定表示なのでインフォメーション情報は左側画面しか表示する事が出来ません。
最近のトレンドであるフルデジタル液晶ディスプレイと比べると情報量も少し淋しく思うかもしれないです。
魅力ポイント ナビ画面の進化
今回のマイナーチェンジの内装面では1番のトピックです!
12.3インチワイドディスプレイはそのままに、タッチパネル対応に進化してます!
他メーカーが先進的なインターフェイスを続々と導入しているなかで、
マイナーチェンジでこの変更は嬉しい!
画面自体が運転席に近く配置されているので運転席に座ってみると、中央にドンッと配置されインターフェイスとしてはかなりインパクトがあります!
前期型と比べてみると、
マイナーチェンジ後のナビ画面
インパネ中央に配置されるので視認性は高いですが、
ただ少し後付け感のようなインパネデザインに感じました。
マイナーチェンジ前のナビ画面
タッチパネル式ではないので画面が奥まった配置なんですが、デザインはスマートなので前期型のほうが全体のインパネデザインとしては好みかなぁ。
インパネ周り
インパネ周りは前期型と変更は無い仕様です。
GPSアナログ時計が高級感出ているし、エアコン操作などの物理スイッチが配置されて実用的なインパネになっています。
インパネ表面がプラ仕上げなのでチープな印象にも見えますが、ピアノブラックと違い汚れが着きにくいというメリットもありますよね。
レクサスのおもてなし2
インパネ下部には電子式パーキングブレーキとオートブレーキホールド装備されています。
F SPORTにはシートヒーターとシートベンチレーションも標準装備!
更にレクサス車には、
レクサス クライメイトコンシェルジュという、
エアコンやシートの温度調整をエンジン始動と共に快適な温度に自動調節する機能が搭載されています!
この日も30℃を超える猛暑日でしたが、室内はとても快適に過ごせました!
シート温度までも自動調整してくれる機能はスゴイですね!
こういった所も国産メーカーならではの気遣いが感じられるレクサスの魅力ですね!
今回のマイナーチェンジでトラックパッドも変更になっています!
大型に拡大され指でなぞる様な操作でマウスの動きもスムーズでした。
助手席側仕上がり
助手席側の仕上がりも質感は高い造り込みです。
グローブボックス内は起毛仕上げで質感高い仕上がり!
大開口パノラマルーフ
オプション装備になるパノラマルーフの解放感は予算が合えば是非着けたい装備です!
国産メーカーで大開口のパノラマルーフを装備出来るクルマって以外に少ないです。
後席仕上がり
後席もブラック&アクセントホワイトの内装カラーが映えます!
手動式のブラインドが装備されているのも後席の造り込みの高さが分かるポイント!
後席シートもゆったり出来る広さが確保されています。
前席はスポーツシートなので後方へ張り出すデザインになっていますが、
圧迫感を感じさせない様にサポート部がえぐれているのもポイント!
後席からの眺め。
後席もゆとりあるボディーサイズの師恩で快適に過ごせる空間演出が印象的でした!
レクサスRX300t F SPORT 試乗レビュー
いよいよマイナーチェンジされたレクサスRXの試乗へ!
試乗車スペック
レクサスRX300t F SPORT 2WD
搭載エンジン | 2.0L直列4気筒ターボ 6速AT |
駆動方式 | FF 2WD |
使用燃料 | ハイオク |
燃費 | J08モード 11.4km/L |
全長 | 4,890mm |
全幅 | 1,895mm |
全高 | 1,710mm |
ホイールベース | 2,790mm |
車両重量 | 1,990kg |
定員 | 5名 |
車両本体価格 | ¥6,020,000- ※価格は8%表記 |
オプション装備
ブレードスキャン方式AHS | ¥71,500- |
パノラマビューイックモニター | ¥176,000- |
パノラマルーフ | ¥187,000- |
※価格は全て8%表記 |
2.0Lガソリンターボモデルの搭載エンジンは前期型と変更ありません。
改良点はスポット溶接や構造用接着材の追加など改良が行われているそうで足周りやボディー剛性の強化面が気になる所です!
出だしの印象は?
運転席に座るとパワーイージーアクセスシステムが作動し、メモリーした位置へステアリング・シートが自動的に移動!
ここがレクサスの良い所ですよね!
ドライバーを出迎える様な演出は所有後も乗る度に満足度が高いポイント!
スタートボタンを起動してエンジン始動。
グッっと低速から踏ん張るように加速していきます!
トルクを低速から効かせるいうよりは、エンジンパワーで加速していくような感覚。
パワー不足とは感じないのですが、低速からの加速は輸入車SUVのトルクで引っ張る感覚とは少し違う印象でした。
速度が落ち着いて車線に沿って走らせると、大型ボディーを取り回すゆったりとした印象を強く感じます。
アイポイントが高く運転席から見はらすような視点はSUV本来の魅力だと思います!
路面からのピッチングもフラットに抑え込んでくれます。 この感触は以外でした。
以前RXのフルモデルチェンジの時に200t F SPORTを試乗させて頂いたんですが、
その時より明らかに突き上げ感は抑えられています!
F SPORTグレードでも市街地を走行中は乗り味の硬さを余り感じなかったです。
正直な所パワートレインが劣っている2.0Lターボ6速ATの走りが少し心配だったんですが、街中での乗りこなしはストレス無く楽しめると思います!
ワインディングを走行
今回は登坂車線もあるような登り坂も試乗させて頂きました。
画像のようにカッ飛ばすまでは行きませんでしたが、スポーツモードも試しましたww
ドライブセレクトをスポーツモードに切り替えます。
レクサスRXのドライブセレクトは操作が直感的に扱えます!
- ダイヤルを左右に回すとエコモード・スポーツモードの切り替え。
- ダイヤルボタンを押し込むと通常のノーマルモードに切り替えることが可能!
ダイヤルの反力が強めなので慣れればブラインドで素早く切り替えも出来ると思います。
アクセル踏み込み登り坂を走らせますがエンジン音が車内に入るのを感じます。
RXは重量もかなり重いとは思いますが、2.0Lターボ6速ATが少し力不足に感じる加速感。
エンジンがうなるとまではいきませんが、エンジン音の遮音性がもう少し欲しかったかなというのが正直な感想です。
レーントレーシング機能を体感
レクサスRXには、
レーントレーシングアシスト機能(車線維持支援機能)が装備されています。
レクサスの場合、ACC機能を使用していなくても車線維持支援機能は作動するのでワインディング試乗で使用してみました。
クルマが白線を認識すると、ヘッドアップディスプレイと運転席マルチディスプレイが
表示されステアリングが振動してドライバーに注意を促してくれます。
更に状態が続くと自動的にステリング制御が入るのですが、
先にステアリングに振動を伝えるのがレクサスのおもてなしだと思いますww
実はRXの試乗の後、BMW 320dを同じコースで試乗させて頂いたのですが、
BMWの場合は白線を認識後、すぐに反強制的にステアリングが戻されました。
安全装備の考え方はメーカーによって違うと思いますが、
レクサスはこういった所にも優しさのような質を感じました。
RX300tの試乗の感想としては、
街中での走行性能は不満無い仕上がりですが、シーンによっては若干パワー不足を感じるかもしれない印象です。
RX 450h version L 試乗レビュー
続いてRX 450h version Lの試乗レビューです。
RX300tとはパワートレインが変わり、
3.5L ハイブリッドシステムが搭載されています。
RX300tと同じコースで試乗してみます。
出だしで感じる違い
ディーラーを出てアクセルペダルに足を置いた瞬間、
スゴイしっとりしている!
走り始めはEV走行でいけるのですが、出だしの印象はRX300tとはかなり違います!
- レクサスRXのガソリン仕様は2.0Lエンジン
- ハイブリッドは3.5Lエンジン
NXやUXとは排気量の差がかなりあり、RXは走りだしからパワートレインの差を明らかに感じました!
新設計のホイールもエレガント!市街地走行での乗り味はとてもフラットです。
versionLなのでサスペンションの違いがあるかとは思いますが、段差の突き上げが抑えられ絨毯の上を走るような乗り心地でした!
前期型はアクセルを踏み込むとすぐエンジンが掛かる所がネガティブポイントでしたが、
今回は室内にエンジン音を聴かせる、サウンドジェネレーターが廃止になっている為、
聞こえるエンジン音も抑えられていました!
version Lはディスプレイがシンプルですね。
市街地走行の後ワインディング試乗へ走らせると、まさかの速度取締中!
マジすかw
試乗中捕まってはシャレにならないので安全運転でドライブする事になったのですが、
登り坂でも余裕あるアクセル感度でとても快適なドライブフィールでした!
RX450hのゆったりとした余裕あるドライブフィールで街中を流していると、
これがレクサスRXの本来の乗り味なのかなぁとも感じました。
レクサスRX ベストバイは?
2台を試乗して感じたマイナーチェンジ後のレクサスRXのベストバイは?
RX450h!!
正直かなり悩みました。走りの質も重要ですがレクサスRXは価格差が大きいです。
今回の試乗車で比べると、
- RX300t F SPOT FF ¥6,020,000-
- RX450h version L FF ¥7,290,000-
130万近い価格差をどう考えるかだと思います。
エクステリアは充分カッコいいし、おもてなしを含む質感の高い内装面や安全装備は違いがないので、
パワートレインの差額でハイブリッドを選択出来るかが悩むトコロです。
RX300tも価格差を考えればコスパは高いですし、絶対的なパワー不足という訳ではないの価格を抑える点ではベストと言えますが、
続けて乗り比べると乗り味の差を大きく感じてしまいました。
RXはレクサスの中でも価格帯が高い車種になるのでクルマを長く乗る前提で検討すると走りの質感は重要になると思います。
現在のパワートレインを考えると対抗するプレミアクラスの走りの質感も考慮してしても、
マイナー後のRXはハイブリッドモデルがベストバイではないでしょうか!
レクサスRX現在の納期は?
マイナーチェンジ後RXの納期情報ですが、今回が伺った9月中旬の時点で、
- ガソリンモデル 2020年1月
- ハイブリッドモデル 2020年2月
3か月~4カ月待ちで年内納車は厳しい状況でした。
9月時点で納車が始まっている方もいらっしゃるようですが、
予約時点で前期型からの乗り換え組やラージサイズミニバンからの乗り換え層も増えているそうです!
納期はこれから更に伸びる可能性もありますので検討中の方は急がれたほうがよいかもしれません!
当ブログではいつもお伝えしているのですが、
クルマの魅力は自分で体感してナンボ!
レクサスRXの魅力をお近くのディーラーで体感してみて下さい!
クルマの購入を検討中の方は、クルマの下取りを検討されていると思うのですが、
買取業者への一括査定サービスは結構面倒だなぁって思う方多いと思います。
そこで面倒な手続き・交渉を仲介で行ってくれる新しいサービスも登場しています!
買取業者の仲介方式なので営業電話は掛からない!
査定は提携のGSか自宅での1回のみ!
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買取額の見積もりだけも出来ますので、こちらから是非参考にしてみて下さい!
次回の予告
次回のやっぱりクルマが好き。でお伝えするのは、
ヒェー!!SUVの王者レンジローバーで悪路を攻める!
次回はお世話になっているディーラーさん主催の
非日常な試乗体感イベントの様子をレポートします!
悪路も体感出来たのですが、それ以上のクルマの魅力が体感出来ましたw
お楽しみに!
今後も気になるクルマ・話題のクルマを自分で体感して、魅力を楽しくお伝えしようと思っています!
最後まで読んで頂きありがとうございました!