街中をスマートに駆け抜けるBMWのブランニューモデル登場!
こんにちは。togariです!
今回はBMWから新しく発売される4ドアクーペ BMW2シリーズグランクーペを紹介します!
CセグクラスのボディーサイズにFF駆動レイアウトを採用した4ドアクーペは、
BMW走りのイメージをコンフォート寄りに味付けされたスポーツセダンに仕上がっていました!
個人的にはイメージカラーになっているミサノ・ブルーの美しさを間近で実感!
FF仕様レイアウトによる実用的な空間も確保されたBMW2シーズグランクーペの魅力に迫ります!
カタログだけでは伝わりにくいクルマの魅力を現場から楽しくお伝えします!
取材ディーラー紹介
今回試乗取材させて頂いたディーラーさんは、
Balcom BMW 宇品さんです。
ありがとうございました!
ベイシティエリアに立地された全面ガラス張の開放感のあるショールームが目印です!
BMW正規ディーラー Balcom BMW Balcom BMW宇品 公式ウェブサイト。広島・岡山・山口・福岡に新車・中…
店内はBMWのラインナップがズラリと展示されていました!
今回初めて伺わせて頂いたのですが、
ショールーム内を案内して頂いたり、高速試乗させて頂いたりと営業さん・スタッフさん含め丁寧な対応をして頂きました!
こちらのディーラーさんではインスタグラムでお店の紹介や独自の情報を随時発信されていますので合わせてチェックしてみて下さい!
2シリーズグランクーペ エクステリア
グランクーペモデル概要
「いやー!メチャメチャ良い発色!」
今回試乗取材したいと思ったきっかけはミサノ・ブルーというボディーカラーの美しさです!
他のBMWモデルにも採用されているメタリックカラーなんですが、クーペスタイルとの相性が抜群!
梅雨時期の晴れ間の空に美しく映えるブルーが印象的でした。
ボディーカラーの由来はイタリアにあるミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリという名門サーキットから取れているみたいです。
イタリアの空を感じながらドライブなんて最高ですw
余談が入ってしまいましたw
BMW 2シリーズグランクーぺのボディーサイズは、
BMW2 グランクーペ | CLA クーペ | |
全長 | 4,540mm | 4,695mm |
全幅 | 1,800mm | 1,830mm |
全高 | 1,430mm | 1,439mm |
ホイールベース | 2,670mm | 2,729mm |
4ドアクーペとして高い質感とスタイリングが好評なメルセデス CLAクーペよりもサイズダウンされ、街中での取り回しと機械式駐車場にも止められる実用的なボディーサイズです。
最近ではCセグクラスでも全幅1800mmが当たり前に感じるのが怖いw
今回試乗した車両は218iグランクーペ M Sportというグレード。
国内導入されているパワートレインはガソリンモデルのみ2グレードの展開で、
218iグランクーペ M spot | M235i xDrive グランクーペ | |
搭載エンジン | 1.5L直列3気筒ターボ7速DCT | 2.0L直列4気筒ターボ8速AT |
最大出力/トルク | 140ps/220N・m | 306ps/450N・m |
駆動方式 | FF | 4WD |
車両本体価格 | 448万円 | 665万円 |
ハイスペックモデルになるM235iと比較するとエンジン出力が2倍になり大きなスペック差があります。
M235iは300psの高出力エンジンを搭載してトラクションを高める為の4WD駆動が採用されたりと魅力的なポイントもありますが、上位車種の3シリーズに迫る価格帯になっているのが悩ましい所。
今回試乗取材させて頂いたのは、
売れ筋グレードになるFF仕様1.5L直3ターボにスポーティーな装備を追加したM Sportモデルになります。
それではエクステリアを詳しくチェック!
ワイドスタイリングなフロントビュー
3シリーズから始まったフロント意匠の変更が受け継がれ、フロントマスクはワイドなスタイリングが特徴的。
キドニーグリルの大型化は賛否が分かれる所ですが、グリル縦フィンにブラック加飾が加わり質感は非常に高仕上がりでした!
ミサノ・ブルーのボディーカラーだとグリルの主張も抑えられている印象?
コの字型に点灯部分がデイタイムランニングライト・上アイライン部分がウィンカーになります。
先進装備のアダプティブハイビームを装備しようとすると、ヘッドアップディスプレイなどを含む27万円のオプションパッケージが追加になるみたいです。
MSportモデルにはMエアロダイナミクスパッケージというスポイラーパーツが装着されていますが、上位グレードM235iと比較すると装備仕様にも違いがありました。
良いとこ取りがズルい!サイドビュー
「スタイリングと実用性の良いとこ取りはズルいくらいカッコいいw」
流麗なルーフラインを表現したボディー上部と、スポーツセダンとしての力強さを表現したボディー下部のバランスを4.5mの全長で巧くまと待っています!
このサイドビューで実用的な4ドアクーペなんてやっぱりズルいスタイリングですw
キャラターラインを多用せずシンプルな面構成デザインは最近のトレンドになりつつありますね。
サッシュレスドア仕様のウィンドウ周りはスッキリしたデザイン。
ピラー周りは全てグロス塗装され質感も高い! サイドミラーもボディー同色に塗装されていたのですが、運転中も室内からミサノ・ブルーが目に入ってニヤニヤしていましたw
M Sportタイヤ・ホイール
M Sportに装備されるのはダブルスポーク仕様のホイールにランフラットタイヤが標準装備。
高速道路でバーストしても最寄りのパーキングまで走行出来る安心感は流石のドイツ車仕様です!
コンパクトさは皆無なリアビュー
ワイドに伸びるリアテールランプのデザインからはコンパクトな印象は皆無です!
2シリーズとはいえ車格が上がった様などっしりしたリアデザインが魅力的!
さりげなく立ち上がるリップスポイラーのデザインはBMWらしさを感じるスポーティーな演出です!
バンパー下部はリアディフューザーが装備されたスポーティーな1本出しマフラー仕様。
このクラスでもアンダーバンパーがグロス塗装されているのも嬉しいポイントです!
トランクスペース
トランク容量は430L。
縦方向にスペースが取られて日常使用では充分な積載が可能です。
確認が出来ていないのですが、
リアシートは4:2:4分割可倒式が採用されトランクスルーも可能!
ハイスペックモデル M235iとの違い
BMW2シリーズグランクーペの上位グレードになるM235ixDrive エクステリアの追加装備は、
- フロントグリル大径エアダクト・エアディフューザー装備
- Mライトアロイホイール・ダブルスポーク・スタイリング 556M装備
- マフラ ー2本出し仕様・エアディフューザー・サイドディフューザー装備
より走りに特化した実用性重視の装備が備わっています!
フォロワーさんに教えて頂いたんですがM235xDriveには、アウディーやVWのハイスペックモデルにも搭載されている
アダプティブサスペンションという専用装備が加わります。
常にフラット状態を維持してくれる高性能サスが搭載され、急な車線変更にも驚きの収束力を見せるらしいです!
M235iも非常に気になってきましたw
価格帯並みの走行性能を強化する機能がハイスペックモデルには搭載されているようです!
続いて2シリーズグランクーペのインテリアをチェック!
2シリーズグランクーペ インテリア
サッシュレス フロントドア
フロントドアを開けると内装からもミサノ・ブルーの鮮やかさが目を惹きます。
サッシュレスドアが採用されいますが、4ドア仕様は狭い場所でも開閉し易くてGood!
ドアトリムはレザーとファブリックの様な素材のコンビ仕上げ。
内装色にもブルーが使用されると少しくどい感じしますが、カラーの変更も可能みたいです。
全体的なデザインはベーシックなBMWらしい仕上がりですが、中央のカーボン調の部分が6色に光るアンビエントライト機能が装備されていました!
M Sportシート
合成皮革仕上げのMSportシートは安定のホールド感!
6WAYパワーシート+2シートメモリーが装備されているのでシートポジション調整幅が広く微調整が可能です。
全体的に硬めの着座感ですが、身体をぶれずに支えてくれるシートの造り込みは高い仕上がりです!
足元にはM Spot専用のスカッフプレートが装備。多分プレートが光る仕様?
走り重視のBMWはアクセルペダルもオルガン式が採用され、ペダルレイアウトも上手くローカライズされています。
シートポジションの高い対応力はBMWの特筆すべきポイントです!
助手席側シートは手動式が標準装備。
スイッチカバーが有る事からオプション装備か、上位グレードM235iにはパワーシートが標準装備されます。
運転席全景
運転席全景はドライビング重視のBMWらしい水平調デザインが採用されています。
3シリーズからの流れで全体的な質感は加飾も増え良くなっている印象!
フル液晶ディスプレイ採用の背景
運転ディスプレイはフル液晶デジタルディスプレイが採用。
地図の解像度はナビ画面に及ばないですが、中央にもMAPが表示されます。
レーシングカーの様なディスプレイデザインは、
左側にスピードメーター・右側にタコメーターが配置されて通常とは逆の配置になっています。
中央にMAPを配置したいが為にこの様な配置に変わったそうです。
BMWとしてもフル液晶ディスプレイの採用を巡って、
先進性を出したいデザインチームと伝統を守りたい技術チームが相当もめたらしいですw
M Sport ステアリング
Mスポ専用の極太ステアリングは握ってみるとホントに太いw
どんなフィーリングか楽しみな所♫
ステアリングスイッチには安全運転支援装備のボタンは配置されていますが、
今回の2シリーズグランクーペも標準装備ではなく、
- ACC(全車速追従機能) 10.3万円
- i Drive ナビゲーションパッケージ 24.9万円
最新の安全運転支援装備はオプション装備になっています。
解像度アップ!10インチワイドナビ
10.25インチワイドナビの解像度はかなり良くなっていると感じました!
拡大縮尺のスクロールも滑らかで、タッチパネルにも対応し機能性も高いです!
ディスプレイがダッシュボード内に収まり、前方視界を妨げない配置も実用的!
快適装備もモチロン完備
シフト周りの質感も最新モデルは各段に質感は良くなっいました!
シフトレバーは電子レバー式が採用されノック式に変更。
古くからのオーナーさんには賛否が分かれる所ですが、
電動パーキングブレーキ+ブレーキオートホールドが装備されて街中でも快適に走れます!
エンジンスタートボタンの下にあるのがドライブセレクトスイッチなんですが、運転中の操作性を考えると少しボタンが小さいかなとも感じました。
BMのキーは男の憧れ
ベタな見出しでスミマセンw
やっぱこのデザインは憧れてしまいますw
M SpprtになるとサイドにMスポカラーがアクセントされてよりカッコいいです!
ディーラーさんが造られているBalcomオリジナルのキーホルダーも高級感ありカッコ良い!
続いて後席をチェック!
後席の居住性
リアシートも合成皮革で仕上がりの質感は前席と同様高い品質!
後席アームレストも装備されて、シートにパイピング加工が施された細かな演出も見られます!
シートバックにはネットが装備され、圧迫を和らげるようにカットされたデザインになっていました。
後席エアコン吹き出し口も装備されフロアマットの質感も良い感じです!
172cm座高が高めなオッサンが座ると膝前空間は余裕がありますが、頭部空間のクリアランスは余り無いです。
ここはどうしてもクーペスタイルデザインとトレードオフになる部分。
身長が高い方が後席へ乗車すると窮屈に感じてしまうかもしれないです。
内装の造り込みが良いだけに実際に検討する際は乗車人数を含めて確認された方が良いポイントです。
以上でインテリアレビュー完了です!
BMW2シリーズグランクーペ 218iMSport インスタ動画
[arve url=”https://youtu.be/mcUQDjukMy4″ /]エクステリア・インテリアを3分間でまとめてチェック出来るインスタ動画をどうぞ!
最後に試乗レビューの紹介です!
2シリーズグランクーペ試乗レビュー
車両スペック
今回の試乗車両のスペックです。
BMW 218i Gran Coupe M Sport
ボディーカラー | ミサノ・ブルー |
全長 | 4,540mm |
全幅 | 1,800mm |
全高 | 1,430mm |
ホイールベース | 2,670mm |
車両重量 | – |
搭載エンジン | 1.5L直列3気筒ガソリンターボ |
最大出力/トルク | 140ps/220N・m |
駆動方式 | FF |
使用燃料/燃費 | ハイオク/- |
乗車定員 | 5名 |
車両本体価格 | 448万円 |
今回市街地走行・高速道路での試乗レポートになります!
ファーストインプレッション
フロントの重さを感じさせない軽快な走り出しでした。
218iに搭載されているエンジンは1.5L直3のダウンサイジングダーボ。
小排気量エンジンですが、ゼロ速度からの発進もアクセル開度と車速がリンクして加速感に不足はありません。
ある程度速度が上がるまで段差をコツコツ拾ってしまうのはM Sportsモデルの特性で、車速が安定してくると突き上げ感は安定してきます。
どっしりしたステアフィール
今回M Sportsモデルを初めて試乗させて頂いたんですが、極太ステアのどっしりしたステアフィールからBMWらしさを感じられます。
コンパクトに抑えられたボディーサイズはCセグを感じさせない扱い易いサイズ感が魅力。
直進時では若干ステアの遊びを感じますが、
218iにはARBシステムというFF駆動のアンダーステアを抑え込む機能が装備されてコーナリング時のロールの押さえ込みは流石の安定感!
リアが膨らむ事無くコーナリングのネガ要素を打ち消してくれているんですが、FR特有のドライブフィールと比べると気薄な印象に感じました。
コンフォート寄りなドライブフィール
小排気量ターボ搭載モデルでも街中でパワー不足を感じる事は無く軽快な乗り味で優秀なんですが、BMWの魅力になるFR特有のダイレクト感の印象は弱く感じます。
これが噂のBMWディーゼルなのかー!! こんにちは。 togariです! 今回はBMW 320d xDriveに試乗してきました! 2.0Lツインターボディーゼルエンジンは、パワフルかつ高い静粛性でスポーツセダンと[…]
以前320d FRモデル試乗の印象は、低重心な接地感とトルクフルな加速フィールが非常に魅力的でした!
今回のBMW2シリーズグランクーペFFモデルの動的質感は、
街中での軽快な動力性能を重視して、スポーティーとコンフォートの間を狙った乗り味なんだと思います。
ダウンサイジングされたスタイリングでクルマの扱い易さは高い水準に仕上がっているのですが、乗り心地を優先した走りの質感は人によって好みが分かれる部分です。
市街地を運転した後、営業さんのご厚意で高速試乗へと走り出します。
高速重視のセッティング
高速に入った所で、ドライブセレクトをスポーツモードへ切り替えます。
「車体が一気に引き締まる!!」
足回りがどっしりと固められ乗り味はスポーティーに変化しました!
街中でのコンフォートな感覚は消えてしまいましたw
やはりドイツ車としての高速走行重視のセッティングが強く出ていと実感。
本領発揮は高速域ですか!
道路の繋ぎ目を超えても車体がぶれず、安定したクルージングが楽しめました!
ドイツ車としての高いボディー剛性が感じられます!
高速時に効いてくるのが腿裏を支えるシートのサポート力。
長時間ドライブしても疲れを軽減する国産車には無い魅力ポイントです!
M Sportステアリングの操舵性
ここは個人的な主観が強いのですが、
高速移動時のシビアな操作が必要な場合、M Sportのステアリングのグリップ径が太過ぎて操作しずらい印象を受けました。
市街地ではどっしりしたステアフィールが好印象だったですが、高速域になるとステアを切る動作が扱いづらく感じました。
BMWとしてはMSportの極太ステアが大きな魅力になっていると思うのですが、
2シリーズグランクーペの様なコンパクトクラスは広い年代層の方も乗られると思いますのでこういった部分も確認すると良いかもしれないです。
個人的には違うセグメントのMスポステアリングの操舵性も興味が沸いてきたので今後体感してみたいと思います!
本命はディーゼル?
今回試乗は出来ていませんが、
上位グレードになるM235iは2L直4ターボ車としてもハイパフォーマンスモデルとして動的質感も大きく違うと思います。
今回試乗のM218iとM235iの間に位置するグレードがあるようです。
本国では220dというディーゼルモデルが発売されています。
2.0L4気筒ディーゼルターボを搭載したエンジンスペックは、
- 最大出力 190ps
- 最大トルク 400N・m
低速からの強いトルクで街中でもダイレクトな走りが楽しめそうです!
国内導入は2020年秋頃の予定。
間に位置する価格帯で選択肢が増え、魅力が更に増しそうですね!
以上で試乗レビュー完了です!
まとめ
コンパクトなサイズ感にクーペとしての美しさを取り入れたBMW 2シリーズグランクーペ。
現在発売されているモデルラインナップは動力性能としてのスタイルが違うクルマなんですが、
先にどちらに乗るかで印象が大きく変わる1台だと思います。
走り重視のBMWを街中でも扱い易い動的質感に仕上がった新しいBMWとして魅力的な1台でした!
当ブログではいつもお伝えしていますが、
クルマの魅力は自分で体感してナンボ!
お近くのディーラーでミサノ・ブルーの美しさも含めて体感してみて下さい!
クルマの購入を検討中の方はクルマの下取りを検討されていると思うのですが、
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次回の予告
このフェンダーラインは溜まらんw
次回はレーシング仕様にブラッシュアップされたミドルクラスSUVの内外装レビューを紹介します!
お楽しみに!
今後もクルマの魅力を伝えるブログを発信して、分かりやすく楽しめるコンテンツを目指していこうと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!