ハイテク装備を搭載したコンパクトスポーツEVに注目!
こんにちは。togariです!
今回はホンダ初の量産EV Honda eの魅力にフォーカス!
昨年の東京モーターショーで国内初披露され国内発売は2020年中が予定されていますが、既に欧州では販売予約も始まり試乗レポートも報告されているようです!
今回の記事は、
- “フューチャーレトロなエクステリア”
- “クラスを超えた内装デザイン”
- “FUN to DRIVEな後輪駆動”
ホンダが国内市場に送り込むスポーツコンパクトEV
” Honda e”3つの魅力に迫ります!
Honda e スペック
いやー!このデザインは個性的!
懐かしさと未来感を掛け合わせたスタイリングは街中を走る姿を早く見ていみたいですね!
既に予約オーダーが始まっている欧州モデル Honda eのボディーサイズは、
Honda e | 新型FIT | |
全長 | 3,895mm | 3,995mm |
全幅 | 1,752mm | 1,695mm |
全高 | 1,512mm | 1,515mm |
ホイールベース | 2,530mm | 2,530mm |
※欧州車参考規格
国内発売されているBセグコンパクト 新型FITと近いサイズ感ですが、
全長は短く・全幅はより広く取られたワイドボディーなスタイリング!
新型FITと同等にホイールベースも長く設定され、最小回転半径4.3mと街中でも取り回しやすいシティーコミューターになりそう!
Honda eのスペックは、
Honda e Advance
搭載動力 | DCモーター |
最大出力 | 154ps |
最大トルク | 315N・m |
0-100lm/h加速 | 9秒 |
駆動方式 | RR(後輪駆動) |
バツテリー容量 | 35.5kWh |
最大航続距離 | 222km |
サスペンション | 前後:マクファーソンストラット式 |
乗車定員 | 4名 |
車両価格(欧州価格) | 390万円 |
欧州モデルは2グレードが展開され、最大出力と最大航続距離が変わるようです。
グレード | ベース | アドバンス |
最大出力 | 136ps | 154ps |
最大航続距離 | 210km | 222km |
0-100km/h加速 | 9.0秒 | 8.3秒 |
車両価格 | 354万円 | 390万円 |
最大航続距離200kmは日常生活圏内では困らないとは思いますが、長距離移動を考えると心配な面もありそう。
この設定はメーカーとしての狙いもあるようなので後程紹介したいと思います。
1番のトピックはRR(後輪駆動方式)の採用でしょう!
スポーツカーなどに採用されているエンジンをリア積んだ動力性能の高さとハンドリングの楽しさも期待出来そうです!
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RRレイアウトのルノートゥインゴを試乗させて頂いた際、クルマと繋がっている様なドライブフィールを感じました!
続いてHonda eエクステリアの魅力にフォーカス!
魅力1 フューチャーレトロなエクステリア
シンプルイズベスト
「滑らかなボディーラインはまさにフューチャーレトロ!」
シンプル・イズ・ベストなフロントマスクは懐かしくも先進的な印象です!
クラシックな丸目型のヘッドライトは、
- LEDヘッドライト機能
- デイタイムランニングライト機能
- ウィンカー機能
内蔵された12個のLEDが点滅し、全て丸目ライトで表現!
ヘッドライトもだけでもかなりのコストが掛けられてますね!
「ん?どちらがフロントか分からん!」
スミマセンw(分かります)
フロント・リアグリルが同デザインになっている前後対称デザインが面白しろい!
コンセプトカーのようなデザインがそのまま市販化されています!
先鋭的なサイドビュー
サイドビューはロングホイールベースが活かされた先鋭的なデザイン。
前後いっぱいに踏ん張るタイヤ配置から動力性能にも期待が持てそうです!
タイヤは17インチを装着し、海外試乗レビューを見るとミシュランパイロットスポーツ4を履かせるという気合いの入りよう!
コーナリングでの安定した走りも楽しませてくれそうですね!
ホイールデザインはバギーを思わせるようなワイルドな印象も受けます。
少しイメージと合ってないような気もしますがw
凹凸を排除したボディーラインの曲面的な美しさと、エッジを効かせたパーツの質感が際立つサイドビューでした!
東京モーターショーの画像からホワイトの白物家電の様なイメージが強いHonda eですが、欧州ではビビッドなメタリックカラーも展開されています!
サッシュレスドア採用
このクラスとしては珍しくフロントドアにはサッシュレスドアが採用されています!
デザイナーの方の話では
いづれはオープンモデルを見越してのサッシュレスドア採用との事!
そんな背景があったとは。。
画像の様にに早くじっくり見たいですw
フロントドアハンドルは格納式のツライチデザインを採用。
空力抵抗にも影響されるデザインはコンパクトクラスとは言えコストが掛かけられていますね!
最近はスポーツカーやSUVに採用されている格納デザインで、未来のクルマ演出に一役買ってます!
デジタルサイドカメラ
サイドミラーを排除したデジタルサイドミラーが搭載されています。
既に発売されているレクサスESのミラーより小型化されてスマートな形状が未来的!
サイドターンランプも装備されて視認性も良さそうですね!
Aピラー下側に取り付けられているので視界が確保されるのか気になる所ですが、広角なカメラが装備されているんでしょうか。
スポーティーなリアビュー
2トーン仕様のカラールーフは今のトレンドが抑えられてスポーティーな印象も受けます。
この角度からみると往年のホンダシティーを思い出すような懐かしいフォルムですね!
リアにドアハンドルが無い事からCピラー辺りで開閉出来るデザインになっている?
開閉ギミックも気になるポイントですね。
やっぱりこのクルマ、フューチャーレトロが似合う1台だと思いますw
立体感ある丸目2灯型のリアコンビネーションランプ。
テールランプとリアウィンカーは中央のリングで点灯しそうですが、夜間は相当綺麗に魅せてくれそう♪
リアエンブレムの文字フォントもオシャレデザインで好印象!
続いて内装デザインにフォーカス!
魅力2 クラスを超えた内装デザイン
デジタル・モダンスタイル
横一杯に広がるディスプレイのインパクトがスゴイw
この内装質感からはとても国産車に見えませんw
- 8.8インチ運転ディスプレイ
- 12.3インチダブルデュアルタッチスクリーン
- 6インチサイドカメラディスプレイ
合計5つの連続するディスプレイはクラスを超えた内装デザインです!
ハイテク装備の中に木目のトリムが使用されたデジタル・モダンスタイルがカッコよい!
サイドミラーをそのまま車内に取り込んだようなデジタルミラーのディスプレイは、目線の動きが少なく運転中も使いやすそうな配置ですね!
ステアリングは新型FITと同じスポークレスタイプが採用されているのが分かります。
操作性も考慮
表示される情報量の多い事w
スマホ感覚でタッチ操作するように、運転席と助手席で個別で利用する為のツインディスプレイが採用されています。
運転中に助手席でナビゲーションを操作後、運転席側とスクリーンを入れ替える事が可能になり、見た目だけでなく実用的な機能装備は魅力的です!
「OK,Honda」
話しかけると起動する音声認識システムも搭載。
何処まで操作出来るのか・認識能力の性能が気になる所です。
Honda e内装の素晴らしいポイントは、
物理スイッチが残り操作性が考慮された点です。
全てをデジタル化してしまうと呼び出し操作が煩わしくなる為、物理スイッチを残した考慮は素晴らしい!
センターコンソールはインサイトや新型アコードと同デザインのボタン式を採用されています。
木目のトリムが入る事で質感が格段に上がっています!
電子式パーキングブレーキxブレーキオートホールドの鉄板装備はモチロン完備!
足元を見るとアクセルペダルは吊り下げ式を採用。
日産車に採用されているアクセルペダルの開閉だけで加速・減速を行うワンペダル機能も搭載されているそうです!
フロントシート
シート地はファブリック素材の様な仕上がりです。
恐らく新型FITで採用されたボディースタビライジングシートが採用されている為、ホールド性と心地良さは問題無い仕上がりでしょう♫
シート調整は手動式になってます。価格を考慮するとここはパワーシート装備が欲しい所。
上を見るとサンルーフ装備ですか!
国内モデルの採用は厳しそうですが採用されると大きな魅力ですね!
リビングライクな後席空間
Honda eの乗車定員は4名仕様の為、後席は2名がゆったり寛げる居住性が確保されています。
リアシートが一体型にデザインされた後席のリビングライクな空間演出がお見事!
ホンダ車はセンター・タンクレイアウトという実用的なシートアレンジが有名ですが、
Honda eのEV専用プラットフォームの恩恵で足元空間は更に広く拡張されてそうです!
後席シートを倒した画像が有りました。
リアシートは分割式ではないので新型FIT程のフレキシブルな機能性は期待出来ないかもです。
大人4人が寛げる居住性・先進的なハイテク装備を実用性重視に仕上げたクラスを超える内装でした!
続いてHonda e動力性能の魅力に迫ります!
魅力3 FUN TO DRIVEなRR駆動
コンパクトEVとして日常生活圏内の街乗りに適したスタイリングのHonda eですが、
リアにエンジンを搭載したRR駆動(後輪駆動)が採用されています!
EV専用プラットフォームの床下にリチウムイオンバッテリーを搭載し、動力装置を前後重量配分50:50のバランス配置で安定した走りを実現。
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EVは以前試乗取材で体感した事があるのですが、
トランスミッションという概念がない為、踏み込めば瞬時にトップスピード駆け上がる加速力が魅力的です!
- 低重心プラットフォーム
- RR駆動の採用
走りのホンダらしさが現れたFUN TO DRIVEなドライブフィールに期待です!
国内のEV市場
航続可能距離と車体価格の関係
Honda eに搭載されている動力装置は、
- リチウムイオンバッテリー容量 35.5kwh
- 最大航続距離 220km
搭載されるバッテリー容量も他のモデルと比べると少なく航続可能距離も長距離移動に不安が残こるスペックなんですが、
メーカーとしての狙いがあるようです。
テスラやメルセデス・アウディー等で発売されているEVは最大航続距離を伸ばす為、大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載して長距離移動に対応しています。
その為ボディーも大型化され車両価格もフラッグシップモデル並みに高騰しているのが現状です。
Honda eの戦略は
高価なリチウムイオンバッテリーの搭載を抑えて運動性能の高さと取り回しの易さが優先されています。
市街地でも取り扱い易く、動力性能も楽しめる新しい国産EVの提案になりそうな予感!
そうは言っても車両価格400万円はセカンドカーとしても高めな設定ですw
どうしてもここが悩ましい所。
Honda eの場合は先進装備にもコストが掛かってそうですね。
Cセグハッチとして既に販売されている日産リーフも62KWhのバッテリーを搭載した車両価格は416万円からと高額な価格設定です。
国内で販売されるEVには国から40万円の補助金と自治体によっては一部補助制度があり、維持費用面では車検代や自動車取得税・重量税などのランニングコストが低くく済むメリットもあるみたいです!
まとめ
今回は自動車業界が注力しているEVにフォーカスしてHonda eの魅力をまとめてみました。
ガソリン車に対する燃費規制は年々厳しくなり、国産メーカーはハイブリッドモデル化が進みます。
内燃機関を持つエンジン車の価格は上昇する一方、技術が進みリチウムイオンバツテリーの価格は今後下がって行くだろうと予想されています。
どちらの動力源も良さがありクルマとしては魅力的なんですが、
価格面のラインが互いにクロスする時がEVが本格的に普及するタイミングなのかなと思います。
コロナの影響でHonda eの発売時期は今後延びる可能性もありますが、
RR駆動を採用した魅力的なコンパクトスポーツEVに今後も注目して行こうと思います!
次回の予告
次回は国産ツーリングワゴンで瀬戸内のハワイをロングドライブ!
美しい瀬戸内海の景色と共に島の魅力もお伝えしたいと思います!
お楽しみに!
今後もクルマの魅力を伝えるブログを発信して、試行錯誤しながら分かりやすく楽しめるコンテンツを目指していこうと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!