こんにちは。 togariです。
新型プラド試乗の記事3回目になります。
新型プラドのディーゼルモデルに試乗してきました!
今回試乗させていただいたのはTX-L ディーゼルの7人乗り仕様です。
ボディーカラーがブラックでホイールも同じだったので見た目は前回と同じですが、
インテリアの質感はベースのTXグレードより格段にアップしていました!
写真も多めに撮ってきましたので、3列目の詳細と共にお伝えしたいと思います。
試乗編もガソリンとディーゼルでは、明らかな違いを感じましたのでお伝えしたいと思います!
1.新型プラド ディーゼルTX-Lやはり3列目は厳しい!
新型プラドTX-Lインテリアです。
TX-Lグレードからはシートは標準で本革仕様です!
内装がブラックなので写真では解りづらいかもしれませんが、
質感は大幅アップしてました!
ステアリングも本革巻きになり、シートは運転席、助手席共にパワーシートになりました。
インテリアのデザインは同じなのですが、
素材が変わる事で見た目の高級感はかなり高くなっていました! 本革になる事でセダンのような雰囲気に変わりました!
さらに、快適装備のシートヒーター・シートベンチレーションもTX-Lからは標準装備になります!
早速試して見たのですが、サイドブレーキ横のダイヤルを回すと結構早めにヒーターが効いてきました。
コレ冬場は絶対嬉しいですよね!
プラドのキャラクターだとスキーやスノボの時に重宝しそうですが、
僕は毎日の冬の通勤にコレ欲しいですww
今回試乗した新型プラドの7人乗りディーゼル車の価格は
- ベースグレード 7人乗り TX ¥4,307,040-
- 中間グレード7人乗りTX-L ¥4,822,200-
- 上級グレード7人乗りTZ-G ¥5,363,280-
となっています。
ベースグレードから実質約50万の価格アップになります。
助手席側もグローブボックスが木目調パネルにグレードアップされて良いアクセントになっていました。
センターコンソールのサイドにも革の素材を使って、質感高い仕上がりになっていますね!
後席も本革仕様で上質です!
アームレストのカップホルダーもフタ付きになり、ストッパーも付いて質感がアップしていました。
新型プラドの7人乗り仕様は後席が135mmスライドします。
実際に一番後ろまで下げてスライドしてみました。
身長172cmなんですが、足元はこぶし2つ分位でかなりの余裕がありました!
大人でも楽に座れて、リクライニングも可能なので2列目の席はミニバン並みにゆったり使えそうです!
よく見ると、ちょうど膝が当たる所がくぼんだデザインになっていました。
後席に座る方への配慮がされてあり、長時間のドライブでは喜ばれそうですね!
地味な機能に見えますが、国産車らしいおもてなしのデザインですね!
3列目へ乗り込んでみました。
新型プラドはミニバンのようにウォークスルーは出来ません。
2列目のシートを持ち上げて3列目へ移動するのですが、シート自体が結構重たくて乗り込むスペースも狭かったです。 子供が操作するのは重くて厳しいなぁと思いました。
実際に3列目シートに座って見ました。
やはりかなり狭いですね。
シートが低い位置にあるので、大人だと膝が斜めに立って2列目シートに当たってしまいます。体育座りの体勢になってしまいますね。
子供が乗るにしても小学低学年位までかなぁという印象です。
3列目はミニバンのような多人数の普段使いや長時間の利用はかなり厳しいと思いました。
いざという時の補助席として考えれば、3列目まで座れるってゆう安心感はありますね。
新型プラドTX-Lグレードは、ラゲージから3列目シートを自動収納できます!
写真左上に電動のスイッチがあるのですが、左右独立して動かせるので長い物を載せながら、片方は座席に座る事も出来ます。
実際に押してみた所、動きもスムーズで約10秒位でフラットに収納できました!
3列目を完全にフラットにしてみました。 床は段差もほとんど無くて良いのですが、
シート自体を床面に収納する為、ラゲージの床の高さが上がってしまいます。
実際に見た所、約10cm位高くなっていました。 さらにリアバンパー部が飛び出しているので、重たい物を積み込む時は大変そうですね。
プラドは道具を沢山積み込んで出掛けるキャラクターのクルマなのでこのあたりは残念な所ですね。
兄貴分のランドクルーザーは3列目を左右に跳ね上げて収納する仕組みになっています。 プラドと比べてもシートの造りは厚めに造られて座り心地は良さそうです。
そうするとラゲージの横スペースを犠牲にしてしまうので、かなり狭くなりますね。
SUVの3列シートの在り方ってどちらもメリット、デメリットがあり難しいですね。
2.新型プラドディーゼル試乗 トルクとエンジンのバランス
新型プラドディーゼル車の 試乗レポートです。
エンジンスタートボタンを押し、エンジンを掛けると、キュルルッと始動音と共に、
カラカラとディーゼルの音が聞こえました。
まず国道で出る為にアクセルを踏み込んだのですが、
ガソリンエンジンと違い、低速からトルクが良く効いてきいます!
ガソリン車で感じた低速時のもっさり感は無かったです!
ラダーフレーム構造のおかげか直進安定性もどっしりとして守れてる感がありました。
ボンネットまでの距離は長いのですが、中央の凹んだデザインのおかげで見切りはとても良く、運転中全長の長さはそこまで感じなかったです。
中央のディスプレイにはタイヤの舵取りを表示する機能が付いていました。駐車の際や狭い道を走る時に利用するらしいですが、クロカンらしい機能ですね。
ココからは個人的な感想になるのですが、しばらく運転していると気になる点も出て来ました。
加速する際にアクセルを踏み込むとディーゼル特有の揺れを感じたのですが、
流れに乗って運転中も足を置いているアクセルやブレーキパッドに小刻みな振動を感じました。
ガソリン車では低速から加速する際や、信号待ちの時に振動を感じたのですが、
ディーゼル車では常に振動を感じて、エンジンがずっとがんばってるようなトラックに似た感覚だと思いました。
質感が上がったインテリアや装備の充実で良い印象だったので、余計ギャップを感じたのかもしれません。
もちろんディーゼルエンジンは強いトルクと、燃料が軽油になる事で維持費も抑えられるメリットが大きく選択される方も多いと思います。
最近は高性能のディーゼルエンジンを各メーカーがSUVに導入してきていまますので、静粛性がもっと高くなれば、プラドの商品価値がもっと上がるのではと思いました。
3.新型プラド ベストバイグレードは?
今回新型プラドをガソリン車、ディーゼル車と試乗させて頂いたうえで、
個人的にベストバイグレードは、
TX-L ガソリン 5人乗り仕様!
- プラドは遊びも充実できるクルマなのでラゲージは広く、使い易いほうが良い。
- オプションで18インチのホイールに変更すると、エクステリアはTZ-Gとは同じになる!
- 本革シートになると、セダンの様な落ち着いた空間だったので、走りもマイルドなガソリン車をチョイス。
- 全部てんこ盛りの最上位グレードTZ-Gは価格設定が高くディーゼル車限定になるので、中間グレードのTX-Lがベストでは。
とゆう感想になりました。
ただ、プラドの性能を全て発揮できるのはTZ-Gグレードの一択になると思います。
今回は体験できなかったのですが、オフロード走行支援機能としては
- スタック時や悪路走行時にアシストする マルチテレインセレクト
- カメラで路面を映し確認できる マルチテレインモニター
- カーブ時のロールの揺れを制御する KDSS
- 車高調整シテム
- ドライブセレクトモード
など多くの機能が専用装備になっています。
これらの装備は他のグレードではオプション設定がありません。
車両価格も¥ 5,363,280- とかなり高額になりますので、ランドクルーザーの中間グレードと近くなってしまいます。
こうなると他の選択肢のクルマもたくさん出てきますよね。
プラドは趣味性の強いクルマなので、ベースグレードにも走行支援装備がオプションができたら、結構需要があるんじゃないかなぁと思いました。
プラドはリセールが非常に高い事が有名なんですが、海外では砂漠や山岳地帯への移動のクルマとして良く使用されていますよね。
海外向けでは故障した際整備がしやすい、ガソリン車のほうがリセールが高いそうです!
世界的に評価されているプラドならではですね!
4.まとめ
今回新型プラドをガソリン・ディーゼルと試乗させて頂いて感じたのは、
乗るまでは趣味性の高いオフロード向けのイメージで思っていたんですが、
実際乗ってみると快適便利な装備も多く、ファミリーカーとしても満足できるクルマだなと思いました。
ラダーフレームの剛性は守られてる安心感があり、広いラゲージに道具を沢山積み込んでアクティブに遊び倒せそうですね。
子供達が成長し、ライフスタイルが変わる頃も、抜群のリセールで乗換もスムーズにできる優秀なクルマだなと思いました。
今回もディーラさんのご厚意で一人で試乗させて頂いたのですが、
大袈裟かもしれないけれど、自分のクルマの様に運転でき、短い時間でも善し悪しがよくわかりました。
プラドに限らずですが、クルマを検討される時は一度一人で試乗されてみて下さい!
落ち着いてクルマを見る事が出来て感じ方も変わってくると思います!
クルマの購入を検討中の方は、クルマの下取りを検討されていると思うのですが、
買取業者への一括査定サービスは、複数業者との電話の同時交渉など自分で動く事が多くて結構面倒だなぁって思う人多いと思います!
そこで面倒な手続き・交渉を仲介で行ってくれる新しいサービスも登場しています!
買取業者の仲介方式なので営業電話は掛かりません!
査定は提携のGSか自宅での1回のみ!
自分のクルマの下取り価格を知っておくとは、ディーラーでの商談時に必ず役立つと思います!
少し前になりますが僕の前車の7年落ちのハリアーが、
ディーラー下取り価格75万円のところ、買取業者だと130万円という驚きの結果でした!!
クルマを少しでも高く売却して、グレードアップやオプション装備の費用に当てちゃいましょう!
買取額の見積もりだけでも出来ますので、是非参考にしてみて下さい!
今後も話題のクルマ、気になるクルマを実際に体感して、素人目線ではありますが魅力をお伝えできたらと思っています!
最後まで読んで頂きありがとうございました!