上質な内装と安定した走行性能は大人のロングツアラーSUV!
こんにちは。 togariです!
今回はマツダのフラッグシップSUV CX-8の紹介です!
2017年の発売から既に3年が経ちますが、
3列仕様SUVとしても高いパッケージングを誇るCX-8。
年次改良モデルでユーザーの意見が取り入れた装備も追加され更に上質な仕上がりでした!
今回はガソリン仕様 CX-8のロングドライブ試乗をさせて頂き改めて動的質感の高さを実感!
大人のロングツアラーSUV マツダCX-8の魅力に迫ります!
カタログだけでは伝わりにくいクルマの魅力を現場から楽しくお伝えします!
お世話になったディーラーさん
今回CX-8の試乗をさせて頂いたのは、
山口マツダ岩国店さんです。
CX-80登場!! - 山口マツダ岩国店のブログ…
ありがとうございました!
こちらのディーラーさんでは、
CX-8 XD Exclusive Mode 2WD
上位グレードに専用装備が追加された特別仕様車ディーゼルモデルを試乗取材させて頂きました!
記事内前半でCX-8 Exclusive Modeのエクステリア・内装レビューを紹介します!
もう1店舗のディーラーさんは、
アンフィニ広島 大竹店さんです。
ありがとうございました!
こちらのディーラーさんでは、
CX-8 25S PROACTIVE 2WD
中間グレードのガソリンモデルを試乗させて頂きました!
記事内後半で2.5Lガソリン仕様の試乗レビューを紹介します!
どちらのお店も地元に根付く地域密着型のディーラーさんですのでお近くの方は是非!
CX-8 Exclusive Mode エクステリア
マツダのフラッグシップ CX-8
「間近で見るCX-8はデカい!」
発売から3年が経ち街中でも良く見かけるCX-8ですが、改めて見るとボディーサイズ大きさからフラッグシップの力強さを実感します!
CX-8のボディーサイズは、
全長 | 4,900mm |
全幅 | 1,840mm |
全高 | 1,730mm |
5mに迫る全長で伸びやかなスタイリングをキープ!
こちらの試乗車は年次改良モデルから追加された特別仕様車 CX-8 XD Exclusive Modeです。
車両本体価格は465万円。
上位グレードL-Pakageと比べると特別装備が追加され、約30万の価格差があります。
SUVとしてのソウルレッド
試乗車のボディーカラーは、
ソウルレッドクリスタルメタリック。
相変わらずの美しいリフレクションですが、
スポーティーなクルマで多く選ばれていたレッドカラーを、
今ではSUVのボディーカラーとして自然に街並みになじませるマツダのイメージ戦略はスゴイ!
リアビューもこのどっしり感!
おっ!今回の年次改良で変更された細かな違いにお気づきでしょうか?
「リアエンブレムが変わってます!」
今回の年次改良で車名のエンブレムが7世代フォントに変更されていました!
さすがマツダさん演出が細かいw
遠目では分からない部分ですが、前期型と差別化出来る良いポイント!
こういった所まで変更されている点は、後期型を購入しても所有満足度が高いですね!
続いて内装レビューへ移ります!
CX-8 Exclusive Mode内装
内装カラーはホワイト!
メンテナンスは大変そうですが、ホワイレザーだと高級感がより増しますね。
スイッチ加飾のメタル調仕上げやシートサイドまで同色ホワイトに統一されて隙の無い仕上がりです!
CX-8はマツダ6世代デザインなのでMAZDA3やCX-30と比べるとデザインは古く見えますが、
マテリアルの質感が高く非常に上質!
見えないマツダのこだわり
細かな点ですが、
CX-8等のマツダ6世代ラージモデルのドアポケット内には専用ラバーマットが!
底にフェルトが張り付けてあるのは見掛けますが、ここまでコストを掛けているのはスゴイ!
見えない所にまで音にこだわるマツダ品質の高さが見えます!
マツコネナビ画面拡大
今回の年次改良でナビ画面は7インチから8インチへ拡大!
ユーザーから要望があった点がやっと取り入れられました!
ただナビソフトが変更されていなかったのが残念な所。
7世代モデルと比べると画質は落ちてしまいますが、タッチパネルに対応しているというメリットもあります!
充実の装備群
インパネ周りは6世代デザインですがフロントシートには、
- シートヒーター
- シートベンチレーション
今では必須装備になりつつある、
- 電動パーキングブレーキXブレーキオートホールド
鉄板の快適装備も完備されている為ライバルの最新モデルと比較しても商品力は高いです!
年次改良でキーも7世代と同じデザインに変更されていました!
標準はブラックですが、オプションでボディーと同色にコーディネートも可能です!
ユーザー待望のサンルーフ!
「ついに待望の追加!」
今回の年次改良で中間グレード プロアクティブ以上に電動スライドサンルーフが追加されました!
この追加装備をずっと待っていた方も多いのでは!
後席からの眺めはこちら!
パノラマルーフではない為ルーフ面積は狭いですが、室内は格段に明るくなります!
ユーザーの要望を次々取り入れるマツダの姿勢は素晴らしいと思いますが、
これだけ追加されるといつが買い時なのか分からなくなってしまいますw
続いて後席をチェック!
後席はファーストクラス
「後席豪華過ぎーw」
シートの質感・座り心地共にファーストクラス!
オットマンこそ付いていないですが、大型ミニバンの後席にも匹敵する仕上がりでした!
Exclusive Modeはキャプテンシートのみの設定で6人乗り仕様しか選択出来ません。
その引き換えに巨大なセンターコンソールの立派な事!
着座する際ドアトリムの肘置きとセンターコンソール肘置きを同じ高さに合わせる事で、安定した姿勢が保てるよう設計されています。
分厚いセンターコンソールに手を置いてもドリンクホルダーと干渉しないデザインはイイですね!
先端にはスイッチが見えますがこちらは、
シートヒーター&シートベンチレーション!
ひぇー! 国産車で後席がここまで充実している車は見た事ないかも!
後席エアコンも液晶表示仕様!
オッサンの見苦しい足をスミマセンw
172cmの自分が座っても足元空間は余裕の広さです!
シートポケットまでダブル仕様ですかw
実用的に使える3列目シート
CX-8のアピールポイントである3列目シート。
大人が実用的に使用出来る居住性を実現しているとの事!
今回も実際に居住性を確認してきました!
マツダ初採用!電動パワースライド
特別仕様車 Exclusive Mode専用装備になる後席電動パワースライド機構!
ここまでの装備は輸入車でもプレミアクラスのクルマしか装備されいないかと!
では実際に確認してみます!
パワースライド作動させるには、後席シートサイドにある四角のボタンを押します。
すると、
リクライニングが自動的に倒れてシートが前方へ移動!
こりゃスゴイ!んですが、
「動作がかなり遅い。。。」
作動してから10秒以上掛かります。
安全面を考慮した機構なのかもしれないですが、雨の日等は待っているとずぶ濡れになるかもしれません。
後程の動画内で紹介してますが、実用面を考えるとイライラする場面があるかもしれません。
https://twitter.com/togari11/status/1210449910023118848
以前レビューさせて頂いたテスラモデルXは作動スピードも速くアクセスしやすかったので、もう少し速くなれば実用的になりそうですね。
それでは3列目へアクセス!
足元にある後席のレールが飛び出していないので乗り込みも非常にスムーズでした!
乗り込んだ後、最終的にはリクライニングは手動で調整してシートを戻す事になります。
3列シートへ座ってみました。
膝前空間も余裕があり、3列目もゆったりと座れます!
3列目も足先を入れるスペースがあり、窮屈さを感じさせないポイントは魅力的ですね!
大人6人が快適な空間を保てるCX-8はマツダフラッグシップSUVとして大きな魅力を持っていました!
閉じこもり事件
3列目を確認して車外へ出ようとパワースライドを作動しますが、
シートが動かない。。。
やってしまいました。
3列目から出れられなくなってしまい、まさかの1人閉じこもりです。
外にディーラーのスタッフさんが見えたので声を掛けてみますが、
すみませーん!
さすがの高い遮音性能。
一向に振り向いてくれませんw
最後はなんとか自力で後席ドアを開けて助けを呼び、なんとか脱出する事が出来ましたw
パワースライドスライド自体はエンジン再始動後きちんと作動していましたので大丈夫かと
何度か操作している内にエラーが起きたのだと思います。
ディーラーさんお騒がせしました。
以後気を付けますw
続いてラゲッジをチェックです!
ラゲッジスペース
3列目を使用した状態のラゲッジはこちら!
大型ミニバンよりも奥行があり、十分な積載量です!
3列目を倒すと更に広大なラゲッジスペースが出現!
少し気になったのは、
収納した時の後席の隙間。
普段2列仕様で使う時には、物によって下へ荷物が落ちるかもしれません。
3列目シートを完全に格納する仕様ではないのでフルフラットではなかったです。
営業の方にお聞きしたのですが、
純正のラゲッジマットを敷いて対応しているオーナーさんが多いそうです。
CX-8 Exclusive Modeエクステリア360°View
[arve url=”https://www.youtube.com/embed/oIvum4E-ePk” thumbnail=”1245″ title=”CX-8 Exclusive Mode エクステリア360°View” description=”CX-8 エクステリア 360°Vew” upload_date=”2020/2/7″ parameters=”” /]最後にエクステリアの360°View動画をどうぞ!
立体的な質感や後席パワースライドの動作も撮影していますので参考になれば幸いです!
最後は試乗レビューです!
CX-8 年次改良モデル試乗レビュー
今回の試乗レビューはCX-8ガソリンモデル!
以前CX-30XDを試乗させて頂いたディーラーさんでワインディングを含むロング試乗をさせて頂きました!
試乗車スペック
CX-8 25S PROACTIVE ディープクリスタルブルーマイカ
全長 | 4,900mm |
全幅 | 1,840mm |
全高 | 1,730mm |
ホイールベース | 2,930mm |
車両重量 | 1,770mm |
搭載エンジン | 2.5L直列4気筒6速AT |
最大出力/トルク | 190ps/252N・m |
駆動方式 | FF |
使用燃料/燃費 | レギュラー/WLTC12.4Km/L |
乗車定員 | 6名 |
車両本体価格 | 354万円 |
同グレードPOROACTVE XDとの価格差は約42万円。
フラッグシップモデルCX-8 ガソリンエンジンの実力とは?
出足の印象は
停止からの出足はビッグボディーを感じさせないキレのある印象!
ディーゼルモデルより100キロ軽いガソリンモデルの出足の良さを早速感じます。
ディーゼルエンジンの低速時に感じるアクセルレスポンスの遅れや微振動が無い為、静粛性が高く好印象でした!
滑らかな加速フィール
市街地を抜けてワインディングコースを走らせますが、加速フィールの滑らかさはXDよりも上質に感じます。
価格差を考えるとガソリン仕様モデルはCX-8を手軽に買える廉価グレードの位置づけだと思っていたんですが、
実際に乗ってみるとエンジンフィールの躾の良さを体感出来ました!
最近ではどのメーカーも採用されている2.0Lダウンサイジング・エンジンですが、
CX-8は2.5LのNA自然吸気を採用。
2.5Lエンジンという排気量の余裕が走りの面にも現れています!
PROACTIVEグレードはシートがファブリック仕様になりますが、ホールド感はレザー仕様と何ら変わりありません!
マツダのシートの厚み恩恵はファブリックシートの方が直に感じ取れます。
シートベンチレーションは装備されていませんが、
シートヒーターの温かみはファブリックの方が体に心地良く伝わり気持ち良い!
スローなステアフィール
カーブが連続する場面に差し掛かると、ステアリングの応答はスローに反応。
ここは全長の長いCX-8の特性が出てしまう所です。
ステア応答が遅くという訳では無く、
ブラッシュアップされたG-ベクタリングコントロール+の効果でロールを抑えながらゆったりステアリングを切る特性は他のマツダ車と違った味わいでした!
スポーツモード
25Sにはドライブセレクションというドライブセレクトモードが搭載されています。
こちらもディーゼルモデルには無い機能ですね。
スポーツモードへ変更してみると、
アクセルが鋭くなりレスポンスはシャープな印象に!
登り坂のシーンでは多少パワー不足を感じる場面もありましたが、
ディーゼルエンジンのトルクでコントロールしながら操る感覚とは違う、任意で乗り味を切り替え出来る点も魅力的でした!
取り回しの良い全幅
狭い道路を通過する場面では、離合に気を遣いそうに思ますが、
CX-8の全幅はCX-5と同じ1,840mm
バランスの良いパッケージングの高さもCX-8の魅力ポイントです!
重さを感じさせないキレの良い走りとフラットな乗り味は、ゆったりしたクルージングを楽しむ魅力を持った1台でした!
ディーゼルモデルとの価格差を考えるとコスパ面では、ガソリン仕様を選ぶ選択肢も充分に感じ取れる試乗となりました!
以上で試乗レビュー完了です!
まとめ
今回の年次改良モデルでは、
グレード展開やパワートレインに選択肢が広がり、CX-8の商品力は到達点にきているのでは!
豪華な装備を極めるExclusive Modeを選択する所有満足度の高いグレードの展開や、
価格を抑えながらも高いパッケージング力と不足の無い安全装備群でコスパの高い選択も可能!
細かな装備追加やマツダのコダワリを詰め込んだラージサイズSUVとして魅力的なクルマだと思います!
当ブログではいつもお伝えしていますが、
クルマの魅力は自分で体感してナンボ!
大人のロングツアラーSUV! CX-8の魅力をお近くのマツダディーラーで体感してみて下さい!
クルマの購入を検討中の方はクルマの下取りを検討されていると思うのですが、
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次回の予告
次回の魅力をご紹介するクルマは、
美しきシューティングブレーク!
4MATICで感じた抜群のグリップ感と共に魅力をお伝えします!
お楽しみに!
今後もクルマの魅力を伝えるブログを発信して、試行錯誤しながらより分かりやすいコンテンツを目指そうと思っています!
最後まで読んで下さりありがとうございました!