【コンパクトSUVの定義とは?】レクサスUX200 F-SPORT 試乗しました!インテリア・試乗編

SUV

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こんにちは。 togariです!

今回は前回から引き続き、レクサスUX200 F-SPORTのインテリア・試乗編をお伝えしようと思います!

実用性よりデザインを最優先させたエクステリアに対し、インテリアはどんな仕上がりでしょうか?

新エンジンのダイレクトシフトCVTも体感して来ました!

今回かなり長文になっていますのでご了承下さいw

レクサスUXが気になる方、検討されている方の参考になれば幸いです。

インテリア編

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運転席を上から撮ってみました。

まず目に入るのはレッドシートとブラックインテリアのコンビネーション!

なかなかスポーティーな仕上がりになっていますね!

レクサスUXはグレードがF-SPORTになるとシートが専用になります。

運転席に乗り込んでみると、パワーイージーアクセスシステムという機能が作動して、シートやハンドルを指定した位置へ自動調整してくれました!

クルマに出迎えられるような感覚で、おもてなし感を感じました!

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運転席ドア内側です。

ココの質感が良くないとは聞いていたんですが、実際に見ても上部はハードプラ仕上げであまり良くはなかったです。

ただ、今回の試乗車はドアポケットに赤で差し色が入っていたので全体的にみると同クラス並みの質感に見えました。

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ウインドウスイッチ周りは表面にヘアラインの様なパネルが張ってある仕上げでした。

ドアロックはピンタイプになっていますね。

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シートはフレアレッドというカラーの本革シート仕様でした。

縫製の細かさとシートの質感はさすがレクサス! 高級感があります!

ヘッドレストにもF-SPORTの刻印が入っており、一体型では無くヘッドレストの高さ調整も出来るようになっています。 身長の高い方も微調整出来るのはイイですね!

シートヒーターは標準装備!シートベンチレーションはオプション設定があるんですが、本革シートとセットオプションで¥248,400-と結構高価になります。

(バージョンLでは標準装備になります。)

レクサスのエントリー車種で、この装備が設定されているのは魅力的ですね!

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運転席全景です。

シンプルながらもワイド感を出したハイセンスなデザインですね!

それぞれの装備が水平に配置され綺麗なまとまりのデザインです!

試乗する前はレクサスLCっぽい感じかなと思っていたんですが、実際乗り込んで見ると、フロントウインドウまでの距離が近いので予想とは違った印象でした。

操作スイッチ類は極力少なく配置されており、パネル類が運転席に向かって傾けてあるのでドライバーが操作しやすい配置になっていますね。

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ステアリング詳細です。

F-SPORT専用のステアリングデザインになっています。

本革の触り心地も滑らかでパドルシフトも装備!スポーティーで高級感出てます!

下部のF-SPORT専用ロゴも良いアクセントになってますね!

ステアリングスイッチは左右対称に配置されてデザイン的にもスッキリしてます。

ただ、ボタンの数が多い為、ブラインド操作は慣れが必要かもしれないです。

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運転席メーター周りです。

UX F-SPORTはエンジンを起動すると左から右へ向かって可動するメーターです!

中央へ移動する動きはなかなかカッコ良かったです! 以前IS等に装備されていましたが久し振りに採用されましたね!

メーター部はフル液晶で画像の質も高かったです! 指針はタコメータを表示して、スピードはデジタル表示になります。

マイナスな面としては、画面に表示される情報が少なくなるトコロもありますね。

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 画像の横に付いているダイヤルがドライブモードセレクトになっていました。試乗の時実際に試してみたんですが、とても使いやすいです‼︎

ダイヤルを回すとエコ・スポーツモードへので切り替えで、横のボタンを押すとノーマルモードに戻るんですが、運転中に目線を下げる事無く切り替えできるので、シフト周りにあるものより全然使いやすいです‼︎

たしかレクサスLCも同じようなデザインだったと思うんですが、ダイヤルの反力もあり運転時には積極的に使いたくなりますね!

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ナビ画面詳細です。
10.3インチのワイドデスプレイはインパクト抜群! スピードメーターのフードから水平に配置されているので圧迫感が無くて見やすいです!ワイド画面なので地図を2画面表示してもわかりやすいですね!

横に配置されている時計は,F-SPORT専用デザインのアナログクロックです。

高い位置に配置されて運転中も見易かったです!時計がある事で引き締まり、より高級感が出ていますね!

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地図を1画面で表示するとこれ位の大きさの表示になります。

地図が広く表示されて見やすいですね!

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バックモニターの表示も後方側と上からの画面を同時に表示出来るのでとても便利です!

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エアコンルーバーの下にあるのが ピアノの鍵盤のように並んだエアコンのスイッチパネルです。

なかなか個性的なデザインで素材も金属製になっていてヒンヤリして質感は高いです!

営業の方の説明だと、女性がネイルをしても操作しやすいよいうにスイッチが大きめにデザインされているとの事でした!

今回のレクサスUXはデザインに女性の方が携わっているので、女性目線の細かな気配りがされているんですね!

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更に下にはCD・DVD・Blue-Ray再生のスロットルと、ステリングヒーター・シートヒーター・シートベンチレーションのスイッチが並びます。

Blue-ray再生対応は嬉しい装備ですね! 同クラスの輸入車ではまだDVD再生までのクルマも多いのでココはレクサス大きくリードしていますね!

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シフトレバーはストレート式のタイプで赤のステッチが入るブーツカバーも付いています。 F-SPORTだとシフト部もパンチングレザー仕上げになっています。

横にあるのがタッチパネル式のリモートパネルです。

従来のモノより大きくなってはいましたが、使ってみると指の動きよりカーソルの動きが早くなってしまい少し操作しづらかったです。

僕は右利きなんですが、“ノートパソコンのタッチパッドを左指で操作する様な感覚”でした。

普段使う操作はステアリングやインパネで操作できるので不便は無いと思うのですが、

ココのパネルは慣れが必要だと思います。

レクサスは画面のタッチパネルには対応していないのですが、最近各メーカーも大型のタッチパネル採用へ変わりつつあるので今後の展開に期待したいですね。

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その下には新設計のオーディオスイッチがありました。

操作はしやすいですが、調整ダイヤル自体が小さいので男性だと使いにくい時があるかもしれません。

その横にはアイドリングストップとブレーキオートホールドのボタンがあります。

レクサスUXもエンジン始動時に毎回オートホールドボタンを押して機能する仕組みになっています。 このあたりは他の国産メーカーと同じ仕組みですね。

シフト周りの表面も綺麗なヘアライン仕上げのパネルが付いていました。

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ダッシュボード上部には、ハイルーフ調シボという和紙の様な素材が使われていました。色がブラックなので素材感が画像ではわかりにくいと思いますが、

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バージョンCだとこの様な感じの仕上げになっています。
どちらもヘアライン加飾のパネルがアクセントになっていて実際に見るとオシャレな仕上がりになっていました!

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助手席部です。 座ってみると足元空間は広くゆったり座れました。

グローブボックスの開閉は横にあるボタンで行えます。

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グローブボックス内です。車検証と説明書を入れると余裕はほとんど無いです。

ETCスロットはこの中に収納してあります。

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ココからはレクサスUXの性能や装備とは違うトコロなんですが、

レクサスのパワーウィンドウの閉まり方が好きなんです!

オートで閉める時に最後少し遅くなり、ゆっくり閉まるんですよ。

ココに大人な余裕というか、内面的な贅沢感を感じてしまいます!

 こんな事を言う人はあまりいないかもしれないですがww

クルマの走行性能や綺麗な質感は時間が経てば段々と慣れてきますよね。

普段良く使ったり、触る所に満足感があるとクルマへの愛着も強く湧いてくると思っています!

僕はレクサスオーナーになった事はないので余り偉そうな事は言えないんですが、こういう細かな演出のおもてなしの心がレクサスの魅力だなと思います!

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スミマセンw レビューに戻ります。

オプション設定¥108,000-になっているムーンルーフを室内から撮ってみました。

上からの圧迫も少なくなるし、室内が一気に明るくなるのでこれからの季節はテンション上がりますね!

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後席ドア内側です。

前席よりも質感が下がる感じで淋しい仕上がりでした。

このあたりは前席パッケージを置いているクルマなので仕方無いトコロですかね。

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後席の上部空間もスポーツシートの傾斜もあって乗り込む際も圧迫感はありますね。

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後席に実際に座ってみました。

172cmの僕が前席のシート調整を行うと、膝の隙間はコブシ1個分位でした。

4人乗車は可能と思いますが、5人は厳しそうです。 ただ、リアの窓面積はある程度大きく圧迫を軽減してくれるので、同クラスのCセグ並みの室内空間だと思いました。

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後席の装備としてはエアコンの吹き出し口もありますし、写真には映っていないですが、アームレストも装備さえれていました。

試乗編

レクサスUX200 F-SPORTの試乗レビューです。

ディーラーを出てすぐ国道を走ったのですが、

低速からのトルクは結構あります!

新エンジンのダレクトシフトCVTは発進用に1速のギヤを追加しているのでそこの影響は大きいですね!CVTエンジンで感じるモアモアした加速感は薄れて、キビキビした加速をするなと思いました!

これでノンターボエンジンなのでなかなかイイ仕上がりだと思います!

国道を曲がり、少し長い上りが続く道になったのでドライブセレクトをSportsモードに切り換えてみました。

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更に加速感が増していき、ハンドリングもシャープになりました!

アクセルを踏み込むと車内に若干音は入ってきますが、耳障りな程では無いのでそれ程気にはならなかったです。

今回採用されているダイヤル式のドライブセレクトはホント使いやすいです!

操作もダイレクトに出来るし、運転を楽しむ感覚で使えるのでココはレクサスUXの強みのポイントだと思います!

コーナリング時も車高は低い為、振れが抑えられてスムーズに曲がれました。

コンパクトながらレクサスのSUVとしては初の新プラットフォームを採用していますので、ボディ剛性は良く効いています!

ステアリングヒーター、シートヒーターも程良い暖かさで調整されて快適でした。

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レクサスUXには、 “レクサスクライメイトコンシェルジュ” という左右独立のエアコン、シートヒーター、更にステアリングヒーターまで自動的に制御するというハイテクな機能も装備しています!このクラスではなかなか無い装備だし、上位車種のNXには装備がないのでココはスゴイですね!

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全体的な乗り心地としてはハッチバックとSUVの間の目線高さなので、上から見上げる感も無く車体感覚は掴み易かったです。 SUVよりセダンに近い運転感覚でした。

ナビ画面がメーターフードと同じ高さで延長されているので中央に飛び出ている感じが無く、運転中も非常に見やすいです。

この辺りは運転に対してのトータルバランスを上手くまとめ上げているなぁと思いました。

UX200はハイオク仕様ではありますが、ノンターボでも結構イイ走りもするし、燃費もJO8モードで17.2km/Lと良いほうですのでガソリン仕様のUX200もコスパ的にはイイ選択だなぁと思いました!

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今回は営業の方のご厚意でUX250h バージョンCにも試乗させて頂きました。

ありがとうございます!

試乗させて頂いたのは レクサスUX250h バージョンC

ボディーカラーは ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリングという長いカラーネームですww

赤土をイメージしたカラーらしいです。

インテリアカラーもホイワイトアッシュという白系の色になり、室内も明るくなるとイメージ変わりますね

レクサスUX250hのグレード名ですが、実際はハイブリッドシステムを1800から2000ccへ排気量を上げてエンジンを搭載しています。

ガソリン・ハイブリッド共に同じ排気量のグレード構成は珍しいですね。

レクサスUX250hの乗り味としては、走り始めは若干エンジン音が室内に入って来ましたが、エンジンが暖まるとスムーズな加速でかなり静粛性高いです。

絶対的なパワーは余り感じられなかったのですが、全体的に優しい乗り味で街中をゆったりと流すには快適な乗り味でした!

搭載しているエンジンはダイナミックフォースという新設計のエンジンを採用しており、燃費もJO8モード25.2km/Lになっています!

レギュラー仕様になっていてるので維持費が安く済むのも良いですね!

最近はレクサスのハイブリッド車もハイオク仕様が多くなってきていますので、レクサスUXは今後貴重な存在になるかもしれないですね!

レクサスUXの現在の納期ですが、割合としては8:2でハイブリッドが圧倒的に多いそうです。

納期はハイブリッド仕様が約5か月、ガソリン仕様が約3カ月位になるそうです。

今年は消費税の増税問題もあるので早めに動いたほうが良さそうですね!

まとめ

良い点としては、

  • スタイリングを最重視したエクステリアはクーペの様に美しい!
  • レクサスのエントリーグレードながら安全装備や快適な装備を設定しており、ソフト面での満足度も高い!
  • 新エンジンのダイレクトシフトCVTの出来が良くドライビングも楽しめる!
  • パワーウィンドウの閉まり方ww

不満な点としては、

  • 内装の一部の質感が悪く、クルマの価格帯からすると淋しい。
  • 新ガジェットの実用性はまだ完全ではない気がする。
  • 価格に対する内面的な質感に満足できないと、小さくて割高なクルマになってしまう。

というような感じでした。

レクサスUXはスタイリングを最重視しているクルマですので万人受けするクルマでは無いと思います。

価格帯もオプションと合わせると500万を超えてきますので、実用性をとればボディーの大きいSUVや人気のミニバンだとかなり上位グレードの車種も選べると思います。

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“コンパクトSUV”という言葉がありますが、

よく考えてみると、元々実用性の高いSUVのボディーを小さくまとめたクルマなので妥協点が無いクルマとなるとかなり難しいですね。

実用性や広さを求めるのはミドルサイズのSUVが最適だと思います。

レクサスUXはスタイリングを重視しながら、レクサスならではの品質や細かな演出が最大の魅力だと思います!ココが気に入れば、2シータークーペのように長く愛着が湧く1台になるのでは無いでしょうか!

次回紹介するクルマは、

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巷で話題の、‘’会話するクルマで有名なCセグハッチバックを試乗して来ました!

これがまたちょっとした事件がありましてww

お楽しみに!

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