【軽快なガソリンGモデルにも注目】新型ヴェゼル乗り比べ試乗レポート

SUV

話題沸騰の国産コンパクトSUVを乗り比べ試乗で体感!

こんにちは。togariです!

新型ヴェゼル試乗して参りました!

今回はハイブリッド・ガソリン両パワートレインの乗り比べ試乗編をお伝えしたいと思います!

先進的なスタイリングと装備群で大人気のハイブリッドモデルですが、

軽快・スポーティーなガソリンモデルの動的質感も魅力的な仕上がり!

地味な存在のガソリンモデルですが見逃し厳禁かも!

両パワートレインを乗り比べ試乗を通して、ホンダ 新型ヴェゼルの魅力に迫ります!

 

当ブログではクルマを実際に見て感じた感覚を大事にしたいと思っています。
カタログだけでは伝わりにくいクルマの魅力を現場から楽しくお伝えします!

ディーラー紹介

今回試乗させて頂いたディーラーさん2店舗の紹介です。

一店舗目のディーラーさんは、

ホンダカーズ山口 岩国中央店さんです。

 

ありがとうございました!

ホンダ正規ディーラーとして地元で長くホンダ車を販売されている地域に根付いたディーラーさんです。

 

こちらのディーラーさんには、

 e:HEVモデル Z FF/プラチナホワイト・パール

充実装備のハイブリッドモデルが配備されています。

連休前の慌ただしい時期に店長さん自ら同乗試乗して頂きました!

もう一店舗のディーラーさんは、

ホンダカーズ広島 大洲店さんです。

 

ありがとうございました!

ホンダカーズ広島・山口の本店舗として県内最大の展示・試乗車を配備するディーラーさんです。

こちらのディーラーさんには新型ヴェゼルの試乗車を2台配備。

 

  •  ガソリンG FF/サンドカーキ・パール
  •  e:HEV X FF/クリスタルブラック・パール

ガソリン・ハイブリッドモデル2台の試乗車が配備されています!

 

こちらで試乗取材したモデルは、

 ガソリンモデルG FF/サンドカーキ・パール

なかなか試乗車の少ないガソリンモデルの新型ヴェゼルを試乗させて頂きました!

 

こちらのディーラーさんを含むホンダカーズ広島・山口の店舗では、只今新型ヴェゼルの試乗キャンペーンを実施中です。

 

https://www.honda-yonrin-nishichugoku.co.jp/

2021年5月31日までの期間に試乗後アンケートに答えて頂くと抽選で、

絶景スポットで有名な角島を眺めるホテルの宿泊券が抽選で当たるかも!

コロナ禍の厳しい状況が続きますが予防対策を講じながら楽しみたい所ですね。

どちらの店舗も初めての方でも安心して来店出来るディーラーさんですのでお近くの方は是非!

それでは新型ヴェゼルのモデルスペックから紹介です!

新型ヴェゼル モデルスペック

ハイブリッドモデルZ

プラチナホワイト・パール

「イメージカラーのホワイトは先代から車格が上がった上質スタイル!

先行発表時には物議を呼んでいた新型ヴェゼルですが、ホワイト・ヴェゼルは都会的なスタイルに進化。

ヘッドライトを高く配置した迫力あるフロントフェイスがSUVらしい力強さも感じられます。

ハイブリッドモデルの試乗車は、

e:HEV Z FFモデル。

e:HEVのグレード展開は、

グレード車両本体価格
X FF265万円
Z FF(試乗車)289万円
PLaY FF329万円

※PLaY以外には4WD仕様の設定も有り。

新型ヴェゼルは松竹梅といったグレード構成では無く、乗り手のスタイルによってグレードを選ぶスタイルを採用。

快適装備充実ならZ、パノラマルーフやツートンカラー重視ならPLaYといったグレードで分けられています。

価格の高いPLaYグレードに全て装備が充実しているのではないので注意が必要。

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発売後にグレード毎の装備や質感チェックして来ましたのでこちらの記事もどうぞ!

 

ガソリンモデル G

 

サンドカーキ・パール

「はい。最高っす!!」

ホワイトボディーとは対照的にカーキカラーをまとった新型ヴェゼルはアクティブ感満載!

ガソリンモデルに標準装備される16インチアルミホイールとの相性も抜群です!

前回アップした記事でクルマ好きの方々からのコメントも、

「軍用車を思わせる珍しいボディーカラーで優勝!」

「サンドカーキ完全優勝! ラシーンやランクル60等にも見掛けるカスタム・ペイントしたようなワイルド感!」

評判も上々の様です!

個人的にはも1番カッコ良く見えたので是非現車を見て頂きたいボディーカラーです!

一方のガソリンモデルは、

Gグレードのみのワングレード展開。

グレード車両本体価格
G FF(試乗車)227万円
G 4WD249万円

メーカー自体ハイブリッド推しでガソリンモデルを売る気が無いワングレード展開。

カタログには車両写真さえも載っていない可哀そうなグレードでもありますw

両パワートレインを試乗した個人的な感想としては、

 

ガソリンモデル大いにアリな仕上がりです!!”

 

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新型ヴェゼル ボディーサイズ

新型ヴェゼルのボディーサイズは、

 

サイズ/車種ヤリスクロスCX-30新型ヴェゼル
全長4,180mm4,395mm4,330mm
全幅1,765mm1,795mm1,790mm
全高1,590mm1,540mm1,590mm
ホイールベース2,560mm2,655mm2,610mm

同クラスになるトヨタ ヤリスクロスとマツダ CX-30の間に位置するサイズ感です。

コンパクトSUVクラスは各メーカーでデザインや居住性を切り詰めてひしめき合っている状態ですね!

愛車のCX-30と並べても、新型ヴェゼルは全高が60mm高い分車体が大きく見え迫力あるスタイリングです

搭載パワートレイン

e:HEV ハイブリッド

ハイブリッドモデルのパワートレインは、

e:HEV 次世代2モーターハイブリッドシステム

エンジンモーター
最大出力106ps131ps
最大トルク127N・m253N・m

1.5L直列4気筒エンジンに発電用と走行用の2つのモーターを搭載。

日産のe-POWERなどでも採用されている、モーター走行をメインにしたハイブリッドシステムです。

昨年発売された新型フィットと同型式のパワートレインを新型ヴェゼル用にチューニングされ、静粛性や加速性能を強化!

 

1.5L直列4気筒 ガソリン

ガソリンモデルのパワートレインは、

1.5L直列4気筒エンジン。

先代ガソリン新型ガソリン
最大出力129ps118ps
最大トルク153N・m142N・m
圧縮比11.510.6

スペックだけで比べると先代よりも最大出力と最大トルクはダウン。

一方で燃料供給をPFI(ポート噴射式)を初めて採用する事で圧縮比を下げて、“静粛性・出力と燃費のバランスを両立する”事が出来たようです。

書いてる本人もしっくり分からんですがw

今回乗り比べたハイブリッドZとガソリンGでは、

ガソリンモデルの方が車重が100キロ以上軽い点も大きく影響しそうな予感!

それでは早速試乗レポートへ移りましょう!

 

新型ヴェゼル ハイブリッドZ 試乗レポート

出足の印象は、

 

スイッチの位置は押し辛いかも

パワーボタンを押すと、モーターが起動して静かな起動音。

EVモデルのような静けさは走る前からワクワクします♪

 

シフトをDレンジに入れようとすると、1段下がってBレンジに。。

ホントに細かなポイントなんですが、シフトレバーの剛性が弱い様な気がしました。

自分自身普段からいろんなクルマを試乗させて頂いてますが、

意識しなくても良いポイントで違和感を感じるのはやはり取り付け剛性が弱いのでしょうか。

ここは個体差なのか、初期ロット不良なのか謎です。。

ゆっくりと市街地へ走り出した印象は、

 

「走り出しは非常にしっとり!」

ゆったり重厚感を出した出足は先代よりも上質になった印象です!

アクセルペダルに伝わる振動も抑えられて静粛性の面でも大きな進化!

先代モデルの1モーターハイブリッドから2モーターハイブリッドへ変更された影響が大きいかと思います。

一方で停止からの加速感は想像していたよりは弱いかも。

同じく2モーターを採用した日産キックスe-POWER程のパンチのある加速感は感じませんでした。

もっさりする程の鈍さでは無いですが、あえて乗り味を上質方向に振っているのかもしれません。

発電用のモーターですが、平地を試乗中も以外と頻繁にエンジンに切り替わるなという感覚も。

見下ろすビューと軽快なハンドリング

 

上から見下ろす様なアイポイントの高さが新型ヴェゼルの魅力!

普段CX-30に乗っている事もありますが、コンパクトクラスでもSUVの醍醐味を味わえる事が出来ます♪

CX-30は30で良さが有りますが、クリアな視界と水平基調の内装デザインはワンランク上の印象に感じました!

 

ハンドリングの応答性は軽めな印象。

ヴェゼル自体がファミリー層もターゲットに入っている為、女性でも扱い易く取り回せます♪

街中での直進時はセンターを捉えてくれますが、コーナーではロールを感じて膨らむ印象も。

ブレーキタッチは踏み始めで1度強めに制動力がかかるので安心感がありコントールし易い印象です♪

18インチの乗り心地

 

おぉ。18インチの足元も引き締まってカッコいいですねw

新型ヴェゼルの搭載サスペンションは、

  • フロント:マクファーソン式
  • リア:車軸式(トーションンビーム)

街乗りの乗り心地はかなり改善されています!

先代ヴェゼルは発売当時足回りが硬すぎた印象でしたが、新型は安心!!

路面の継ぎ目のいなし方はフラットライドそのもので、ここでも感じる上質感!

ホンダ車特有のスポーティーな足回りを想像していたら見事に裏切られましたw

 

安全支援装備を体感

 

街中を流しながら営業さんと、

“ヴェゼルのCMに秋吉台出ましたね!”と地元トークで盛り上がる♪

初めて伺わせて貰ったディーラーさんでしたが、大変丁寧に対応して頂きました!

 

大きなトピックとしてはホンダ車初採用になる、

ブレーキオートホールドにメモリー機能が搭載されています!

これでエンジン始動毎にボタンを押さなくても機能をずっと保持!

自分のCX-30はたまに押事を忘れて信号待ちでカマ掘りそうなりましたw

電動パーキングブレーキ+ブレーキオートホールドの組み合わせは採用が多くなっていますが、新型ノートに続き今後は国産車でもスタンダードになっていきそうですね!

 

 

安全運転支援機能のACCも試してみましたが、減速の具合も自然で良好な仕上がりです。

一方でステアリングアシストを行う車線維持支援システムは65キロ以上から作動する仕様になっています。

登り坂での印象とスポーツモード

メテオロイドグレー・メタリック

 

ハイブリッドモデル試乗の最後は登り坂とスポーツモードを体感。

ロータリーになっている連続した上り坂を走行してみましたが、トルク不足に感じない位のゆったりめなアクセルワークで登っていく印象です。

最後に直線道路でスポーツモードを体感。

踏み込むと吹け上がりはしますが、1.5Lエンジンの頭打ちしてしまいエンジンがうなってしまいます。

“CM演出の様なリニアな加速感ではないかなぁ”

というのが正直な感想です。

 

ハイブリッドモデル総評

 

新型ヴェゼルハイブリッドモデルを試乗して動的質感の印象は、

“過度にスポーティーさを出さずに気持ち良く運転するフィーリング”

ホンダ特有のスポーティーさを出した乗り味よりもマイルドな味付けの仕上がりです。

あえて上質指向に振ってイメージ脱却を狙っているのだと思います。

続いてガソリンモデルの試乗レポートです!

 

 

新型ヴェゼル ガソリンモデル試乗レポート

個人的に期待していた1.5Lのガソリンモデルの動的質感。

今回は発売直後という事で短時間ではありましたが市街地を1人試乗させて頂きました!

ハイブリッドモデルの試乗2日後にイメージを残したままガソリンモデルを体感!

スポーティーな走り出し

 

「走り出しめっちゃ軽快ですよ!」

これは良いw

ハイブリッドで感じた緩めのアクセルワークを払拭するレスポンスの機敏さ♪

低速からのトルクをグイグイ感じながら中速域までスポーティーな加速性能を見せてくれました!

このクラスの軽量・小排気量エンジンでは加速と共にボディーが揺さぶられるかと思っていのですが、ガソリンモデルの方が重心が安定してます。

 

16インチタイヤの肉厚が路面からの突き上げを吸収してくれがっちりした接地感!

最近の新型車はタイヤ&ホイールの大径化が進んでいますが、ボディーに合ったタイヤ仕様は乗り心地も良いなと再確認です♪

 

ハイブリッドモデルで感じたシフトレバーの剛性ですが、

ガソリンモデルでは違和感を感じず。。

これは気のせいだったのでしょうか。

新型ヴェゼルを試乗された方の感想をお待ちしておりますww

異なるハンドリング

 

回頭性を重視したハイブリッドモデルのステアフィールに対して、

ガソリンモデルはキビキビした応答性。

ウレタン仕様のステアは径も太くなりますが、遊びが少ない為コーナリングも安定して曲がれます!

この操舵性ホンダらいいなぁ♪

ホンダ本来のダイレクトな操舵性がハイブリッドモデルよりも好印象な乗り味です!

 

本革巻きに比べると触り心地は劣っている為、質感はハイブリッドモデル優勢になってしまうw

当たり前ですが静粛性はハイブリッドモデルの圧勝でした。

静粛性はハイブリッドの圧勝

 

車内に入る音の遮音性能は結構頑張ってるけど、アクセル・ブレーキペダルには振動を感じます。

新形ヴェゼルは全グレードでホンダセンシングが標準装備。

全速度追従機能や車線維持機能はガソリンモデルも装備されていますが、ブラインドスポットモニターだけが装備出来ない仕様になっています。

装備面ではどうしてもベースグレードの弱さが見えてしまう所。

スポーツモードを体感してみると、

 

市街地を走行して行くと橋を通過する登り坂を通過。

アクセルを踏み込んで挑んでみると、、

ラグ無く加速はして行きますがエンジンがうなってしまいパワー不足は感じるかな。。

それではスポーツモードで走破!と意気込んでみると、

そこにはECONボタンが。。

ガソリンモデルにはドライブセレクトもコストカットされています。。

マジっすかw

仕方ない所ですが、街乗りの軽快感は大いに評価出来る走り!

唐突ですがここで試乗レポート完了ですw

ガソリンモデル総評

 

新型ヴェゼルガソリンモデルの動的質感は、

“ホンダ車本来の走り重視の乗り味はハイブリッドモデルより好印象!”

質感や装備差を考えるとハイブリッドより劣る部分も多いですが、走りの楽しさでアリな選択かも!

個人的には先代モデルのガソリンターボRSモデル復活に期待してしまう!

両パワートレインを乗り比べてみるとそれぞれ違った乗り味を感じる事が出来ました。

検討中の方へ何か参考になれば幸いです!

 

 

新型ヴェゼル最新納期

前回記事でもお伝えしましたが新型ヴェゼル最新の納期情報です。

 

 発売前から大人気で既に納期は長期化されている新型ヴェゼル。

今回伺った2021年5月1日時点での納期は、

  • PLaYグレードは納期14カ月以上で目処が全く立たず。
  • X・G・Zグレードは早くて2021年10月以降との事です。

やはり発売直後からスゴイ事になってきましたね。

特にPLaYグレードはツートンカラーとパノラマルーフ生産が追い付かず、発売後は販売店側も商談が出来ない状態みたいです。

納期14ヶ月になると愛車の車検が無い合わない方も多く、正式発売後は主にZグレードが多く発注されているとの事。

だからZの試乗車が多いの⁈(違うw)

先行予約時点でオーダーが殺到したPLaYグレードは、現在殆ど生産へ回っていると思われます。

コロナの動向や半導体工場の件も今後は影響を受けそうで、新型ヴェゼルを検討中の方は1日でも早く商談された方が良さそうです!

当ブログではいつもお伝えしていますが、

クルマの魅力は自分で体感してナンボ!

お近くのホンダディーラーで魅力的な新型ヴェゼルの魅力を是非体感してみて下さい!

 

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次回の予告

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次回は漆黒仕様の国産FRクーペの試乗レポートをお伝えします!

お楽しみに!

今後も現場取材にこだわった”クルマの魅力を伝える試乗ブログ”を目指しますのでよろしくお願い致します。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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