激化するコンパクトSUV市場に本命モデル登場!
こんにちは。togariです!
今回紹介するクルマはこちらです!
プジョー新型2008!
リリースラッシュが続くプジョーから発売されたコンパクトSUVに試乗して参りました!
国内外で最も激戦区になるBセグメントクラスにプジョーが新型SUVを投入!
個性的なスタイリングと魅力的な動力性能はライバルを一蹴する仕上がり!
クラストップの走りの楽しさは是非体感して頂きたいオススメの1台です!
BセグSUVに送り込まれた影の実力者 プジョー新型2008の魅力に迫ります!
ディーラー紹介
今回試乗させて頂いたディーラーさんは、
プジョー広島さんです。
ありがとうございました!
ブルーとホワイト基調がオシャレな外観が目印のお店は、プジョー・シトロエンを取り扱われるディーラーさんです。
前回紹介のe-208試乗の後にご厚意で2008にも試乗させて頂きました!
前回試乗取材の記事はこちら!
走りの楽しさを追求したピュアEVを体感! こんににちは。togariです! 今回紹介するクルマは、 プジョー新型e-208! プジョーから初めて発売されたコンパクトハッチのピュアEVモデル[…]
プジョーの新しいBセグハッチはクラスを超えた質感で魅了! こんにちは。togariです! 今回紹介するクルマは、 プジョー新型208!! ずっと気になっていたプジョーの試乗取材にようやく伺ってきました! […]
このブルーはヤバいw
展示されていたヴァーティゴ・ブルーの2008
ボディーから感じる深みと艶やかさはSUVとの相性も良く個人的にベストボディーカラー♫
コンパクトクラスからSUVまで幅広いプジョーの魅力を体感出来ますのでお近くの方は是非!
プジョー新型2008 モデルスペック
今回の試乗車はプジョー2008 GT Line
プジョーからラインナップされているSUVの中で1番コンパクトなモデルが2008。
イメージカラーになるフュージョン・オレンジは柿色の様な落ち着いた色合いを感じました。
定番カラーからのハズシとして個性を出せそうなボディーカラーです。
試乗車のグレードは加飾や装備を充実せたGT Line。
プジョー新型208 | プジョー新型2008 | |
Allure | 259万円 | 299万円 |
GT Line | 293万円 | 338万円(試乗車) |
プラットフォームを共有するハッチバック208同グレードとの価格差は45万円です。
SUVとしてボディーサイズが拡大され、搭載される1.2Lピュアテックターボエンジンの出力も100psから130psへ出力アップされています。
プジョー新型2008のボディーサイズは、
プジョー 2008 | ホンダ ヴェゼル | マツダ CX-30 | トヨタ ヤリスクロス | |
全長 | 4,305mm | 4,330mm | 4,395mm | 4,180mm |
全幅 | 1,770mm | 1,770mm | 1,795mm | 1,765mm |
全高 | 1,550mm | 1,660mm | 1,540mm | 1,590mm |
街中でも取り回し易いコンパクトSUVゾーンに食い込んできた感じですね!
機械式パーキングに入る抑えられた全高も国内では重宝しそうなサイズ感。
実際の印象は攻めたエクステリアデザインで数値よりも大きく見えCセグクラスに迫る迫力でした!
それではプジョー新型2008のエクステリアを詳しくチェック!
プジョー新型2008 エクステリア チェック
新生プジョーを表現
「厳つさの中に繊細なフレンチ・センスあり!」
言ってる事が良く分かりませんがw
トレンドの攻めたフロントマスクに大胆な3本爪デザインのヘッドライトは新生プジョーのトレードマークになっています。
GT Line専用の3本ラインはデイライトとしても機能し、強い光量で目線を浴びそうな仕上がりです!
国内仕様はナンバープレートのベースが剥き出しになっていましたが、2008はプレートがボディー同色になっている為仕上がりも自然な印象でした。
爪型ヘッドライトをアップで。
ヘッドライトの造形だけでもクラスの質感を超えてます!
2008にはフロントフォグライトも装備されている為、夜間では相当悪そうな目付きになりそうですw
並べて見ると新生プジョーは互いに攻めたデザインで先進的な仕上がり。
ボンネットのプレスラインの入り方も巧くモデル分けされているのが分かります。
2008と比較して大きく意匠変更されているのはフロントグリルのデザインです。
フロントグリル意匠変更
プジョー新型2008では縦型ルーバーデザインに変更され、グリル全体が内側へ湾曲する様なデザインになっていました。
デザイン性だけではなく、車高が上がる事へのダウンフォースの影響も配慮されている⁈
グリル上部のブラックアウトされた縁取りもダイナミックな仕上がりです!
208は横型ルーバーを採用し、ボディーライン添ったグリル形状に。
グリル自体は208の方が大きくデザインされてエンジン内が見えにくい緻密なデザインも良いですね♪
三角プレスが個性的
立ち上がったAピラーから絞り込まれたCピラーへと流れるようなクーペラインがサイドを彩ります。
個人的な魅力ポイントは前後にデザインされた三角プレスです。
サイドミラーの下部分と後席ドアに大胆にデザインされたプレスラインがめっちゃスポーティー!
実際には画像よりもプレスが浮き出る様にハッキリ見えて魅力的でした!
ボディーカラーによっても印象が違って見えそうですね♫
2008専用タイヤ&ホイール
プジョー新型2008 GT Lineには、
17インチアロイホイール(SALAMANCA)ブラックツートンを装着。
間も無く発売予定のピュアEVモデルe-2008には18インチが装着されますが、こちらは乗り心地重視の仕様になってます。
SUVとして嬉しくなる程の粘り強い足さばきでプジョーのネコ足を魅せてくれました!
先進デザインのリア
リアエンド周りはエッジが強過ぎてちょっとまとまりに欠けるかなぁという印象も。
リアテールランプは3008を彷彿させるスマートな形状になっていました。
お馴染みのリアローアングルをどうぞ。
リアテールランプとリアガーニッシュが横一文字繋がるデザインが未来的なスタイリング!
この角度だとリアエンドのまとまりも良く見える様な気がしますw
フレキシブル・ラゲッジ
2008のラゲッジは大容量の436L。
208で懸念されていたラゲッジ容量も充分なスペースが確保されてます!
ホイールベースが延長されたCMPプラットフォームの恩恵も大きいですね。
実用面でも魅力的なラゲッジですが、2008は面白い機能が備わっていました!
ラゲッジボードのアタッチメントを高い位置で固定すると。。
上下に区切って収納する事が可能!
ちょっとこの仕様は面白い発想ですね!
アウトドアシーンで汚れた物を分けて積み込む時なんかに重宝しそうです♪
こういった部分にもお国柄を感じられるラゲッジスペースでした!
続いてプジョー新型2008の内装をチェック!
プジョー新型2008 内装チェック
エッジスタイル・フロントドア
フロントドア内側はエッジを効かせたシャープなデザインが特徴的。
内装色はブラック塗装で統一されていますが、ドアトリム上部にはソフトパッドが使用されたりと質感の高さが光ります。
クラス超えの質感 フロントシート
GT Lineのフロントシートは208と同じくアルカンターラ&テップレザー仕様を採用。
マテリアルの質感と高いサポート性はSUVモデルでも身体をしっかりサポートしてくれます!
プジョーロゴ仕様のメタル・スカッフプレートやアルミペダルが採用され足元も不足無い仕上がり。
シート調整は手動式ですが、クラスを考えると許容範囲の装備でしょう!
ハーフ仕様のパノラマルーフ
開放感抜群のパノラミックガラスルーフがオプション設定されています。
国産車ではBセグSUVでの採用はまず無いので、輸入車クラスの特権ポイントですね♪
2008はガラスを後方へ収納する為、
後席の真上はルーフが残ってしまい後席手前からガラス部分になる仕様。
ルーフの開閉が出来る分機能が付いている分デメリットに感じる点もあります。
運転席全景も共通化
全体のインパネデザインは208モデルと共通化。
ドアトリムからダッシュボードへ繋がりを持たせた包まれ感が印象的ですが、SUVモデルとデザインの差別化があると良かったかなぁ。
小径ステアリング
プジョーお馴染みの小径ステアリング。
ポジションを下げ気味に設定する事で味わえる独特な操舵感が楽しい♪
ステア上下を平らなデザインにカットされた配慮で窮屈感も無く手に馴染んできます。
ガソリンモデルにはパドルシフトも装備されています!
3D アイ・デジタルコックピット
ホログラム調の画面が手前に浮き出る3D仕様のディスプレイは未来を感じさせます!
2008では中央のメーター部で時速とタコメーターがデジタル表示されます。
バックカメラの解像度は
国内モデルのタッチディスプレイには7インチ画面が採用。
バックカメラの解像度はそこまでは高くないですね。マツダコネクト6世代モデルに近い画質です。
Apple Car Playの接続も可能ですが、ナビ画面の大きさは今後改善の課題に感じます.
お洒落スイッチ発見
トグルスイッチの横にお洒落スイッチを発見!
ヒートシーターのボタンがココにあるんです!
これお洒落じゃないですか!!(個人的推しポイント)
丁度指でタッチ出来るデザインでさりげなく配置されて操作性も良い感じ!
フランス生まれの細かなデザインセンスは中年のオッサンにも刺さりましたw
グリップするシフトレバー
操縦桿の様なシフトレバーも内装を華やかに飾ります。
試乗取材3台目にしてようやく慣れてきましたが、シフトをしっかりグリップしながら操作する感覚は高揚感を感じます!
ローカライズ面の課題も
ダッシュボード内部は仕上げ無しのハードプラ仕様。
ヒューズ移植の関係でグローブしか入らないグローブボックスですw
助手席ドアポケットに車検証が入っていました。
この辺りの右仕様へのローカライズはドイツ車の方が対策が進んでいるポイントです。
続いて後席をチェック!
見えないコストダウン
後席ドア内側も前席同様のデザインに仕上げられているのですが、
後席ドアトリム上部はハードプラ仕上げになっています。
208も同じ仕様なのかもしれません。
後席でもデザイン性は保たれているので見た目だけでは分かりにくい見えないコストダウンです。
後席の居住性チェック
後席シートの仕上げはアルカンターラ&テップレザーの問題無い質感!
ヘッドレストまでしっかり造り込まれている点は素晴らしい!
SUVクラスでも後席アームレスト装備は無し。
172cmのオッサンが座っても足先を入れるスペースも有るのでゆったり座れます。
208より延長されたホイールベースの効果で後席でも大人がゆったり座れる居住空間が確保されていました!
後席からも前方視界がクリアで室内の居住性はクラストップレベルの仕上がりに感じました!
以上で内装チェック完了です!
エクステリアと内装は後日インスタ動画でも紹介予定です!
プジョー新型2008 インスタ動画
[arve url=”https://youtu.be/0YVSY5z3X6I” thumbnail=”http://img.youtube.com/vi/0YVSY5z3X6I/default.jpg” title=”ライバルを一蹴【プジョー新型200 GT Line】内外装チェック” description=”ライバルを一蹴するBセグSUV本命モデルの仕上がり! プジョーから発売されたコンパクトSUV新型2008の内外装をチェック!” upload_date=”2020/11/14 ” duration=”https://youtu.be/0YVSY5z3X6I” /]
ここまでをまとめたプジョー新型2008インスタ動画をどうぞ!
立体的な質感が参考になれば幸いです。
ブログをアシストする形で動画配信も継続していきますので、チャンネル登録よろしくお願い致します!
それでは最後に試乗レポートの紹介です!
新型プジョー2008試乗レポート
試乗車両スペック
PEUGEOT 2008 GT Line
全長 | 4,305mm |
全幅 | 1,770mm |
全高 | 1,550mm |
ホイールベース | 2,610mm |
車両重量 | 1,300kg(ルーフ装着) |
搭載エンジン | 1.2L直列3気筒DOHCターボ 8速AT |
最大出力/トルク | 130ps/230N・m |
駆動方式 | FF |
使用燃料/燃費 | ハイオク WLTCモード 19.2km/L |
車両本体価格 | 338万円 |
今回もディーラーさんのご厚意で1人試乗させて頂きました!
前回紹介したe-208と同じ試乗コースを走行します。
それでは試乗開始です!
走り出しの印象は
ピュアEVのe-208試乗直後でしたのでどうしてもエンジン音は目立って聞こえてしまいますが、
3気筒エンジンとしては軽い音色も感じさせないディーゼルを思わせるトルクを効かせたパワフルな走り出し!
ハッチバックモデルの208と遜色無い加速性能はSUVモデルでもしっかり表現されています!
何よりファーストインプレッションで強く伝えてくるのは小径ステアの存在です!
SUVと小径ステアの関係
車高が上がる事でステアリングの操作感覚が更にクイックに感じ取れました!
これは楽しい!
高いサポート性で姿勢が維持され、お腹辺りで滑らかに操作する気持ち良いステアフィール!
ステアリングとシートの位置関係のバランスの高さはプジョーだけの特別感ありますね。
背中を伸ばす様に姿勢が正されたドライブポジションは運転疲労を和らげてくれそうな予感です♪
シフトフィールを楽しむ
ストップ&ゴーが続く市街地を走行して行きますが、
1.2Lガソリンターボの魅力的ポイントは、ダイレクトなシフトフィールです!
ディスプレイ内のドライブギアがシフトアップと共に表示されてテンション上がりますw
あえてシフトショックを感じさせる設定になっている様なダイレクト感が印象的でした!
ここは多段化8速ATが採用されている輸入車だけの魅力ポイント。
コンパクトクラスのSUVでここまでの機動性の高さは大きな武器です!
17インチの乗り味は
17インチの乗り味はサスペンションのストロークが長く、乗り心地は208よりもマイルドに感じる程。
細かな突き上げを抑え込まれたしっとりした足回りでした!
シームレスな加速と軽やかな足さばき
踏み込めそうなストレートな道へ差しかかってきたのでドライブセレクトをスポーツモードへ切り替えます。
2008はセンターコンソールが高くデザインさえれている為スイッチ操作も自然に操作可能♪
コーナを抜けた出口からアクセルを踏み込んでみると、
「シームレスな加速性能で直ぐ様トップスピードに到達!!」
フル加速はシフトフィールが開放された様に伸びやかに車速が上がります!
スゴイ楽しいw
e-208の加速の鋭い加速に感動した直後なのに、1.2Lピュアテックエンジンにまた魅了されてしまいましたw
忘れてはならないのが、足回りの粘り強さ。
コーナリングからの立ち上がりは路面へしっかり接地して腰高感を感じさせない安定力の高さを誇ります!
ここに来てプジョーのネコ足も体感!
プジョーまたスゴイクルマ出して来ましたね!
以上で試乗レポート完了です!
コンパクトSUVにダークホース登場
クルマ業界で1番の人気車種になっているSUV。
プジョーから発売された2008は、
個性的なデザインセンスとコンパクトボディーを感じさせない楽しめるシフトフィールを持つダークホース的存在のクルマでした!
残念なのは僕が住んでいる地方などは県内ディーラーが1店舗の地域も多く、国産メーカーと比べて実際に触れる機会が少ない点。
自宅から遠方にあると購入後の付き合いやメンテナンス面でも気にされ方も多いはずです。
自分の住んでいる地域ではトヨペット店がプジョーの代理店になっているお店もありますのでメンテナンス対応してくれるみたいです!
当ブログではいつもお伝えしていますが、
クルマの魅力は自分で体感してナンボ!
走りの楽しさを感じるコンパクトSUVを是非体感してみて下さい!
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次回の予告
直噴ターボモデル復活!
間も無く発売される要注目モデルと同じエンジンが搭載された国産ミドルSUVの新グレードを紹介します!
次回もお楽しみに!
今後もクルマの魅力を分かり易くお伝え出来るよう試行錯誤しながらより良い試乗ブログを目指して参ります!
最後まで読んで頂きありがとうございました!