ダイハツロッキーはクラスレスなスタイリングと軽快感が魅力的!
こんにちは。togariです!
今回も前回に引き続きダイハツ ロッキーの内装・試乗レビューをスズキ クロスビーと比較しながら紹介致します!
前回のエクステリア比較レビュー記事はこちらから!
エクステリア360°View動画はこちら!
立体的な質感やクラスレスなパッケージングが参考になれば幸いです!
注目の日本サイズSUVダイハツ ロッキーの魅力に迫ります!
ダイハツロッキーを検討中の方、コンパクトSUVが気になっている方へ参考になれば幸いです。
クルマの魅力を素人目線で楽しくお伝えします!
お世話になったディーラーさん
前回に引き続き試乗させて頂いたのは、
山口ダイハツ 岩国店さんです。
ありがとうございました!
こちらのディーラーさんには、
最上位グレードになる、
ロッキー Premium 2WDの試乗車が準備されています!
お近くの方は是非!
それではダイハツ ロッキーの内装をスズキ クロスビーと比較しながらチェック!
ダイハツ ロッキー内装レビュー比較
ダイハツ ロッキーのフロントドアを開けるとこの様な内装です!
スズキ クロスビーの内装はこのような仕上がり!
それでは詳しく比較していきます!
フロント ドア周り比較
ダイハツロッキー フロントドア
ダイハツロッキーのフロントドアはブラックで統一され、大型のドアハンドルがアクセントになっているSUVらしいデザインです。
ドアポケットにドリンクホルダーの仕切りが付いていて収納量も確保されていました!
マテリアルの仕上がりはハードプラ仕様でクラス相応といった所でした。
ウィンドウスイッチにも加飾はありません。
Premiumグレードになるとエアコン吹き出し口には加飾仕上げになります。
収納型のドリンクホルダーが装備されているのは便利ですね!
その下にはライト等のスイッチ類がまとめてありますが、最上位グレードでもスイッチカバーが多い箇所が少し気になりました。
スズキ クロスビー フロントドア
スズキ クロスビーのフロントドアは大きくワイドなウィンドウが特徴的!
Aピラーの小窓もかなり大きく取ってあり、サイド視界の良さが特徴です。
ドア3段階オープン機能が装備されているので狭い場所での開閉も大変便利!
発売から2年経つモデルですが、細かな配慮の高さはクロスビーが優位な面もあります。
こちらもマテリアルの質感はクラス相応といった感じでした。
最近の軽自動車の質感を思うと少し物足りなさを感じるもしれません。
スズキ クロスビーの内装にはカラーパネルを使用している所が特徴的です!
ホワイトパネルの質感はソリッドで結構良い色味です!
こちらのドリンクホルダーは固定式ですが、紙パックも入る大きさになっています!
これなら豪快に飲み干すアナタも安心!w
フロントシート比較
ダイハツ ロッキーフロントシート
最上位グレードPremiumになると、
フルファブリックxソフトレザー調シートの仕様です。
ヘッドレストにもソフトレザーが使用されなかなか立派なデザイン!
ただ、試乗時の感触としてはシートが柔らかめでホールド性はそこまで高くないように感じました。
シート調整は全グレードで手動式です。
ベースグレードのL以外には運転席にシートリフター装備は嬉しい所!
ただテレスコは装備されていないので、身長が高い方が座るとステアリングの位置は変えられず軽トラっぽいポジションになるかもしれないです。
ここは残念な所。
更に中間Gグレード以上には運転席/助手席にシートヒーターが標準装備です!
これからの季節この装備は嬉しい!
足元は画像のような吊り下げ式で一般的なリッターカーの質感。
ペダルレイアウトはセンターコンソールと左足置きのスペースが狭いので若干窮屈に感じました。
スズキ クロスビーフロントシート
対するスズキ クロスビー最上位グレードMZのシートは、
撥水加工のファブリック表皮仕上げです!
シートの仕上がりもアクティブ志向に振っているのがスズキ クロスビーの特徴です。
こちらもシート調整は手動式で、運転席シートリフターは全グレード標準装備!
更に運転席/助手席シートヒーターも全グレード標準装備!
暗くで見えづらいですが、
ズズキ クロスビーはインパネシフトを採用している為足元空間は余裕があります。
ステアリング比較
ダイハツ ロッキーステアリング
最上位グレードPreiumになるとステアリングは革巻き仕様になります。
実際に握った感触は少し硬いかなと思いました。
見た目はスゴク立派なんですけどね。
ロッキーの内装に関しては少し厳しめのレビューになってしまうのですが、最近の軽自動車の質感を考えるともう少し頑張って欲しかったなという部分があります。
ステアリングスイッチは小さめではありますが、左右対称にデザインされて実用性が高いデザインです。
安全支援機能も手元で操作可能になっています。
ダイハツ ロッキーの安全支援機能は最上位グレードPremiumになると、
アダプティブクルーズコントロール(ACC) | 全速度追従機能付 |
レーンキープコントロール(LKC) | ACC作動時ステアリング操作をアシスト |
車線逸脱警報・抑制制御機能 | ブザー音+ステアリングアシスト機能 |
ブラインドスポットモニター(BSM) | サイドミラ-内に注意喚起表示 |
リアクロストラフィックアラート(RCTA) | 後退時の安全アシスト |
アダプティブドライビングビーム(ADB) | ハイビーム使用時、対抗車両へ部分的に遮光 |
スマートアシスト | 衝突予防安全機能 |
なんとも充実した装備群!
ACCが全速追従機能っていうのはクラスを超えた装備ですね!
試乗車のステアリングスイッチ左下にPマークのスイッチが配置されているのですが、
スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)のオプション装備もあるようです!
最新の安全支援機能技術が投入された充実の装備群がダイハツ ロッキーの大きな魅力!
クロスビー ステアリング
一方のスズキ クロスビーMZは本革巻き仕上げになっています。
握った感触はクロスビーのほうが質感は高かったと思います。
スズキ クロスビーの注目ポイントは、
パドルシフトが全グレード標準装備!
以前の試乗時に使用感を確認出来ていないのですが、走りにコダワリたい方はこの装備はポイント高いです!
スズキ クロスビーの安全支援機能は、
車線逸脱警報 | 警報によって車線のはみ出しを予防 |
ふらつき警報機能 | ブザー音でドライバーに注意喚起 |
先行車発信お知らせ機能 | パッケージオプション |
オートマチックハイビーム | パッケージオプション |
衝突被害軽減ブレーキ | パッケージオプション |
誤発進抑制機能 | パッケージオプション |
後退時ブレーキサポート | パッケージオプション |
オプション設定になっている機能も多いですが、安全支援機能としては最新の仕様より少し遅れている部分を感じます。
運転ディスプレイ比較
ダイハツ ロッキー運転ディスプレイ
「遂にこのクラスでも全面液晶パネル採用ですか!」
アクティブマルチインフォメーションメーターが全グレード標準装備!
画像解像度も高くて先進的なデザインです!
このディスプレイはデザインを4種類選択可能になっています。
- 先進
- ワクワク
- シンプル
- アナログ
画像はアナログのデザイン表示になるのですが、
個人的には“先進”というデザインがかなりツボでした!
ダイヤル状に並ぶ数字部分がタコメーターになっています!
これ最高ww
視認性が高いかは置いといて、こういった遊び心の演出もこのクラスならではですね!
クロスビー運転ディスプレイ
スズキ クロスビーのディスプレイは一般的なマルチインフォメーションを配置したアナログ式になっています。
アニメーションクロスビーが現れるといった遊び心ある演出も面白いですね!
運転席全景比較
ダイハツロッキー 運転席全景
水平調のインパネデザインを採用してドライバーへ少し傾いたデザインになっています。
全体のデザインとしてはSUVらしい力強い印象を受けました!
スズキ クロスビー運転席全景
スズキ クロスビーの特徴はカラーパネル採用!
ホワイトパネルで室内が明るくなりポップな印象を受けます!
残念なポイントはボディー同色でコーディネートしようとすると、オプション設定になってしまう点。
今回の試乗車ホワイトはボディーカラーと同色になっていますが、
標準装備はどのボディーカラーを選んでもパネルがホワイトになってしまいます。
インターフェース比較
ダイハツ ロッキー ディスプレイオーディオ
今回の試乗車にはスマホを連携して使用するディスプレイオーディオが装備されていました。
トヨタ新型カローラから搭載されているインターフェースですが、
ダイハツ ロッキーの場合は標準装備ではないみたいです。
こちらのナビはスマートパノラマパーキングが使用出来る9インチナビでオプション価格は14.8万円でした。
ディスプレイオーディオについては依然新型カローラツーリング試乗記事内でレビューしていますので良かったら参考にしてみて下さい!
ナビアプリを使用するにはUSBケーブル接続とWi-Fiルーターの契約が必要になります。
通常のメモリーナビも選択出来ますが、ディスプレイオーディオ仕様だと今回もCD/DVD再生は対応していないです。
営業の方にお聞きしたお得な情報として、
ディスプレイオーディオを含むダイハツコネクト対応のナビを選択した場合、
3年間毎月1GBのパケット料サービスが付いて来るみたいです!
マジっすか!w
スズキ クロスビー 8インチナビ
こちらは8インチのパナソニック製のナビが装備されていました。
画面サイズとしてはクラス並みですが、先進的な機能は搭載されていないので比べると見劣りする部分はありますね。
エアコン装備比較
ダイハツ ロッキーエアコン
ベーグレードL以上になると、オートエアコンが装備されています。
この周りもハードプラ仕上げが目立ちます。
エンジンスタートボタンと温度調整ダイヤルを紛らわしい位置に配置した理由が謎ですがw
スズキ クロスビーエアコン
こちらもオートエアコンが装備されていますが、
ツールの様な遊び心があるデザインが個性的ですね!
シフトレバー比較
ダイハツ ロッキーシフトレバー
シフトブーツも装備されクラスとしては十分な質感です!
ダイハツ ロッキーの場合はマニュアル式のシーケンシャルシャフトが装備されてシフトチェンジが楽しめるようになっています。
画像が切れてしまっていますが、
サイドブレーキはレバー式です。
安全支援装備は十分なのに、この仕様でがっくり来る方も多いんじゃないでしょうか。
スズキ クロスビー インパネシフト
こちらはインパネシフト採用による、足元空間の広さが魅力的!
シフトレバー自体の仕上がりも結構しっかりした造りですね!
画像がないのですが、スズキ クロスビーはインパネシフト採用の為、サイドブレーキは足踏み式を採用しています。
助手席側比較
ダイハツ ロッキー助手席
ダッシュボード周りハードプラ仕上げで質感は割り切り感があります。
グローブボックス内も仕上げ材は使用していなかったです。
スズキ クロスビー助手席
ダッシュボードの仕上がりはカラーパネルを採用してある為、見た目の質感も高いですね!
後席居住性比較
ダイハツ ロッキー後席
さすがに後席アームレストは装備されていませんが、後席の居住空間はかなり広く感じました!
172cmの自分が座っても膝前空間に余裕があるのでファミリーユースとしてもゆったりとした後席空間は魅力的ですね!
後席のリクライニングは 2段階調節可能です!
僅かですが上位セグメントでもリクライニング不可のクルマがあるなかで、この差は大きい!
スズキ クロスビー後席
こちらも後席の居住空間は広く取られています。
折り畳み式テーブルも装備されていて、クロスビーのユーティリティーの高さは大きな魅力ポイントですね!
クロスビーはシートが前後スライド可能で多彩なシートアレンジが可能になっている点も高く評価出来ると思います!
長くなってしまいましたが、以上で内装比較レビュー完了です!
最後に試乗レビューに移ります!
ダイハツ ロッキー試乗レビュー
今回は市街地走行で余り長い時間の試乗では無かったのですが、動的質感の紹介を致します!
試乗車スペック
今回の試乗車の車両スペックです。
ダイハツ ロッキーPremium 2WD
全長 | 3,995mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,620mm |
ホイールベース | 2,525mm |
車両重量 | 980kg |
搭載エンジン | 1.0L直列3気筒ターボ CVT |
最大出力/トルク | 98PS/140N・m |
駆動方式 | FF |
使用燃料 | レギュラー |
燃費 | WLCTモード 18.6km/L |
乗車定員 | 5名 |
車両本体価格 | 220万円 |
日本仕様SUVの動的質感をチェック!
出足の印象は?
アクセルをタッチした出足の印象は、
クルマがスッと進む軽快感!
アクセルワークが軽快でキビキビした挙動を感じました!
加速を続けると室内にエンジン音が入っててきますが、ここは1.0L3気筒ターボなので仕方無い部分だと思います。
クロスビーの時も感じたのですが、コンパクトサイズの車体を操る楽しさがこのクラスの面白いポイント!
アイポイントも高いので車体感覚も掴み易い為クルマの運転が苦手な方でも扱い易いサイズ感は魅力的!
17インチの大口径ホイールは硬めかなと思ったのですが、突き上げ感はそこまで感じる事なくショックを収束してくれました。
全体的にはAセグクラスのクルマとしては十分まとめられているとは思いますが、
個人的な感想としては軽快感が強く出ていて、クルマの性能としては印象が薄い面も感じられました。
エクステリアとのギャップ
ダイハツ ロッキーエクステリアの魅力である、
力強いSUVライクなエクステリアとは対照的に、動的質感に強いトルク感は感じられかったのが正直な所です。
このカッコいいエクステリアを見ると力強い走りを期待してしまいました。
その点ではスズキクロスビーに搭載されているマイルドハイブリッドは、低速時にモーターアシストが効くので力強さはこちらが優位になっているかと思います。
コンパクトSUVに動的質感を求めると、
ボディーサイズ3ナンバーになり排気量も上がる為維持費は高くなってしまいますが、
今年発売されたこちらの2台はクルマとしての本質はとてもしっかり造り込まれていました。
実際にダイハツロッキーを購入される方は2WDを選ばれる方が多いそうで、
シティーユースな軽快感あるスタイリングを楽しむクルマとしては魅力ある1台だと思います。
以上でダイハツ ロッキー試乗レビュー完了です!
まとめ
トレンドのSUVスタイルで取り回しが効き、居住性も確保されたコンパクトSUVとしてはこのクラスで頭1つ出ている存在のダイハツ ロッキー。
動的質感では改善の面も見られると思いますが、やはりこのエクステリアとサイズのパッケージングは魅力を感じる1台でもあります!
当ブログではいつもお伝えしていますが、
クルマの魅力は自分で体感してナンボ!
日本仕様SUVの魅力を是非お近くのディーラーで体感してみて下さい!
クルマの購入を検討中の方はクルマの下取りを検討されていると思うのですが、
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次回の予告
次回の魅力を紹介するクルマは、
クルマの常識を変える!
美しき流麗な4ドアクーペを紹介致します!
展示イベントへ伺ってきたのですが、少しだけ試乗もさせて頂きました!
お楽しみに!
今後も気になるクルマ・話題のクルマを自分で体感して、楽しく読みやすいブログをお伝えしようと思っています!
最後まで読んで頂きありがとうございました!